【僕のCASEC(キャセック)初体験談②】

 From  師範代Shinya(新村真也)
 
(※僕がカナダに3ヶ月間留学してから帰国後の、日本での体験談です)
 
(→前回のつづき)
 
 
CASECテストの全4セクションのうち、前半の2セクションが終わりました。
 
 
問題数が少ないので、あまり疲れはありません。
 
 
1問あたりの持ち時間は、60秒~90秒ですが、僕はTOEICテストを受けるときと同じリズムで解いていったので、1問あたり10秒~15秒で解いていました。
 
 
なので、ここまでで15分かかったかどうか?くらいです。
 
 
まだ余力はたっぷりあります!
 
 
 

リスニングスタート!

後半2セクションはリスニング問題です。
 
 
セクション3は、ちょっと長めの会話を聞いて、その後に出てくる質問に答えるタイプの問題でした。
 
 
会話の長さ的には、TOEICのパート3&4みたいな感じです。
 
 
ただ、問題文が画面上に表示されるのが、すべてを聞き終わってからなので、先読みできません。
 
 
かなり集中して聞きながら記憶を保っていないと、忘れてしまいそうです。
 
 
聞き終わると、出題される問題は、「ざっくり全体を問う内容」でした。
 
 
これなら、細かい部分を忘れても、大丈夫です。
 
 
僕は、このセクションはかなり自信を持って最後まで解けました。
 
 
正解すると、レベルがどんどん上がっていくのはどのセクションでも同じです。
 
 
会話の長さや難易度はどんどん上がっていきましたが、僕はカナダ留学中に、これよりずっとキツい状況でリスニングをする経験を積んできたので、割とラクに感じられました。
 
 
 

書き取り問題

最後のセクション4は、細かい部分を聞き取る問題です。
 
 
会話文が読み上げられて、同じセリフが画面上に表示されています。
 
 
そのセリフの一部が、2~3カ所空欄になっています。
 
 
そこを聞き取りながら埋めていく作業です。
 
 
ここで問題が発生しました!
 
 
僕はこれまで、「英単語のスペル」を覚えるための英語トレーニングを一度もしたことがありませんでした。
 
 
音読トレーニング一辺倒でやってきたせいで、英文を書くという経験はほとんどありません。
 
 
カナダにいた頃にビジネス文書の書き方を習ったり、実際に企業で文書作成をしましたが、それらはすべて、マイクロソフトのWordを使ってやっていました。
 
 
Wordでは、ちょっとしたスペルミスなら、勝手に直してくれます。
 
 
大きなスペルミスは自動では直してくれませんが、それでもスペルミスがあると赤いアンダーラインが引かれて、さらに右クリックで正しいスペルの候補が出てきます。
 
 
そういった文明の利器を使ってきた僕は、正直、「スペルを覚える英語の勉強は、時間の無駄だ」と思っていました。
 
 
なので、書くためのトレーニングは今まで特に何もやってきませんでした。
 
 
でも、ここでまさかのCASEC問題でスペルが必要になるとは!!
 
 
せっかく正しく聞き取れても、スペルが間違ったら、その問題は間違いになります。
 
 
しかも、さらに細かいことが分かりました!
 
 
 

大文字&小文字や記号も大事

CASECでは、コンピューターが採点するので、スペルミスも冷徹に採点されます。
 
 
特に、大文字&小文字を間違えたり、There is ~を、ちゃんとThere’sという感じでタイプしないと、正解として採点されません。
 
 
僕は最初の部分で、ここでつまずきました。
 
 
「私」という意味で使う「I」は、必ず大文字にする必要があります。でも、間違えて「i」と小文字で打ってから「NEXT」のボタンを押してしまいました。
 
 
そしたら、次からすごくカンタンな問題が出てきました。
 
 
「あー!!なんてこったぁ~!!大文字じゃなかったから、間違えと捉えられたか?!」
 
 
その後も、リスニング問題自体は聞き取れはしたものの、タイプ入力で手間取ってしまい、けっこう不正解カウントがされたらしく、セクション4の問題は全体的に問題レベルが上がらないまま、終了してしまいました・・・
 
 
あぁ、やっちまった・・・
 
 
そして、しばらくすると、すぐに集計結果が返ってきました!
 
 
このスピード感が、やっぱりネットで受けるテストの何よりのメリットです。
 
 
さあ、何点くらい出るんだろう?
 
 
僕は、おそるおそる、「結果を見る」というアイコンをクリックしました・・・
 
 
・・・つづく。
 
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