【海外ドラマの「クイーンズ・ギャンビット」に僕がハマった3つの理由②】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
最近僕が、ネットフリックスの「クイーンズ・ギャンビット」という海外ドラマにハマりまった話の続きです。
 
 
前回の記事では、僕がこのドラマにハマった理由は3つある、ということをお伝えしました。
 
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1.話が分かりやすい
 
2.主人公がメチャクチャカッコいい!
 
3.僕が大好きなカンフー系映画の要素が入っている
 
 
そして、1を深掘りしました。
 
 
今回は、2&3を深掘りしていきます。
 
 

2.主人公がメチャクチャカッコいい!

主人公の女の子ベスが、めちゃくちゃカッコいいです。
 
ベスは天才肌タイプで、無口で感情をあまり表に出しません。
 
 
でも、ものすごい目力があります。
 
 
相手を射貫くような鋭い眼光は、チェス盤をはさんで対面するシーンでは、迫力があります。
 
 
このドラマの舞台は1950年代~60年代なので、まだ男性優位の社会です。
 
 
特にチェスは男性プレイヤーしかいない時代で、女性のベスはバカにされます。
 
 
しかもベスがチェスの大会に出始めるのはまだ中学生ぐらいの頃なのです。
 
 
当然、受付の人達も対戦相手も、ベスをあざ笑い、バカにする態度を取ります。
 
 
でも、ベスはそんな態度にまったく動揺せずに、対戦相手を1人、また1人と、確実に仕留めていきます。
 
 
ベスが勝ち進むにつれて、だんだん周りの男達の目が変わってきます。
 
 
陰口を言い合って笑っていた人達はすっかり静かになってしまい、顔の表情も真剣になります。
 
 
そして、ベスがその大会の出場者の中で最強のプレーヤーと対戦する時には、周りにギャラリーの人だかりができているのです。
 
 
そしてベスが相手を打ち破ると、みんなから拍手喝采が起こります。
 
 
このシーンが爽快です!
 
 
その後もレベルが上の大会に行くたびに、
 
・ナメられてバカにされる
 
↓↓↓
 
・バカにした相手を打ち倒す
 
↓↓↓
 
・みんなの見る目が変わる
 
 
という流れが続いていきます。
 
 
1960年代の舞台で、
 
①孤児である
 
②女性である
 
③若い
 
という、社会的には「3つの不利な立場」にあるベスが、男社会のチェスの世界で、実力で自分の居場所を見つけていく姿は、感動的です!
 
 
武道の世界にある言葉、
 
・小よく大を制す
 
・柔よく剛を制す
 
というロマンが、チェスの世界で体現されています。
 
 
 

3.僕が大好きなカンフー系映画の要素が入っている

このドラマ「クイーンズ・ギャンビット」の前半のストーリーは、僕の世代の男性が見たらきっと、「あっ!これは!!あの映画と同じ設定じゃないか!」と気付くと思います。
 
 
それは、1980年代に世界的大ヒットした映画「ベストキッド」です。
 
 
ベストキッドの流れはこんな感じです。
 
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・主人公のダニエルが、引っ越した先の学校のクラスメイトの不良メンバーに目を付けられていじめられる。
 
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・不良メンバーはみんな地元の空手道場に通っている。その道場の先生の教えは「弱肉強食」で、「ケンカに空手技を使って良い」と言われている。
 
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・ある日、ダニエルは不良グループに顔を殴られて目が腫れる。
 
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・ダニエルのアパートの水道を修理に来てくれた管理人の小柄な日本人おじいちゃん「ミヤギさん」に顔の傷を気付かれて心配される。
 
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・その後もダニエルは何度もいじめられる。ある夜、不良メンバーにボコボコに殴られて絶体絶命のピンチになる。
 
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・その瞬間、フェンスを乗り越えて、小柄なおじいちゃん「ミヤギさん」が不良達の前にさっそうと現れる。
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・ミヤギさんは実は沖縄空手の達人で、身体の大きな不良達を1人で一瞬でやっつけてしまう。
 
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・ダニエルはミヤギさんに沖縄空手を教えて欲しいと頼み込む。ミヤギさんは最初はしぶっていたが、ついにOKする。
 
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・ダニエルは沖縄空手をマスターし、地元の大会に出場して、試合の中で不良達を全員やっつける。
 
 
という流れのストーリーです。この「アパートの管理人の小柄なおじいちゃんから、ダニエルが空手を習うシーン」が世界中でウケて大ヒットしました。
 
 

ベスがチェスを習う先生

ベスがチェスを初めて習う先生も、まるでミヤギさんのようなおじいちゃんです。
 
 
ベスにチェスを教え込むのは、「シャイベルさん」というおじいちゃんで、ベスが住んでいる孤児院の用務員をしています。
 
 
そして、最初はベスにチェスを教えたがりません。(この辺もミヤギさんぽいです)
 
 
さらに、シャイベルさんは無口です。ベスに教え初めてからも、手取り足取り丁寧に教えてはくれません。「見て盗め」的な教え方です。(この辺もミヤギさんぽいです)
 
 
孤児院の用務員さんからチェスを教わったベスが、その後世界で活躍するチェスプレイヤーになるという姿は、映画ベストキッドに近いものがありました。
 
 
ちなみに、僕が好きなジャッキー・チェンのカンフー映画も同じような展開のものが多いです。
 
 
・ジャッキーは孤児で、弱くていじめられている。
 
↓↓↓
 
・小柄で平凡な見た目のおじいちゃんに出会う。(実はカンフーの達人)
 
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・おじいちゃんからカンフーを教わる。
 
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・ジャッキーは強くなって、師匠を超える。
 
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・自分の親を殺した「悪いカンフーマスター」を倒して復習を果たす。
 
 
という流れです。
 
 
この流れはきっと、いつの時代も人間の心をとらえて離さない、テッパンのストーリー展開なのかもしれませんね。
 
 
ネットフリックスのドラマ「クイーンズギャンビット」は本当にオススメです!
 
 
(ちなみに、クイーンズギャンビットの出演者の話す英語の多くはアメリカ英語です。みんな滑舌が良く、セリフを聞き取りやすいので、リスニング練習にもオススメです)
 
 
 
 

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