・近いうち、TOEICを受けようかなと思っている。

・TOEICが最近新しくなったことは知ってるけど、まだ何もしていない。

・まだ受ける予定はないけど、とりあえず変更点だけ手っ取り早く知りたい。

もし、あなたがこの3つのうちどれか1つに当てはまるなら、今日の記事はあなたの役に立てるでしょう。

5月から大幅改定されたTOEIC。

去年、受験者数278万人で、過去最高を記録したそうです。

今後の日本社会で、ますます需要が増していくであろうTOEIC。

その公式問題集の最新版のテストを2つを解いて、こないだの本番テストを1回受けた現時点での、僕のレビューをお伝えしていきます。

今回は、

「旧型TOEIC」 VS 「新型TOEIC」

の違いをパートごとに解説します。

IPテストでは、まだしばらく旧型が使われるそうです。
新型の公開テストとIPの両方を受ける場合は、違いを知っておくことは大事だと思います。

今回は、リスニングパートのみのレビューです。

 

パート①

 写真を見ながら答える問題

問題数:10問→6問へ減った。

内容: それほど違いはない。今までは、7問目~10問目の間で、上級者でも引っかかるような、かなり難しめの内容が含まれていた。

でも、新バージョンはそういった難問がなくなった印象。

以前の解法テクニックはそのまま使える。

 

パート②

耳だけに頼って答える問題

問題数:30問→25問へ減った。

内容:大きな変更点はない。今までの解法テクニックはそのまま使える。

ただし、カンタンな問題が減って、内容が濃くなっている印象。
会話特有の表現を知らないと解けない問題の比率は上がっている。

上級者にとっては、このパート2が一番集中力を削られる。

ここの問題数が減ることで、全体的には楽に感じられるかもしれない。

 

パート③

長めの会話を聞いたあと、3つの質問を読んで答える問題

問題数:30問→39問へ増えた。

内容:ここに一番大きな変更点を感じる。9問分=会話3つ分が増えたので、実際に解いていると、かなり長い印象。

やりながら、「ぬぉー!!まだあるのか!」と叫んでしまった。
ここでけっこうスタミナが取られる。

大きな変更ポイントは3つ。

ポイント①  しゃべりかた

旧型: 映画で使われるようなカジュアルな発音や表現はなかった。

新型: 口語表現や、カジュアルな発音、感情を込めた言い方が混ざっている。

旧型:2人の会話のみ。

新型:3人入り乱れての会話がある。

旧型: 一定のペースで淡々と会話が進む。

新型: わざと言いよどんだり、ひとりがしゃべってる最中にもうひとりがカブせてきたりするようになった。

会話特有の表現に慣れていないと、むずかしい。

※個人的な感想

声優さんたちが、まだこのタイプの感情移入型に慣れていないのか、なんとなく不自然で、大根役者っぷりを発揮している。演技のぎこちなさに気を取られて、内容の聞き取りががおろそかになってしまうことがある。

ポイント②  感情を読み取る

質問文の中に、

「このセリフの意図することは何か?」

というものが新しく登場。

たとえば・・・

会話の中で男性が、「Oh my God!」と言った中に、どんな感情が込められているか?

A:驚いている。

B:怒っている。

C:落ち込んでいる。

D:喜んでいる。

・・・みたな感じ。(実際はもっと長いセリフ)

単にその表現を知っているだけでなく、前後の会話の流れから、気持ちを読む必要がある。

あと、この手の問題は選択肢がやたら長くて、読むのに時間がかかる。

今までの解法テクニックが通用しないように作られている。
これは、英検ではよく見かけるタイプの問題。

ポイント③  図&表を見る

表や図などを読むタイプが登場。
ためしに公式問題集の方では、表は先読みしないでトライしてみた。

結果は、あえなく撃沈!

表も先読みしておかないと、細かい情報が記憶できない。

事前に記憶しなければならないことが増えたせいで、本文のリスニングに集中しづらい。

あと、本文を聞いている間に集中しようと思っても、図表が目に入ってくると、気が散って集中できない。

今までの、解法テクニックだけでは正解しづらい。

ここで気持ちが乱されたまま、パート4に突入すると危険!

※こないだの本番では、テストが始まってすぐに流れる解説ナレーション(2分半)の間に、この「図表」の部分だけを先読みしておいたら、かなり心の準備になった。

パート④

ひとりの人が長めにしゃべるのを聞いたあと、3つの質問を読んで答える問題。


問題数:30問→30問で、変更なし。

内容:基本的な変更点は、パート3と同じ。最後の2問、図表付きの問題がキツい!!
ここでペースを乱されてヘコむと、リーディングにも影響大!!

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以上が、パートごとのレビューになります。

 

リスニング全体を通した感想

これまでの

「小手先の解法テクニック」

が通用しづらくなっています。

正解するには、

「本当の会話力=英語の底力」

が問われます。

また、全体の構成が変わっているので、リズムが違います。旧型を何度も受けている人ほど、この乱れが大きく、苦しい戦いになりそうです。

今は、世の中に「解法テクニック」が出回っています。今回の変更は、TOEIC協会からの「リベンジ=復讐」のように感じます。

会話力そのものを上げないと、正解できないように作りこんできたな!!

という印象です。

ただ、声優陣のメンバー変更はありません。みんな、慣れ親しんだ声です。もし、声優さんまで変わっていたら、もっとキツい戦いになっていたはずです。

 

おまけ:本番テストと公式問題集の違い

公式問題集を解いたときには、パート3が一番キツいと感じました。
とくに、図表を読んで答えるパートが難しいなと感じました。

こないだ受けた本番テストでは、パート3の図表問題はわりと単純なものが多く、むしろパート2が難しいと感じました。

本番と公式問題集では、パートごとの難易度にけっこう違いがある印象です。

次回は、リーディングのレビューを書きますね。

 

From  Shinya
(英語の達人養成ジム 師範代)

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