
from 師範代Shinya(英語学習のヒントをYouTubeでも発信中)
「もうこの年齢だから、今さら英語の勉強を始めても遅いかな。」
こういう言葉を聞くことがあります。
40代になったから遅い。
50代だから、若い人みたいには覚えられない。
もう少し早く始めていれば良かった。
気持ちはよく分かります。
僕自身も、年齢を重ねるほど「もっと若い頃にやっておけば良かったな」と思うことはあります。
でも最近、今の自分を10年後から見たら、かなり若いと思うはずです。
31歳で初めて海外へ行った時も、決して早くはなかった
僕が初めて海外へ行ったのは31歳の時です。
行き先はカナダで、3ヶ月間の留学でした。
今の自分から考えると、31歳なんて十分若いのですが、当時の僕からすると「学生の頃から海外に行っている人」と比べて、かなり遅いスタートに感じていました。
当時通っていた英会話スクールの生徒の中には、大学時代に留学した人もいましたし、もっと若い頃から英語を勉強していた人もいました。
そういう人を見ると、「自分も20代前半からやっていたら、もっと英語ができるようになっていたかもな」と思うこともありました。
でも、もしあの時、
「31歳から留学なんて遅い。」
と思って行かなかったら、当時のジーンズショップの店長の仕事を辞めることもなかったし、海外に住むことで起こる価値観の変化はなく、今の僕の仕事もかなり違っていたはずです。
実際には、そこから英語学習を続けて、英検1級やTOEIC975点まで取ることができました。
31歳の僕は、その後の自分から見れば、まだスタート地点にいたということになります。
当時はそんなこと、まったく分かりませんでした。
「あと10年しかない」ではなく「まだ10年ある」
英語学習でも、年齢を気にする人は多いです。
たとえば50歳の人が、
「今から英語を始めても、話せるようになる頃にはきっと60歳ぐらいですよね。」
と言ったとします。
確かに、その通りかもしれません。
でも英語を始めなくても、10年後には60歳になります。
何かを始める時には、
「できるようになるまで、こんなに時間がかかるのか。」
と考えるのに、何もしなかった場合にも同じ時間が流れることは、あまり考えません。
だったら、とりあえず始めてみてもいいんじゃないかなと思うんです。
1日30分でも英語を続けていたら、10年後にはかなりの時間になります。
もちろん、10年間ずっと右肩上がりに伸びるわけではありません。
途中でサボる時期もあるでしょうし、全然伸びていない気がする時もあります。
僕自身、英語学習を20年近く続けていますが、ずっと高いモチベーションを維持してきたわけではありません。
それでも、やめずに戻ってくることを繰り返していると、少しずつできることは増えていきました。
今の自分から10年前を見ると、けっこう違っている
10年前の自分を思い出してみると面白いです。
当時は当時で、
「もう若くないな。」
と思っていた気がします。
でも今から見ると、
「いやいや、めちゃくちゃ若いじゃん。」
と思います。
たぶんこれは、10年後も同じです。
今の僕を10年後の僕が見たら、
「あの頃はまだ若かったな。」
と思っているはずです。
そう考えると、「今の年齢」という数字だけを見て、何かを諦めるのは少しもったいない気がしてきます。
英語だけではありません。
行ってみたかった場所へ行くことでもいいし、新しい趣味を始めることでもいいと思います。
とはいえ、何でもかんでも始めればいいとは僕も思いません。
時間にもお金にも限りがありますし、興味がないことまで無理に始める必要はありません。
ただ、
「やってみたい。」
と思っているのに、年齢だけを理由にやめるのであれば、一度10年後の自分から今を見てみるのはアリだと思います。
英語は、始めた年齢より続けた時間の方が大きい
僕が英語学習者の方を見ていて感じるのは、始めた年齢以上に、その後どう付き合っているかの方がかなり大きいということです。
若い頃に英語を始めても、そこでやめてしまえば伸びません。
逆に、大人になってから始めても、毎日の生活の中に英語を入れて続けている人は、少しずつ変わっていきます。
特に大人の場合は、学生のように試験日が決まっているわけではないので、自分でペースを決められます。
1年でペラペラにならなくてもいいんです。
3年かかってもいいし、5年かかってもいい。
10年後も英語を楽しんでいる自分になっていれば、それでも十分だと思います。
僕自身も、今やっている英語学習が10年後にどうなっているのかは分かりません。
今でも毎日英語を勉強していますし、オンライン英会話で「まだこんなこともスムーズに言えないのか」と思うこともあります。
でも、それも含めて続いています。
10年後から見たら、今日の僕もまだ途中なのでしょう。
「もっと早くやれば良かったな」と思うことは、これからもたぶんあります。
でも、10年後の自分に「あの時やっておけば良かった」と言わせるよりは、今ちょっとやってみる方がいいかな。
最近は、そんなふうに考えています。
—————————————————————–
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。













コメントを残す