先日、「音読天下一武道会」というイベントを開催しました。
・ふだん音読をしているけれど、発表の場がなくてモチベーションが上がらない・・・
・ふだん一人で英語学習をしているけど、たまには他の英語学習者と刺激し合ってみたい。
・自分がどのぐらい上達しているのか?イマイチ実感がわかない。
という悩みや要望に応えるイベントとして、企画してみました。
実はこれまでにも、Zoom上でテキストを指定する音読発表会を開催したことがありました。
僕の動画セミナー「ハイブリッド型英語トレーニング完全マスターコース」の素材にもなっている、
「ニューホライズンでもう一度英語をやってみる」
のテキストをやっている人だけを集めた音読大会です。
この時には、みんなガッツリ練習しているので、すごいハイレベルな音読会になりました。
そして今回は、「テキストを縛らずに自由にどんな英文でもOKの音読大会」として、音読天下一武道会を開いてみたのです。
流派を問わず参加できる自由な大会
分かる人はピンと来たかもしれませんが、今回の音読イベントのタイトルは、世界的に有名なアニメのドラゴンボールの中に登場する「天下一武道会」をモチーフにしました。
天下一武道会は、空手、カンフー、ボクシング、キックボクシング、柔道など、どんな格闘技の選手も自由に参加できる、とてもオープンなイベントです。
主人公の孫悟空も、天下一武道会に参加するたびに強敵に出会い、戦いの中でレベルアップしていきました。
また、孫悟空は天下一武道会で戦ったライバル達と仲良くなります。
そして、新たな強敵が地球を侵略しに宇宙からやって来た時には、天下一武道会仲間で協力し合い、一緒に地球を守る、というストーリーが感動モノでした。
・流派を問わず、誰でも自由に参加できる
・戦いの中でレベルアップできる
・戦いを通して仲間ができる
そんなコンセプトの大会が、天下一武道会なのです。
今回は、英語学習者にとってそんな3つを実現できるイベントになってくれたらいいなぁ・・・という想いで、音読天下一武道会を企画してみました。
猛者が集まる!
その結果、かなりのスゴ腕の猛者たちが集まりました。
コーチSayaが作ったFacebookグループ「本気の英語学習者の会」のメンバーが中心でした。
「本気の英語学習者の会」では、ほぼ毎日、メンバーがZoom上で「オンライン自習会」を開いて一緒に練習しています。
今回は、その会の中心メンバーの方々が多く集まりました。
ちなみに、「戦い」と言っても、英語の世界は勝ち負けを競うジャンルではないので、「相手の良い所をホメ合う」というスタイルです。
①発音、②習熟度、③表現力、の3つのポイントをベースに、お互いに相手の最も良くできた場所を伝え合います。
そうすることで、「自分では気付けなかった、自分の強み」に気付くことができる、というのが狙いです。
ハイレベルな音読発表
今回は「どんなテーマでもOK」にしたので、みんなそれぞれ、お気に入りのテキストを選んで発表してくれました。
みんな発表の時には独自の工夫をこらしていて、
・ジェスチャーをふだんに取り入れて、顔の表情も豊にする
・写真のスライドを用意して、紙芝居のように話を進める
・1人で2役を演じ分けるために、落語のように声色を変えて感情を込める
・英文を自作して、自分自身の経験や今の環境などについて話す
といった、こわだりの演出がありました。
みんなスゴい表現力が豊かで、本当に「自分の言葉で話している」という感じでした。
ただ単に目で英文を追うのではなく、内容がすごく伝わってくる音読でした。
コーチSayaも参戦
コーチSayaも参加者の一人として参戦しました。
Sayaが好きな心理学者「ケリー・マクゴニカル」さんの
“「英語ができる自分」になる教室”
というテキストの一節を練習して発表しました。
「英語の上達法を英語で説明できるようになる」
という、ユニークなテキストです。
僕はコーチSayaが毎朝音読の練習をしている姿を見ていました。
やはり「発表の場があると行動につながる」ことを、僕はSayaを見ながら実感しました。
実はSayaがこの本を買ったのは、だいぶ前でした。
その後子供が生まれてバタバタしていて、英語学習を再開するきっかけがつかめませんでした。
でも今回、音読天下一武道会に参戦すると決めてからは、毎朝音読するようになりました。
ベビーに向かって話しかけるように音読していました。
僕もやってみたのですが、ふだんの音読をベビーに向かって行うと、子供のあやしと、自分のトレーニングを同時並行で行えるので一石二鳥です。
さらに、ベビーの耳に英語が入ることで、今から英語に耳を慣らすことができる効果が期待できるかもしれません。
そんな感じで、今回の音読天下一武道会をきっかけに、Sayaは長く離れていた音読トレーニングを復活させることができました。
そんなSayaの姿を見て、「やはり発表の場があると行動につながるんだな」ということを、僕は実感しました。
次回やる時には、タイトルをもう少し柔らかめのイメージにして、初めての方でも参加しやすい雰囲気にしようかなと考えています。
「本気の英語学習者の会」に入る方法
ちなみに、先ほどお伝えしたFacebookグループ「本気の英語学習者の会」は、承認制のグループです。
承認条件は、僕とSayaが定期的に開催している「オンライン自習会」に一度ご参加いただくことです。
次回はお盆休み期間に開催します。
僕とSayaのオンライン自習会では、初回の方に向けてやり方を詳しく解説します。
そこで慣れていただき、「今後もオンライン自習会を定期的に続けたい」と思う方のみ、Facebookグループに入会申請して承認される、という仕組みです。
もし興味があったら、どんな感じか試してみてください。
音読天下一武道会参加者の声
最後に、今回の音読天下一武道会の参加者の声の一部をご紹介します。
↓↓↓
Mayumiさん
日頃から練習しているものは何でも、発表する機会があることで、モチベーションが上がると思います。
そして、当日は皆さんからお褒めの言葉をたくさんかけてもらって嬉しくなりました。
YOSHIさん
以前から興味を持っていた音読会に初めて参加させて頂きました。
私自身はあまり負担にならない題材を選んで臨みましたが、皆さんのレベルの高さにとても驚きました。
そしていい刺激を頂きました。
私も毎日頑張って練習する事で皆さんのように堂々と発音も綺麗に、流暢に音読ができるようになるのだ、と励みにもなりました。
次回参加の際には、もう少し長い文に挑戦したいと思います。ありがとうございました。
藤本憲志さん
5回はおおいかなーと思っていましたが、天下一武闘会の名にふさわしくタフbutエンジョイな感じがとてもよかったです(^_^)v
keroさん
普段はスクリプトを覚える事はありませんが、今回の音読大会の参加が、モチベーションとなって思っている以上にやる気を継続することができました。
他の人たちの発表を聞くことで、自分にも気づきがありました。
みんなの熱量や成長を感じ、自分も刺激をもらえました。
いつもこれをやるのはちょっと難しいけれど、期間限定なら頑張れると思いました。
また、ネガティブなフィードバックはしないというルールのおかげで、プレッシャーを過度に感じすぎることもなく、楽しんでストーリーに入り込むことができたように感じました。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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