From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※僕がカラーコーディネーター1級の試験に再チャレンジしながら、転職活動をした時の体験談の続きです。
ジーンズショップの面接を受けた後、僕は帰り道で決意していました。
「よし!ここで面接が受かって採用されたら、すぐに転職しよう!」
と。
正社員候補で入社しても、最初はアルバイトからのスタートと言われたし、これまでのイトーヨーカドーでのパート社員の仕事とそんなに負担は変わらないだろう・・・それなら、カラーの勉強を続けつつ、新しい仕事を覚えられるに違いない!
と思っていたのです。
ところが、これが予想外に大変なことになるとは、この時には思ってもいませんでした。
採用通知
ジーンズショップの採用は、割とすぐに決まりました。
翌日には店長から電話があり、「採用が決まりました。来月から勤務できますか?」と言われました。
今の職場には、面接に受かったらすぐに辞めることを事前に伝えてあったので、僕はすぐに「はい!よろしくお願いします!」と答えました。
自分の新しい人生のステージが始まる!
とワクワクしていました。以前は考えたこともなかった「服飾業界での仕事」は、当時20代半ばだった僕にとっては、キラキラして見えました。
でも、実際にやってみたら・・・予想と違った!
なんてことは、どんな仕事でもよくあります。
特にお店で働く仕事は、外側からお客さんとして見るのと、スタッフになって内側から見るのとでは、まったく違うことがよくあります。
というより、違う方が当たり前と思った方が良いかもしれません。
3つ目の職場
僕にとっては今回受かったジーンズショップが、高校卒業後3つ目の仕事でした。高校時代のアルバイト経験も入れると、6つ目になります。
【高校時代】
①郵便局で年賀状配達のバイト(年末年始だけ)
↓↓↓
②八百屋でバイト(多店舗展開)
↓↓↓
③モスバーガーでバイト
【高校卒業後】
④鉄工場
↓↓↓
⑤イトーヨーカードーの服飾売り場
↓↓↓
⑥今回のジーンズショップ
という流れです。
どんな職場にも、メリット&デメリットがあります。
それぞれの職場のメリット&デメリット
僕が感じたそれぞれの仕事のメリット&デメリットは、こんな感じでした。
①郵便局で年賀状配達のバイト
【メリット】
・ルートを一度覚えたら、後はラク。ガンバって早めに配り終われば、後は家に帰ってのんびりして、所定の時間になったら局に戻ればOK。
(一応ルール上では、「早めに配り終わったら、局内で仕分けを手伝いなさい」となっていました。でも、外回り部隊はみんなどこかで時間をつぶして、時間ギリギリに帰ってきていました)
【デメリット】
・年末年始しか仕事がない
・雨の日がつらい
・ペダルが重い自転車で回るので、慣れないうちは足がけっこうしんどい
②八百屋でバイト
【メリット】
・店を丸ごと任されるので、上司の監視がない。高校生の立場で、完全に1人でお店を切り盛りする経験が積める。
・そんなにお客さんが多いわけではないので、ワンオペでも割と余裕で、のんびりできる。
【デメリット】
・休みがない。(1ヶ月に1日だけ休み。今考えると法律違反)
・大きな施設の屋外駐車場にテントを張って野菜や果物を売っているので、夏は暑く冬は寒い。
・たまに商品の在庫を追加しにトラックでやって来る社長が、パンチパーマで顔が恐い。しゃべり方も恐い。
③モスバーガーでバイト
【メリット】
・食べ物を扱うので、清潔な環境で仕事できる。
・空調が効いているので、屋外でのバイトより快適。
・同年代の女子が多くて、モチベーションが上がる。
【デメリット】
・高校時代に経験したバイトの中で、一番時給が低い。
・お客さんの数が多すぎて、目が回る忙しさ。お昼休憩時間も15分ぐらいしかない。(今考えるとたぶん法律違反)
・常に忙しいので、みんなピリピリしている。調理場メンバーのミスでハンバーガーの入れ忘れなどがあると、レジ係の僕がまずお客さんに怒られる。
④鉄工場
【メリット】
・残業がほとんどないので、1日8時間以上働くことはない。
・一度材料をセットしたら、後は機械が自動で部品を削るのを監視しているだけなので、動き回る必要はない。
【デメリット】
・空調がないので、真夏&真冬がキツい。
・鉄粉が舞う中での仕事なので、慢性の気管支炎になってしまった。
・親方がパンチパーマで恐い。しゃべり方も恐い。
⑤イトーヨーカードーの服飾売り場
【メリット】
・清潔で空調が効いている環境なので、身体がラク。
・人間関係が良い。パンチパーマで恐いオジサンがいない。
・商品が個人的に好き。(服飾小物)
【デメリット】
・特になし。強いて言えば、正社員への道が用意されていないこと。また社員さんが定期的に異動になるので、次に誰が来るか?で職場の雰囲気が変わる可能性アリ。
という感じでした。
最後の⑤のイトーヨーカドーの環境が良すぎて、僕はすっかりぬるま湯に慣れてしまっていました。
そして、そこから飛び出した先は、飛び上がるほどのキツい環境でした。
・・・つづく。
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