from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
前回の記事では、僕が去年までやっていたトレーニングメニューをお伝えしました。
①海外のガジェットレビュー系のユーチューバーの話す英語をシャドーイング&音読して、カメラ用語をインプット
②オンライン英会話で、カメラマンの先生を探して、①で仕入れた英単語を使いながら、アウトプット
という流れで進めていました。
この練習を1年続けたおかげで、今はカメラ系のネタを英語で深いところまで話せるようになりました。
そして今年は、新しいYouTubeチャンネル「英語で世界に発信する、Relationship Lab from Japan」を開設したことをきっかけに、トレーニングの内容も切り替えました。
今年のトレーニング内容
①音読×30分
②オンライン英会話×30分
この2つを毎日の基本にしています。
加えて、
③YouTubeの台本執筆作業×4~5時間
を、月2回程度のペースでやっています。
トピックはすべて、YouTubeチャンネルのテーマである「男女のパートナーシップ」に絞っています。
①音読素材=海外で2,000万部売れているベストセラー本「The Five Love Languages」の原書+著者自身が吹き込んだ音声(オーディオブック)
②オンライン英会話=先生たちと、お互いのパートナーシップの状況について語り合ったり、カウンセリングしたり。
③YouTube台本=①の音読素材の本で得たアイデアや、本の中で使われていた英文の言い回しを元に、自分の言葉で自分の体験談を書く。
台本が出来上がったら、オンライン英会話の先生の前で読み上げて、不自然な言い回しや文法ミスなどをチェックしてもらう。
という流れです。
1つずつ細かい部分をお伝えします。
①音読素材
音読素材は、洋書の原書なので、完全にネイティブ向けに書かれたものです。
とはいえ、ベストセラー本なので、基本はそんなに難しい言い回しは使われていません。
日本語でも英語でも、ベストセラーになる本というのは、
「読む人の教育レベルを問わず、誰にでも読みやすく、理解しやすい文体で書かれた本」
です。そういう本がたくさん売れて、ベストセラーになるのです。
世界で2,000万部も売れているので、基本はシンプルな言い回しで書かれています。
が!!問題が1つあります。
文法が理解できない英文
著者のチャップマン博士は、多くのアメリカ人と同じく、キリスト教徒です。
しかも、かなり信仰熱心なクリスチャンです。
そのため、本の中に聖書の引用や、聖書の言い回しをもじった表現がよく出てきます。
また、聖書の引用でなくても、詩のような言い回しが突然出てくることがあります。
僕は最初、こういった表現にかなり惑わされました。
「こんな文法、見たことない!」
「これでこういう意味になるのか?なぜ??」
「え?メインの主語はどれ?」
というようなフレーズが出てくるたびに、うろたえました。
僕は以前、英検1級合格に向けて勉強していた頃、「速読速聴英単語Advanced 1000」というテキストを音読しました。
その時にも、これまで見たことのないような言い回しや、主語がどれか分からなくなるほど1文が長い英文と格闘しました。
その経験を経て、僕はそれなりに自信が付きました。
教養あるネイティブが読むと言われる「ウォール・ストリート・ジャーナル」や、「エコノミスト」、「ワシントン・ポスト」、「ナショナル・ジオグラフィック」などの引用記事を読めるようになったからです。
でも今、音読で使っている本の中の聖書の引用や詩っぽい表現には、自信を打ち砕かれました。
しかも、「どれが主語か分からない」「なぜこの並びになるのか分からない」というような疑問は、Googleで調べようがありません。
でも、ネイティブの先生に聞くと、一発で解決します。
僕は最近、ネイティブの先生の価値を再確認しています。
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From 師範代Shinya(新村真也)
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