【瞬殺!英検2級面接:ラスト1日で合格の究極奥義④】

 from 師範代Shinya

(→前回の続き)

※英検2級の面接を受けるなら、1度は読んでおくべき新テキストのレビューの続きです。

次のパートは、2級から加わる難関パートの「イラスト描写」です。本ページはプロモーションが含まれています

今まで僕が見てきた英検受験者の中では、「このイラスト描写が最も苦手!」という声も多いです。

3コマのストーリー性のあるマンガを見ながら、何が起こったのかを伝えていく英文を、即興で作らなければなりません。

さらに、1コマあたり「2つの要素」を描写する必要があります。

イラストの登場人物の表情を見て、どう感じているのかを感じ取らなければなりません。

たまに、「日本語でもどう説明すればいいのか分からない」と感じるようなイラストに遭遇することもあります。

一応、黙読時間が20秒ありますが、20秒なんてあっという間です。

とても英文まで考えて組み立てる時間はありません。

イラスト描写問題の戦略

では、この本に書いてある戦略の一部を3つだけご紹介します。

①どんなに短くてもOKなので、とにかく「1コマ2文」で話すことを死守する。

②時制は必ず、過去形か現在形で言う。

③吹き出しの中がセリフの場合、

・人物1 said to 人物2 +「吹き出しのセリフをそのまま」

例:Mrs. Yamada said to her husband,

゛It’s rainy today, but I think we can go out.”

という感じです。

他にも、具体的な戦略が載っています。

特に③のポイントは大事です。

直接話法 VS 間接話法

人が言ったセリフを誰かに伝えるには、英語では2パターンあります。

「トムが『今日は仕事を休む』って言ってたよ。」

という日本語を英語にする場合、2つの言い回しができるのです。

パターン① Tom said, ゛I’m taking a day off.”

パターン② Tom told me that he was taking a day off.

どちらも言っていることは同じですが、難易度が大きく違いますよね。

パターン②の方は、that でつないで、その次の文章は

I → he
am → was

に変える必要があります。

特に、am を was に変えるところは、日本人には難易度が高く感じます。
文法書では、①を直接話法、②を間接話法などと呼んでいますが、②はミスが多くなりがちなので、試験ではトライしない方が良いです。

便利な「描写文の型」が満載

この本では、上記のような基本的な戦略に加えて、「文を追加する技」として、テンプレの型がいくつも用意されています。

たとえば、

Look + 形容詞

楽しそう → He looked happy.

わくわくしている → He looked excited.

イヤそう → He looked unhappy.

など、全部で9パターンも型が載っています。

さらに、この9パターンを組み合わせて、

He looked happy and excited.

というように、より1文を長くするテクニックも学べるのです。

この型を覚えておけば、どんなイラストが出ても、必ずどれかにヒットするはずです。

以上を踏まえた上で、本番と同じイラスト問題を見ながら、描写文の組み立てを練習していくことができます。

1ステップごとに「何をすればいいか?」「どこに気をつければいいか?」がハッキリ指示されているので、すごく分かりやすいです。

この本に従って何度か練習すれば、本番でも落ち着いてイラスト描写ができるようになるでしょう。

完璧な英文は作れなくても、ツボを押さえてれば、「合格点に達するだけの描写」はできるようになるはずです。

そうなれば、もうイラスト描写問題も怖くありません。

 

・・・つづく

 

今回紹介した「瞬殺!英検2級面接:ラスト1日で合格の究極奥義」はこちら↓↓↓

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