From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が20才の頃、「アクション俳優になろう!」と決めて、「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。
 
 
ヒゲ先生の凄まじい演技力を見せつけられた僕ら受講生たちは、大きなぷれっしゃーを感じていました。
 
 
ただ同時に、今まで味わったことのないような興奮も感じていました。
 
 
「これができるようになったら・・・このヒゲ先生に認められる演技ができるようになったら・・・一気にレベルアップできることは間違いない。」
 
 
そう思わせる強いパワーが、ヒゲ先生の演技にはありました。
 
 
僕は個人的には「恐い人」「すぐ怒る人」は好きではありません。
 
 
でも、今までがちょっとぬるま湯過ぎた感じがあったので、ここでこのヒゲ先生に食らいついてみるのも悪くないかもしれない、と思い始めました。
 
 

見せることの大切さ

今振り返ってみると、ヒゲ先生は最初のプレゼンがとても上手だったと思います。
 
 
「自分がお手本を見せずに、ただ部下や後輩のできない部分ばかりを指摘して怒っている人」
 
 
の場合は、恐怖で人を支配することはできますが、言われた側の内心では、
 
 
「そんなこと言って、自分はできるのかよ!」
 
 
みたいに思われる確率が高くなります。また、部下や後輩の欠点を指摘することで、怒っている本人にとっても「自分の中にあるハードル」が上がってしまいます。
 
 
「ふだん人に指摘していることを自分が完璧にできなかったら、カッコ悪い」
 
 
と感じて、ますますお手本を見せづらくなる・・・というループにハマりがちです。
 
 
でも、このヒゲ先生は最初にスゴいお手本をガツン!と見せることで、僕らの内心の反論「そんなこと言って自分はできるのかよ!」を一気に打ち消しました。
 
 
ここまで見事な演技を見せられたら、文句は言えなくなります。
 
 

最初の宿題

お手本の演技に圧倒されて静まりかえっている教室内で、ヒゲ先生が言いました。
 
 
ヒゲ先生:「それでは、今日の宿題を伝えます。しっかりメモしておくように。○○ページから○○ページまで。この文章を最低限暗記して見ないでも言えるようにしてきてください。」
 
 
けっこうページのボリュームがあります。う~このボリュームを完全に暗記してくるのか・・・これはけっこう大変だ。
 
 
でも、やるしかありません。1週間後には、またこの場に来て発表することになるのです。
 
 
ヒゲ先生:「もし、この宿題を見て無理だと思った人は、無理しないでください。今日、帰りに受付に寄って、クラスを替えてもらって下さい。君たちに私のクラスを受けなければならない義務はありません。私も時間をムダにしたくありません。私のクラスを受けたい人だけ、来週も来てください。」
 
 

みんなのリアクション

レッスンが終わると、ヒゲ先生はサッと荷物を持ってすぐ教室を出て行きました。
 
 
「ふぅ~」
 
 
緊張が解けた教室内に、全員のため息がどっともれました。
 
 
みんな静かにお互いの目を見合っています。
 
 
圧倒されてすぐに動けない感じです。
 
 
しばらくすると、みんなポツポツと話し始めました。
 
 
「さっきの演技、スゴかったですね。」
 
 
「あ~恐いなぁ~来週大丈夫かなぁ~」
 
 
「でも、実力はつきそうだよね。」
 
 
「俺、自信ないわ。ちょっとムリ。帰りに受付に寄ってクラス替えてもらうことにする。」
 
 
色んな声が飛び交っています。
 
 
苦境を一緒に体験したことで、クラス全体の一体感が生まれているようでした。
 
 
僕もこれまで話したことのなかった人たちと話しました。
 
 

共通の敵

こういう状況を、マーケティング用語で「共通の敵」と言います。
 
 
「それまで敵対していた者同士にとって共通の敵が現れることで、仲良くなる」
 
 
という心理です。
 
 
映画やマンガのストーリーでもよく使われる手法です。
 
ドラゴンボールの中でも使われています。
 
 
①地球を支配しようとするピッコロ大魔王と、主人公ヒーローの悟空が戦う。
 
 
②悟空とピッコロよりもっと強いサイヤ人が地球を襲撃しに来たことで、ピッコロが悟空に手を貸して2人で一緒に戦う。
 
 
③悟空とサイヤ人の王子ベジータが激闘を繰り広げる。
 
 
④サイヤ人よりもっと強いフリーザが宇宙を支配しようと動き出したことで、今度はベジータと悟空、ピッコロの3人が手を組んで戦う。
 
 
という流れです。
 
 
今回のヒゲ先生は、まさに僕らにとっては「共通の敵」になりました。
 
 
それにより、クラス内にこれまでなかった一体感が生まれつつありました。
 
 
・・・つづく。
 
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