From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
前回の記事では、インターネット回線を速くして安定させるために、
「みんなが使っているせまい道路=Ipv4」
から、
「新しくて広い道路=Ipv6」
に乗り換えるメリットをお伝えしました。
ちなみに、ほとんどのインターネットプロバイダーはこのIpv6に対応していて、しかも大手では乗り換え費用は無料のところも多いようです。
ただ、僕の場合は今回、初めての乗り換えでかなり苦労しました。
どんなところで突っかかったのか?参考までに体験談をシェアしますね。
最初のカベ:古いWi-Fiルーター
僕が使っているプロバイダーは、「ソフトバンク光」です。
ソフトバンク光のホームページも「Ipv6に乗り換え無料」と書いてありますが、僕のケースでは無料ではありませんでした。
なぜかというと、ソフトバンク光でIpv6に切り替えるためには、「Wi-Fiルーター貸し出しサービス」を契約しなければならないからです。
ソフトバンクオリジナルのWi-Fiルーターの貸し出しサービスは、月額500円かかります。
毎月のプロバイダー費用に加えて、500円アップするのです。
僕は最初にソフトバンク光で契約した時、「自分でアマゾンで買ったバッファローのWi-Fiルーター」をつなぎました。その分、プランを一番安いものにできました。
でも今回、使わないであろう「ソフトバンクオリジナルのWi-Fiルーター」をレンタルしなければIpv6は使えません。
まあ、月額500円プラスでネット回線が速く安定するなら安いものだ!
と思って契約を替えました。
届いたオリジナルWi-Fiルーターはそのまま箱にしまっておいて、今まで使っていたバッファローのルーターをそのまま使おうとしました。
ところが・・・
新しい回線につながらないのです!!
なにぃ~!
と焦って、色々調べてみたら、Wi-Fiルーターの設定を変えなければならないことが分かりました。
しかも、バッファローのホームページからログインして作業しなければなりません。
僕はこういう設定作業が超苦手です。
慣れている人にはシンプルで楽勝な設定でも、僕にとっては大仕事に感じられます。
ヒーヒー言いながらも、なんとか設定が終わりました。
ところが!!
あまり速くならないのです!!しかも電波が安定しません。
よく調べたら、僕が今まで使っていたWi-Fiルーターは4年前のモデルなので、一応Ipv6に対応できるものの、そんなにパワーが出せないようでした。
せっかく回線を変えたんだから、そのポテンシャルを最大限に引き出したい!
と思って、新しいWi-Fiルーターを買うことにしました。
カベ2:新しいWi-Fiルーターが使えない
今回はバッファローではなくメーカーを変えて、TP-LinkというブランドのWi-Fiルーターをアマゾンで買いました。
ちょっと高めのモデルなので、期待しながらつないでみました。
ところが・・・初期設定のセットアップができないのです。
カスタマーサポートに連絡して、指示を受けながら設定してみましたが、うまく繋がりません。
結局、解決せずに返品することになりました。
ここで僕は、けっこう精神的に消耗しました。
ごちゃごちゃ設定をやっている間はWi-Fiが使えないので、スマホをネットにつなぐとパケットを消費してしまいます。とっても不便です。
カベ3:オリジナルのWi-Fiルーターが安全ではない?!
僕は自分で探した高性能Wi-Fiルーターを使うのをあきらめて、ソフトバンクからレンタルしているオリジナルのWi-Fiルーターを使うことにしました。
あまり性能は良くなさそうな外見ですが、オリジナルだからつながらないことはないだろう、と思って設定しました。
たしかに、ラクにすぐ繋がりました。
もう、これで行こうかな、と思っていた矢先、ふとスマホを見ると、見慣れない表示が出てきました。
「安全性の低いセキュリティ」
え??そうなの?
今までバッファローのルーターを使っていてこんな表示がスマホに出たことがなかったので、僕は驚きました。
仕事上のデータのやりとりをするのに、Wi-Fi通信が安全ではないというのは、困ります。
結局、オリジナルのWi-Fiルーターも使えないじゃないか!!
レンタル料500円取ってるのに、通信が安全じゃないってどういうこと??
と悲しくなりました。
いったいどうすればいいんだ??
まさか、Ipv6への乗り換えで、こんなに苦労することになるとは!!
僕は先行きの見えない道のりに、絶望感を感じてヘコみました。
・・・つづく。
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