英会話スクールに通いはじめてからは、とても楽しい時間でした。レッスンに行くたびに、新しいクラスメイトとの出会いがありました。

それまで僕が通ったことのある習い事は、空手やダンスなど、汗をかいて身体を使うものがメインでした。

でも、英会話はそういう習い事の教室にはない雰囲気が漂っていました。レッスンそのものが「会話」のため、クラスメイトともすぐに仲良くなれるのです。

もちろん、英語レベルは下から2番目のクラスだったので、僕がクラスメイトと英語で話せるトピックなんて、たいしたことはありません。

せいぜい、家で覚えてきたフレーズをチョロっと使うくらいです。でもその分、日本で話すよりも身振り手振りや目で相手に伝えようとするため、かえって親近感がわくという、不思議な体験をしました。

最初は「女性との出会い目的」で入ったものの、だんだん、「普段の仕事では出合えない色んな職業、年齢、タイプの人たち」と出合えること自体に、ワクワクしてきました。

そして、同じクラスを受けているメンバーの中で、仲の良い友達ができました。

彼の名前は、ケイタ。僕の弟と同い年です。彼の方が年下ですが、

「せっかく英会話スクールで出会ったんだし、俺らの間で日本の年齢で上下関係が決まる文化は持ち込まないようにしよう!」

ということで、

「日本語で話すときも敬語はナシで!」

というルールをふたりの間に作りました。これはけっこう新鮮でした。

 

正反対の僕ら

僕たちは、いろんな点で違うタイプのコンビでした。

僕は高卒です。
当時の仕事は、ジーンズショップを全国チェーン展開している会社の、小さな店の店長。

高校卒業後に転職を2回して、これが3つめの仕事でした。

英語を始めた当初も、家で机に座ってやる「勉強スタイル」は嫌いで、TOEICなどのテストにもまったく興味がありませんでした。運転中に英語のテキストについているCDを聞いたりするのがメインでした。

レッスン中も、文法は考えずに、事前に丸暗記したフレーズを使いながら、なんとなくノリでごかましながらやっている感じでした。

一方、ケイタは、有名大学院卒の公務員。
向上心が強く、当時からTOEICも定期的に受けていて、高い点数を取ることを目指していました。

すごく頭がいいのに、誰に対しても謙虚でフレンドリー。みんなから好感を持たれるタイプでした。

僕らは、すぐに意気投合しました。そして、

「一緒に楽しみながらがんばろうぜ!」

みたいなノリになりました。

お互いに連絡するときは、

「メールは英語で打つようにしよう!」

とか、

「電話して最初のセリフは『Hello!』で始めて、その後はできるところまで英語で話してみて、ダメだったら日本語に切り替えよう!」

とか、遊びながらルールを決めていきました。

今思えば、ケイタとここで知り合えたことが、僕の行動範囲を広げて、その後の英語学習の成功に、大き影響を与えることになりました。

その3年後には、僕ら二人ともTOEICで870点をゲットできる状態になるとは、この時には夢にも思っていませんでした・・・

・・・づつく。

 

仲間を作る効果

何かを新しく学ぼうと思ったときに、ひとりでやるよりも、同じ道を志す仲間を作った方が、モチベーションをキープしやすく、上達も早くなります。

自己啓発本、「思考は現実化する」で有名なナポレオン・ヒルは、これを、「マスターマインド」と呼んでいます。

本の中では、

「同じ目的を共有する人が集まると、個人でやるよりも、上達スピードが早く、成果も大きい」

という研究結果が紹介されています。

とくに英語の場合は、

「コミュニケーションツール」

という側面があるため、仲間を作って交流した方がうまくいきやすいと思います。

 

うまくいく人は、周囲のサポートを得るのも上手

最近出版されて、前の記事で紹介した最新本

「忙しい社長のための『休む』技術」

の中に、

「新しいことを生活に取り入れて習慣にするための6つの戦略」

の中のひとつとして、

「周囲のサポートを得る」

ことが大切だと言っています。

実際に、

「ひとりでやった場合」

と、

「仲間の協力を得た場合」

との効果の違いが、実験によって証明されています。

・3~4人程度の仲間を作る。

・定期的に状況を報告し合う。

・達成できたことを、お互いに認め合う。

といったことを行うだけで、モチベーションを維持できる率が跳ね上がったそうです。

人間というのは、自分のためだけに頑張るよりも、他人のために頑張る時の方がずっと大きな力を出せます。

同じ目標に向かう仲間同士は、

「自分が結果を出すことが、仲間のモチベーションアップにもつながる」

という関係を築くことができます。

また、何かを達成できたとき、

「自分で自分を褒める」

だけよりも、

「他人から褒めてもらう」

方が、脳内の快感物質の量が増えて、ずっと大きな喜びを得られるようにできているそうです。

その喜びが、もっと前へ進むパワーにもなります。

仲間を作ることで、英語学習の習慣を生活に取り入れるのが、ずっとラクにできるようになるでしょう。

 

ネイティブにはできないこと

仲間を作ったら、

「最近、どうやって勉強してる?」

とか、

「この単語って、どんな場面で使うか知ってる?」

とか、お互いに情報を分け合ったりすると、ひとりでやってるよりも、入ってくる情報量が圧倒的に増えます。

これは、ネイティブ相手にはできない作業です。

僕らだって、もし外国人の日本語学習者に、

「オススメ日本語テキストを教えてくれますか?」

なんて聞かれても、答えられませんよね。

今は、フェイスブックやmixiなどのSNSのグループに入ることで、住んでいる土地の境界を越えて、同じ道を目指す人たちともつながれます。

あなたも仲間を作って、自分ひとりの力で出せる以上の成果を目指してみませんか?

次回は、

「どんな人を仲間に選べばいいか?」

をお伝えします。

From  Shinya
(英語の達人養成ジム 師範代)
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P.S.
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