【英語学習が続かない人に効く、三日坊主防止メソッド】

from 師範代Shinya

英語の勉強を始めても、気づいたら三日坊主で終わってしまった…。

そんな声を聞くことは多いです。

僕も最初の頃は、せっかく買った英語テキストが1週間も続けられないサイクルを繰り返していました。

三日坊主を防いで英語学習を続けるカギは「小さな習慣」にあります。

心理学の研究でも、習慣化の第一歩は「とにかく小さく始めること」が有効だと証明されています。

今回は、「BJフォッグ博士の Tiny Habits 理論」をベースにしながら、僕自身の体験を交えて「小さな習慣がどうやって英語力を大きく変えていくのか」についてお話しします。

 小さな習慣の力:BJフォッグの「Tiny Habits」理論

スタンフォード大学の行動科学者BJフォッグ博士は、行動変容の研究で

「人は大きな目標を掲げるより、小さな行動を繰り返す方が長期的に成果を出す」

と提唱しました。

彼の有名な言葉に「フロスは1本の歯だけでもいい」というものがあります。

歯磨きの後に「全部の歯をフロスする」と考えると面倒ですが、「1本だけなら」と思えば続けられる。そして実際には1本で終わらず、気づいたら全部やってしまうことも多いのです。

フォッグ博士はTEDにも出演しているので、YouTubeで見れます。(早口ですが、滑舌が良くて聞き取りやすいです。)
↓↓↓

ちなみに僕は、1年前に右上の一番奥の歯が気付かないうちに虫歯でボロボロに割れて崩れ落ちてしまった時、歯医者さんから「これからは毎日、すべての歯の間をフロスしてください」と言われました。

その時には、「え?毎日全部の歯をやるの?そんな!」と、心にものすごい抵抗がありました。

でも、今回の虫歯の治療が過去一番大変だったので、「二度と同じ目に遭いたくない!」という恐怖もありました。

そこで、とりあえず治療した歯の横だけでもフロスしようと決めたのです。

その後、少しずつフロスが日常になっていき、今ではすべての歯のすきまを毎日フロスするのが習慣になっています。

1年前の自分には、考えられなかったことです。

これを英語学習に応用すると、「1日1文だけ音読する」「1日1単語だけ覚える」といったレベルでも、最初は十分ということになります。

大切なのは「とにかく続けること」であり、積み重ねが後から大きな成果に変わっていきます。

 僕の英語学習体験:1段落音読から始まった習慣

英語学習を始めて最初の1年間は挫折の連続だった僕も、途中で発想を変えました。

とりあえず、1日15分から始めることにしたのです。

でも、その15分すらできないかもしれない。

そこで、「最低5分間音読できたらOK!」というルールを決めたのです。

最初は「たった5分で意味あるのかな?」と思いましたが、続けていくうちに驚きました。

5分だけ音読するつもりが、その流れで10分、15分と進んでしまう。

逆に疲れている日は本当に5分で終わり。

でも「とりあえずやった」という達成感が残るので、次の日もまたテキストを開けました。

気づけばこの小さな習慣が積み重なり、半年後には30分やることも苦痛でなくなり、リスニング力が大きく伸びていたのです。

成果を感じ始めると、それ自体が快感になるので、さらに続けやすくなりました。

 習慣を小さく始める具体的ステップ

僕の場合は時間で区切りましたが、範囲で区切るのも有効です。

今日から始められる「小さな習慣」をいくつか紹介します。

あなたがやりたい勉強メニューに合わせて、応用できるものです。

1. 1日1文音読
教材の英文から、気に入ったものを1文だけ声に出す。

2. 1日1単語暗記
単語帳の1ページを覚えようとせず、たった1単語だけ。

3. 歯磨き後にリスニング1分
「歯磨き」という既存習慣にくっつけると定着しやすい。

4. 通勤中にシャドーイング1文
電車の中でニュースアプリの英文を1文だけ復唱する。

ポイントは「これなら絶対できる」と思えるほど小さくすることです。

 小さな習慣が大きな変化を生む理由

「小さく始める」ことには3つの心理学的メリットがあります。

1. 抵抗感がない
「1時間勉強」だと腰が重い。でも「1分だけ」なら動ける。

2. 成功体験が積み重なる
毎日「できた!」という小さな達成感が自己効力感を育てる。

3. 行動が自然に広がる
1文読むつもりが3文、1単語覚えるつもりが5単語になる。

僕自身の「5分音読」が気づけば30分音読になっていたのも、この心理メカニズムが働いていたからです。

 今日からできる「小さな一歩」

もしあなたが「また続かないかも」と不安なら、まずは「笑ってしまうくらい小さな一歩」から始めてみてください。

・寝る前に英文を1文つぶやく

・朝コーヒーを飲みながら単語を1つだけ確認する

・スマホにリスニングアプリを開くだけでもOK

習慣は小さな火種のようなものです。最初は弱々しくても、毎日少しずつ酸素(行動)を送ってあげれば、やがて大きな炎に育ちます。

 まとめ

英語力を変えるのは、特別な才能や、気合い、根性ではなく、

「小さな習慣を毎日積み重ねられるかどうか」

です。

僕も1回5分の音読から始めて、結果的に5年後には英検1級合格までたどり着きました。

だからあなたも安心してください。最初の一歩は、本当に小さくていいんです。

「1日1分」「1日1文」から、あなたの英語習慣を始めてみませんか?

※僕の作っている英語セミナーでは、「ムリせず、楽しみながら英語学習を習慣にするための仕組み」を取り入れたプログラムにしています。
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From  師範代Shinya(新村真也)

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