From  師範代Shinya(新村真也)

(→前回のつづき)

※僕が20才の頃、「アクション俳優になろう!」と決めて、「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。

スクールで初めてできた友達のT君とSさんとの3人の会話は、僕にとって毎週の楽しみになりました。

僕らはまだ芸能界に入った状態ではありませんでしたが、ヒゲ先生の演技レッスンを受けることで、少なくともこの世界の厳しさや、演じることの難しさを体感することができました。

この話題を共有できるのは、同じ体験をしているこの3人しかいませんでした。

お互い家に帰ればまた、今までと変わらない人間関係が待っています。

今までと同じ職場に行き、今までと同じ人達と同じ話題で話すと、また元の自分の「ノリ」に戻ってしまうような感覚がありました。

東京で演技レッスンを受けている自分が「現実の自分ではない」ような気がしてきてしまうのです。

でも、T君とSさんと僕の3人でつながったことで、スクールの外でも自分の将来について話せるようになりました。

この3人での会話の時間は、自分の夢や目標を安心して語り合える空間でした。

 

日常会話がツラい・・・

T君とSさんと仲良くなった頃から、僕はだんだん地元での日常の周りの人達との会話がツラく感じることが出てきました。

自分の夢や目標を語れないのは仕方ないのですが、それとは別の悩みが出てきたのです。

それは自分が「ドラマや映画に関する話題」に敏感になってきたことでした。

僕が20才の頃は、テレビが大衆のエンタメとして大きな影響力を持っていました。

当時はまだYouTube動画もスマホもなく、ネットもそんなに普及していませんでした。

この時代の全世代の人達にとって、エンタメ&情報源の大部分はテレビ番組だったのです。

なので、僕と同世代の人達との会話に「テレビ番組の話題」がよく出てきました。

人気ドラマが放映された翌日は、よくその話題で持ちきりになりました。

 

「見る側」と「演じる側」

テレビや映画を「見る側」と「演じる側」には大きな差があります。

見る側はテレビの前でお菓子を食べながら「この女優は演技は下手だ」とか言いたい放題できます。

でも自分が演じる側になってみると、上手に自然に見せるのがいかに大変かがよく分かります。

芸能人で「演技や歌がヘタ」だと言われている人を批判する気にはなれなくなってきます。

周りの人達は今まで通りの会話をしているのに、僕は自分の反応が変わってきているのに気付きました。たとえば、

「あの女優はカワイイけど演技は下手だよね~」

という言葉を投げかけられたら、今までのように

「そうだよね~」

とは言えない自分になってきたのです。

心の中では、

「何を言ってるんだ!演技をするのがいかに難しいか分からないくせに、そんなことを言うな!」

という反論が自分の中で出てきます。でも、それをグッとこらえて、

「そうだよね~あの女優の演技はヘタだね。」

と言った場合、心の中にモヤモヤが生まれます。

自分が「演技する側の人間」の視点に切り替わり始めているのに、「演技を見る側の人間」で発言をしなければならないのが、ツラく感じるようになってきました。

もちろん、女優の演技を批判している人は悪気があって言っているわけではありません。

ただの「息抜きのおしゃべり」です。今までと同じ話題を同じように話しているに過ぎません。

変わったのは僕の方です。

割り切って表面的にごまかして周りに同調したとしても、心のどこかで「本当の自分」を押し殺している感覚がありました。

これは演技に限らずだと思いますが、自分のやりたいことを追い求めて自分の中に変化が生まれてくると、どうしても今までの人間関係の中では苦しい思いをすることが増えてきます。

自分の体験が変わることで、価値観が変わります。

自分の価値観が変わることで、同じ話題に対する反応が変わるのです。

成長のためには必要な痛みだとは分かっていますが、実際に経験するとけっこうツラいものでした。

T君とSさんも、同じような痛みを地元の日常生活で味わっているようでした。

・・・つづく。

 

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