From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
このブログで僕が一番最初に書いた記事は、「僕が28才の時に初めて英会話スクールの門を叩いた頃のストーリー」から始まりました。
ここしばらくは、そのさらに前のストーリー(米軍兵士を相手に生まれて初めての英会話体験)をした頃のエピソードをお伝えしてきました。
ここでちょうど、最初の記事のストーリーにつながります。
「僕が英語を身につけた道のり」のシリーズ記事は、ここで終わりにしようかと思ったのですが、あえてもう一度、「リメイク版」として書いてみることにしました。
この2年間でたくさんの読者の方々に読んでいただき、中には「最初から最後まですべての記事を読破しました!」という嬉しいお言葉もいただきました。
そんな中で、いただいた感想や質問をもとに、過去の記事とは少し別の視点で、僕の英語学習体験談をお伝えしていこうと思います。
では、始めます!
英会話2度目の挑戦
僕が28才で英会話スクールに初めて体験レッスンに行ったのは、実は2度目の挑戦でした。
1度目は、「接客英会話フレーズブック」を丸暗記して米軍兵士を相手に接客した時でした。
この時、自分の中で、
「ネイティブとの英会話に初挑戦して、
全然できない自分が恥ずかしくて、
冷や汗をかきながらも何度かぶつかっていって、
3度目の挑戦でなんとか会話が通じて、
相手の表情が変わった時の喜び」
を実感しました。
それは、これまで僕が経験してきたどんな体験とも違っていました。
「言葉が通じなかった相手に、通じるようになった瞬間の喜びとワクワク感」
は、やみつきになるほどの魅力を感じました。
そんな感覚も、しばらく英語から離れたことで忘れ去っていましたが、英会話スクールに通おう!と決めた時点で、またあの時の感覚がよみがえってきました。
僕は、最初は「女性との出会い」を目的に英会話スクール情報をチェックしていました。
でも、初めて「英会話スクールの体験レッスンに行こう!」と決めた時点では、数年前に米軍兵士たちを相手に味わった「英会話の緊張感とワクワク感」を思い出していました。
今思い返せば、
「オモテ向きの目的は、女性との出会い」
でも、
「ウラの目的=本当の理由は、あのワクワク感をもう一度味わってみたい」
という気持ちだったんだと思います。(ふつうとは逆な気がしますが)
異性との出会いと英会話
異性との出会いを求めている時は、「ステキな人との出会いで、人生が大きく変わるかも知れない」という密かな期待感がふくらみます。
魅力的な人とお付き合いできれば、自分の中で自信がアップして、人生がキラキラと輝くような気分になれるからです。
「それまでとはまったく違う人生が開ける」ような感覚です。
同じように、英会話を始める時にも、「英語が話せるようになることで、人生が大きく変わるかも知れない」という期待感がふくらみます。
英語が流ちょうに話せるようになったら、自分の中で自信がアップして、人生がキラキラと輝くような気分になれる!
「それまでとはまったく違う人生が開ける」ような感覚です。
「異性との出会い&英会話の習得」は、一見まったく別のジャンルですが、実はそこから得られる「感情」はとても似ているような気がします。
そして、当時の僕にとって、英会話スクールに通うことは、「異性との出会い&英会話の習得」の2つを一気に手に入れられるかもしれない場所だったのです。
モチベーションが上がらないわけはありません!
僕は、「人生が変わる期待」に胸をふくらませながら、英会話スクールに通い始めました。
・・・つづく。
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