from 師範代Shinya
(→前回の続き)
僕の中にある情熱の源は、一番最初の「彼女ゲット」から移り変わっていきました。
目的だった彼女ゲットを実現できた時には、すでに僕の情熱は、
「メソッドの再現性 = 音読や瞬間英作文トレーニングを続けたら、実際に効果が出るのか?」
になていたので、僕の英語学習モチベーションは保ち続けられました。
もちろん、この情熱も時間と共に移り変わっていきました。
効果が出た先に出てきた欲求
音読と瞬間英作文トレーニングの合わせ技の効果は、2年で確実に感じられるようになりました。
聞き取れる英語のレベルが上がり、自分が言いたい内容も、中学英語の文法を駆使してほぼ言えるようになったのです。
もちろん、日本語レベルと比べたら遠いですが、少なくとも以前のように、
「相手の英語が全然聞き取れない。分からない部分を聞き返すことさえできない。」
「言いたいことがあるのに、言葉が詰まって全然出てこない。ひたすら沈黙が流れる。」
といった状態は、ほとんどなくなりました。
ネイティブと話していても、「聞き取れない部分だけ突っ込んでリピートをお願いする」ことができるようになりました。
また、自分の言いたいことのニュアンスの再現が100%でなくても、とりあえず60~70%ぐらいで伝えられるようになりました。
これは、僕の中で大きな変化でした。
以前僕が感じていた情熱の1つ「外国人の友達と、もっと深い話をしてみたい」という状態が、叶ったのです!
恋愛や仕事の話など、多岐にわたって英語で話すことができるようになり、とても大きな刺激を受けるようになりました。
英会話するのが楽しくて、しばらくお休みしていた外国人バーに、また頻繁に通うようになりました。
音読や瞬間英作文トレーニングのメソッドの再現性は、自分の身体で証明されました。
と同時に、僕の中にあった情熱も移り変わっていきました。
次に出てきた情熱は、英会話で深い話ができるようになったことで新しく生まれた欲求でした。
海外の文化に直接触れたい!という情熱
当時の僕は、まだ海外旅行すらしたことがない、完全に日本国内しか知らない状態でした。
それでも、外国人バーに行くと海外の雰囲気を味わえて、英会話を楽しむことができたので、それで良いと思っていました。
でも、だんだんそれだけでは満足できなくなってきたのです。
外国人を相手の、色んな国の仕事文化や職場の雰囲気の話などもしていく過程で、
「海外の文化に自分を身を投じてみたい!できれば、海外で働く経験をしてみたい!」
と思うようになったのです。
これは、自分でもスゴく意外でした。
自分はそれまで海外旅行にもまったく興味がなく、海外志向の人間ではないと思っていたのに、まさか海外に出てみたいと思うようになるとは・・・
ネイティブの人達(特にアメリカとカナダ)と話していると、日本の職場文化が世界から見ると常識ではないことが分かってきました。
僕が聞いた話の中での西洋の一般的な企業では、
・サービス残業がない。そもそも残業を美徳にしていない。
・働き方は効率重視で、「早く帰る=仕事がデキる」という風潮がある。
・職場の飲み会がない。上司にムリヤリ飲酒を強要されることもない。
・強制参加の社員旅行がない。
・「上司の仕事=部下を怒鳴りつけたり、サボらないように緊張感を与え続ける」という図式がない。
・転職が当たり前。「スキルアップ=職場を変えること」という認識がある。
など、当時の僕にとっては新鮮なものばかりでした。
今でこそ、日本企業も社員旅行を廃止したり、強制参加の飲み会の開催をNGにする職場が増えてきました。
仕事中に指導という名のもとに怒鳴りつけたりするのも、規制されるようになってきています。
でも当時、僕が高校を卒業してから経験してきた職場では、まだまだパワハラ的な暴言や暴力を振るう慣習があったのです。
そもそも僕の世代では、学校で先生が宿題をサボった生徒をひっぱたく文化の中で育ってきたので、職場でのパワハラも「まあ、世の中そんなもんだよね」と受けれている部分がありました。
そんな僕にとっては、ネイティブの友達から聞いた、「西洋の職場の成熟した平等文化」は、キラキラして見えました。
未知の世界を経験したい!という情熱
「本当にそんな世界があるんだろうか?あるんだったら、経験してみたい!」
という欲求が高まっていったのです。
自分が知らない世界があるなら、一度は自分の身で経験してみたい!
という強い情熱が、僕の中に芽生えてきたのです。
さらに加えて、「自分の英語力が、相手の土俵で通用するのか?試したい!」という情熱も出てきました。
「日本に住んでいる日本人慣れした外国人」を相手にする英会話ではなく、日本人の話す英語を聞いたことがない純ネイティブ相手に、自分の英語が通じるのか?試したくなったのです。
そのためには、日本を飛び出すしかありません。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
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