From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
僕は28才で英会話を始めた頃に、同時に「文化や言葉のカベを越えるコミュニケーションツール」として、マジックを学び始めました。
でも、マジックは初心者にとっては英語以上に「どうやって学ぶか?」がハッキリしていない世界でした。当時の僕が、
「こんなマジック教材があったらいいのにな・・・」
と感じていた条件は、この3つでした。
①やり方が本やレクチャーDVDのように詳しく解説されていて、
②必要な道具はすべて用意してくれてあって、
③初心者レベルから始まって、徐々にレベルアップしながら上級レベルまで導いてくれる。
これは、英語教材に例えるなら、
①英語の独学勉強法が詳しく書かれていて、
②その勉強法を実行するのに必要なテキストや道具(文法書、英単語帳、音読用教材、瞬間英作文用教材、多読用教材、ウォークマン、小型スピーカー、電子辞書)がすべて含まれていて、
③TOEIC200点台の初心者レベルから始まって、TOEIC900点台の上級者レベルまで導いてくれる
そんな教材があったら、ワクワクすると思いませんか?
そんなワクワク教材のマジック版が、世界で始めて登場しました!
世界最高のマジック教材が登場!
その名は、「ザ・マジック」!!
発売元は、ふろく付き本で有名な「デアゴスティーニ」です。
デアゴスティーニは、
「毎号付いてくる組み立てパーツを少しずつ集めていくと、最終的には立派なロボットやクルマなどの模型が完成する」
という方式の販売方法を使って、世界中で大ヒットを飛ばしている会社です。
僕は最初、デアゴスティーニをテレビCMで見たとき、「新しいベンチャー企業かな?」と思いましたが、実は世界中に支社がある、超巨大な多国籍企業だそうです。
デアゴスティーニの特徴でもある、「パーツを少しずつ足しながら、1つのものを完成させていく手法」は、僕ら人間の中に眠る「コレクター魂」をモーレツに刺激してきます。(特に男性はコレクター魂が強いような気がします)
そのデアゴスティーニのシリーズの中で、今回初めて「マジック」のジャンルが登場しました。
それが、「ザ・マジック」です。
毎号付いてくる付録の「解説DVD」と、「マジック道具」を使って、手持ちのマジックを少しずつ増やしていくことができます。
最後には、「30分間のステージマジックショー」と「45分のテーブルマジックショー」ができるようになる!という構成です。
デアゴスティーニが提供するシリーズでマジックを題材にしたものは、世界初!!だそうです。
今までのマジック本や教材シリーズの歴史を振り返っても、ここまで本格的な通信教育コースは、おそらく世界初だと思います。
誰が教えるか?も大切
こういう教材で大事なのは、誰が教えるか?です。
この「ザ・マジック」の講師&監修者は、今世界中から注目されているマジシャン、「メイガス」さんです。
メイガスさんは、2018年に「マジック界のアカデミー賞」と言われる、「マリン・アワード」を受賞した、超実力派マジシャンです。
海外では日本以上に有名で、雑誌の表紙のモデルに選ばれています。
日本でもたくさんのメディアに登場しています。
去年の紅白歌合戦にも登場して、歌手の水森かおりさんを宙に浮かせて、視聴者の度肝を抜きました。
メイガスさんは、ステージマジックとテーブルマジックの両方を高いレベルで演じられる、バランスの良いパフォーマーです。
(ステージマジックとテーブルマジックは実はジャンルが違うので、それぞれ違うスキルが必要です)
さらに、マジック道具を作ることも得意です。
前回の記事でもお伝えしたように、マジックのタネを「考え出す」ことと、マジックを「演じる」ことは、別々の才能が必要です。
歌に例えると、「作曲する人」と、「歌う人」の関係です。それぞれ違う才能が要求されます。
でも、多くの場合、「タネを考えるのが得意な人」は「演じたり教えたりするのが苦手」です。
逆に「演じたり教えたりすのが得意な人」は、「タネを考え出すのは苦手」というパターンが多いのです。
でも、メイガスさんは両方できます。
「自分で作曲して自分で歌う、シンガーソングライター」
のようなマルチな才能を持っているのです。
だからこそ、
「教材にどんな道具を含めるか?」
「この道具は、実用に耐えるのか?」
などを、クリエイター目線で厳しくジャッジできます。
そうやって試行錯誤しながら作り上げたのが、「ザ・マジック」のシリーズです。
次回は、この「ザ・マジック」の教材を使ってみたレビューと、「こんな英語教材あったらいいのにな」という僕の夢を語りたいと思います。
・・・つづく。
「ザ・マジック」(マジシャン メイガス氏監修)
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