From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
→前回のつづき)
※カナダのバンクーバーでの僕のビジネス留学体験談の続きです。
 
マーケティング部に配属された僕が、「仕事をタテ割りで与えられたこと」に感動していると、マーケティング部長のサラが一言付け加えました。
 
サラ:「ただし、さっき言ったように受付の仕事を手伝いながらになるからお願いね。じゃあ今から、あなたの席へ案内するわ。」
 
そう言ってサラは、僕を再び受付カウンターまで連れて行きました。
 
受付には、ちょっと怖い雰囲気の金髪女性のメリッサがいました。
 
メリッサの席の隣に、空いているイスとデスクがありました。デスクの上にはパソコンがあります。
 
サラ:「ここがあなたのデスクよ。このパソコンはネットにもつながるから、競合他社のリサーチに自由に使ってね。」
 
僕:「はい!わかりました!」
 
サラ:「データを作る作業をしながら、受付に人が来たら対応したり、電話が鳴ったら取ったりしてね。メリッサひとりだけだと大変だから。」
 
すると、僕らの会話を横で聞いていたメリッサが、大きな声で言いました。
 
メリッサ:「本当よ!受付にひとりじゃあ、お客さんに対応してる時に電話が鳴ったら取れないし、私はトイレにも行けないわ!」
 
う・・・やっぱりしゃべり方が怖い・・・
 
競合他社のリサーチは楽しそうですが、メリッサと一緒に受付乗務をするのはかなりの恐怖です。
 
そもそも、自分に来客対応ができるのか?電話が鳴って取ったところで、ちゃんと内容を聞き取ってうまく取り次ぎができるのか?
 
うまくできなかったとき、メリッサは僕に対してどんな反応をするんだろう?
 
いろんな不安がこみ上げてきました。
 
そんな僕の不安をよそに、サラは明るい笑顔で言いました。
 
「じゃあ、今からあなたの同僚を紹介するわ。マーケティング部門の社員よ。」
 
そうか!メリッサはマーケティング部門じゃないのか!
 
どうやら僕は、受付部門とマーケティング部門の兼任のような感じのポジションのようです。
 
メリッサ以外に、まだ他に先輩がいるとは・・・こんどはどんな人なんだろう・・・
 
僕はドキドキしながら、サラの後についていきました。
 
 

同僚デイビッド

サラと僕は、また広い廊下を歩いていきました。
 
この廊下には左右にドアが並んでいて、ドアの周りはすりガラスになっていて、中が少し見えるようになっています。
 
各部屋には社員がひとりずついるようです。ひとつひとつの部屋はとても大きく、広々しています。
 
日本の事務職の職場は、こんな風に個別になっていなくて、広い部屋に机がズラッと並んでいるイメージです。
 
個室が与えられるのは、昇進しまくって、役職がかなり上がった人だけ、というイメージがありました。
 
でも、ここではすべての社員に同じ広さの個室が与えられているようでした。
 
いいなぁ。こんな職場環境なら、かなり集中できるに違いない!
 
そんなことを思いながら廊下を歩いていると、サラが、ひとつの部屋の前で立ち止まりました。
 
「コン!コン!」
 
サラがドアをノックすると、中から男性の声が聞こえてきました。
 
「Come on in!」(入ってきて!)
 
ドアを開けると、大きな机の向こう側には、革張りのイスに座った白人男性がいました。
 
こっちを見ながら、にこにこしています。
 
サラが僕のことを紹介しました。
 
サラ:「こちらは、あなたの同僚になるデイビッドよ。デイビッド、こちらはシンヤ。今日から私たちマーケティング部門で働いてくれるの。日本から来たのよ。」
 
デイビッド:「Hey!シンヤ!デイビッドだ!よろしく!」
 
そう言って、デイビッドは僕の手をギュッと力強く握ってきました。かなりガッチリと強い力です。
 
 

握手の意味

そういえば西洋圏の文化では、「握手」は大事なあいさつで、握り方の強さが大事だと教わったのを思い出しました。特に男性の間では、「強く握る=友好の証」だと。
 
でも、握手に慣れていない日本人は握り方が弱いので、相手には「あなたとは仲良くなるつもりはない」というメッセージに取られてしまうこともあり、注意が必要だと、日本にいたネイティブの友達に言われたことがありました。
 
それ以来、僕はネイティブとの握手は常に力強く握り返すようになりました。今回も、僕はデイビッドの手を強く握り返しました。
 
デイビッドは、満足げに僕の目をまっすぐ見てきました。あぁ、こういうあいさつってなんかいいなぁ・・・日本のフォーマルなおじぎだけとかよりも、ずっと親近感がわくなぁ・・・
 
 

明るいキャラ

デイビッドとの一通り型どおりの挨拶を終えたあと、サラは
 
「もし、わからないことがあったら、私かデイビッドに聞いてね。」
 
と言って、自分の部屋に戻っていきました。
 
デイビッドは、その後もしばらく僕と話してくれました。
 
デイビッドは、前に韓国で英会話スクールの先生をしていた経験があることや、日本にも旅行で行ったことがあると話してくれました。
 
そして、「アジアの国々は大好きだ!」と言いました。
 
ほっ!よかった!
 
サラといい、デイビッドといい、マーケティング部門の人たちは、明るくて親しみやすそうなキャラです。
 
他にも社員はいるんだろうか?そう思いながら、ためしにデイビッドに聞いてみました。
 
僕:「マーケティング部門は、サラとあなたと僕の3人ですか?」
 
デイビッド:「いや、もうひとりインターン生がいるよ。あ!そういえば!サラは紹介し忘れたな!よし!じゃあ、俺が今から紹介するよ。ついておいで!」
 
そう言うと、デイビッドは僕を部屋の外へ連れ出して、廊下をさらに奥へ進んでいきました。
 
・・・つづく。
 
 
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