【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編8】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
僕が23才の頃、服飾系の会社へ転職するために「カラーコーディネーター」の資格を取ることにした話の続きです。
 
 
最初の授業が終わると、みんなテキストをバッグにしまいながら立ち上がって帰っていきました。
 
 
時間は夜9時です。授業が始まるのが夜7時なので、おそらくみんな仕事帰りに直行でここに来ているに違いありません。
 
 
僕もこれから夕飯を食べてから帰ろうと思いました。
 
 
僕は休み時間に席が両隣の女性と後ろの男性の3人と仲良くなったので、みんなに声をかけてみました。
 
 
僕:「お疲れ様です!」
 
 
左の女性:「お疲れ様でした。」
 
 
右の女性:「お疲れ様です。」
 
 
後ろの男性:「お疲れ様で~す。」
 
 
僕:「みなさんもう夕飯食べましたか?僕は今から駅前で食べてから帰ろうと思うんですが、良かったら一緒にどうですか?」
 
 
左の女性:「いいですね!私もちょうど夕飯を食べて帰ろうかと思ってたところです。」
 
 
右の女性:「あ、じゃあ、私も。」
 
 
後ろの男性:「行きますよ!」
 
 
思ったよりあっさりみんなOKしてくれました。
 
 
これは面白いことになりそうだ!
 
 
と僕は思いました。
 
 

今までとは違う人達

今回出会ったメンバーは、僕が今までの習い事で出会った人達とは違う環境にいる人達でした。
 
 
僕が今まで習い事で出会った人達は、独特というか、濃い世界の人達でした。
 
 
・空手道場では、熱い魂と修行マインドを持った男性たち(女性はゼロ)
 
・俳優養成所では、「芸能界に入って人生を変えるぞ!」という熱い希望を抱いて全国から通っている男女
 
 
両方とも、日常生活ではあまり出会わないタイプの人達です。
 
 
でも、今回のカラーコーディネーターの授業で出会った人達は、そこまで熱くはないはずです。
 
 
「カラーコーディネーター1級まで取って、カラーのプロになって人生を変えるぞ-!」
 
 
と意気込んでいる人は、おそらくいないと思います。
 
 
みんな普通の会社員や大学生で、「とりあえず資格を取れば転職や就職に有利になりそう」ぐらいのユルいマインドで来ている人達が多そうです。
 
 
僕も、とりあえず3級ぐらい取っておけば履歴書に書けるし、転職する時にも有利かなぁ・・・ぐらいの気分で始めました。
 
 
同じぐらいの熱量の人達なら、一緒にご飯を食べてもちぐはぐな会話にならないと思います。
 
 
僕は今まで出会ったことのない人達との会話にワクワクしていました。
 
 
 

4人で会食

僕ら4人は駅前の居酒屋に入りました。
 
 
中は仕事帰りのサラリーマン達で混み合っていました。
 
初めて会う人達と話すには、このぐらいザワザワした環境がちょうど良いかもしれません。
 
 
僕らは席につくと、飲み物を注文して乾杯しました。
 
 
その後、改めてお互いの自己紹介や状況を話しました。
 
僕の左隣に座っていたKさんは僕より1つ年上で、普段は事務の仕事をしている人でした。
 
 
来年には転職したいと考えていて、そのためにカラーコーディネーターの資格を2級まで取りたいということでした。
 
 
この半年講座では、最終ゴールが3級取得ですが、ちょっと頑張ればダブル受験で2級も受けることができるそうです。
 
 
Kさんには僕と同い年の弟がいるとのことでした。
 
 
僕が最初にKさんに話しかけた時に、あまり警戒心がなく気さくに対応してれくたのは、それが理由かもしれません。
 
 
僕の右隣に座っていた女性のMさんは、今大学3年生で、就活のためにカラーコーディネーターの資格を取っておこうと思ったそうです。
 
 
まだどんな職種につくか決めていませんが、とりあえずファッション系の業界かインテリア系の業界に行けたらいいな、と考えているとのことでした。
 
 
大学3年生ということは、僕よりも1~2才年下ということになります。
 
 
でもMさんの落ち着いた大人っぽいファッションと、キリッと整った顔立ち、しっかりした話し方からは、すでに社会人ぽいオーラが漂っていました。
 
 
Mさんには僕と同い年のお兄さんがいるとのことで、Kさんと同じように共通点を感じました。
 
 
ただMさんはKさんに比べると、ちょっと距離感があるというか、まだ警戒心がある感じでした。
 
 
僕の後ろに座っていた男性のD君は僕と同い年で、今はアルバイトをしながら生計を立てているそうですが、「正社員でちゃんとした仕事を見つけたい」ということで、カラーコーディネーターの資格を取るために通い始めたそうです。
 
 
D君はまさに今の僕と同じ環境で目的も同じでした。
 
 
僕らは年も近いので、「お互いに敬語は無しでいこう」という風になりました。
 
 
その日は男女2:2で合コンのような雰囲気でお互いの身の上話で盛り上がって、とても楽しい時間になりました。
 
 
・・・つづく。
 
 
 

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