【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編51】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
僕は職場の先輩のFさんと一緒に、「男2人のお台場ドライブ」に出かけました。
 
 
運転初心者の僕のとなりの助手席に、運転ベテランのFさんが乗った状態でお台場に向かいました。
 
 
当時はまだカーナビが普及していなかったので、経験豊富なFさんが「人間カーナビ」みたいに横から指示を出してくれました。
 
 
Fさん:「その道を右に曲がりま~す!次の信号を左で~す!」
 
 
という感じで、本当にカーナビっぽく声を出しながら、案内してくれました。
 
 

Fさんのデート必勝術

静岡から東京エリアまでは、東名高速道路に乗ってまっすぐ進むだけなので、そんなに難しくありませんでした。
 
 
僕らは「Fさんのデート必勝術」の話で盛り上がりました。
 
 
・食事に行ったら、男がおごるのが基本
 
・女性がトイレに行っている間にお会計を済ませる
 
・ドライブデートでは、必ず自分が運転する
 
・もし車を買うなら、この車種がモテるかも
 
・ドライブデートでロマンチックな雰囲気になる景色のスポット
 
・車内で会話を続かせるための話題10選
 
 
などなど、色んな役立つ情報を教えてもらいました。
 
 
今振り返ると、バブリーな雰囲気のアドバイスもありましたが、Fさんのアドバイスは具体的で分かりやすかったので、その後も僕の行動基準になりました。
 
 

最も難関な首都高速道路

そうこうしているうちに、あっという間に東京エリアに入りました。
 
 
一番の難関は「首都高速道路(首都高)」です。
 
 
首都高は初心者ドライバーにとっては、まるで迷路のような作りになっています。
 
 
高速道路なのにカーブが多くて、先が見えづらいのです。
 
 
しかも数分おきに左右の分岐点が出てきて、どっちに進むかの選択を迫られます。
 
 
看板を見ても「こっちがお台場方面」なんて分かりやすい表示が出てくるわけではありません。
 
 
見たこともないような地名の看板が次々と出現します。
 
まるでテレビゲームのようです。
 
 
助手席のFさんも、それまでのんびりしたムードでしたが、首都高に入った瞬間にちょっとピリッとした感じになりました。
 
 
Fさん:「さあ、おにーちゃん、ここからが勝負だよ!」
 
 
僕:「はい!」
 
 
Fさん:「首都高は一度方向を間違えると、戻ってくるのが大変になるから。」
 
 
僕:「そうなんですね。緊張します!」
 
 
Fさん:「まあ、出口が多いから、もし間違えたらすぐ次の出口で一度出て、また入り直すって手もあるんだけどね。でも、デートではできるだけ間違えたくないじゃん?」
 
 
僕:「はい。間違えたくないです。」
 
 
Fさん:「じゃあ、今から看板に注目しててね。俺が言う方向に向かっていけば、迷わず行けるから大丈夫!」
 
 
僕:「はい!」
 
 
Fさん:「まず、今見えてる看板を左ね。○○方面って書いてあるでしょ?」
 
 
僕:「はい。ここを左ですね!」
 
 
その後、Fさんは数分おきに分岐点が現れるたびに、的確な指示を早めにくれました。
 
 
Fさんは特に何かのメモなどを見ているそぶりはありません。僕は驚きました。
 
 
僕:「Fさんはこの分岐点の行き方を、全部覚えてるんですか?」
 
 
Fさん:「うん、そうだよ。全部暗記した(笑)」
 
 
僕:「えーーー!!マジっすか!!そんなことができるんですか!」
 
 
Fさん:「もちろん、最初は地図を見て下調べしておいてから、自分ひとりでも運転して練習したりしたけどね。」
 
 
僕:「それにしても、こんなに覚えられるものなんですね。」
 
 
Fさん:「大丈夫だよ、おにーちゃん。こんなの仕事の内容覚えるよりカンタンだから。」
 
 
僕:「そうは思えないです・・・僕は方向音痴なんで。」
 
 
Fさん:「ゲームだと思えばカンタンじゃない?ドラクエのダンジョンで次の分岐点では右か左か?とか、何度か繰り返してるうちに身体で覚えたでしょ?」
 
 
僕:「たしかに。ドラクエのダンジョンはそうやって覚えましたね。」
 
 
Fさん:「あれと同じだから。そんなに難しくないよ。」
 
 
僕:「それにしても、分岐点が本当に多いですね。」
 
 
Fさん:「逆に言えば、分岐点の順番さえ覚えちゃえば、けっこうカンタンってこと!」
 
 
僕:「たしかに!でも、今日だけで覚えられるかなぁ~」
 
 
Fさん:「大丈夫!俺が順番を書いた紙を後であげるよ。運転しながら見える位置にメモを貼っておいて、チラ見しながら進めば迷わないよ。」
 
 
僕:「いいですね!メモ!ありがとうございます!」
 
 
そんなやりとりをしながら、ついに僕らはお台場エリアにたどりつきました。
 
 
・・・つづく。
 
 
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