新TOEIC

From  Shinya (新村真也)


2016年5月から始まった、改訂版新TOEIC。
僕もさっそく1回目を受けました。結果は・・・

トータル点数は、970点。

自己ベストは975点なので、ほぼ同じです。

正直、今回は点数が下がると思っていたので、この結果は予想外でした。

僕が自分の点数が下がると思った理由は3つあります。

 

理由① TOEICスクールや英会話スクール業界が注目しているから。

TOEIC大改訂の1回目は、英語業界が注目します。
当然、「TOEICなどを教えている英語教師」も、受ける率が上がります。

とくに、毎回TOEICで満点を叩き出すような、モンスター講師が、こぞって受けたと思います。

彼らは、もはやTOEICでは力を測れないほどの実力者です。

TOEICは満点で990点です。

でも、もしそのリミットがなかったら、きっと彼らの実力は1,500点とか、2,000点でしょう。

そんな人たちがひしめく激戦区が、950点以上のゾーンにあると予想していました。(実際そうだと思います)

TOEICは偏差値制です。

全体のデキがよければ、自分が「デキた!」と思っても、点数が変わらないどころか、むしろ下がったりもします。

これまでの僕の経験だと、当日の「デキた感」と、実際の点数はほぼ反比例します。

「偏差値制+モンスター講師の受験率UP!」

という点から、僕の点数は下がると予想していました。

 

理由② 慣れない問題で、ペースが乱されるから。

これは、みんなそうだとは思いますが、特に高得点者ほど、旧型のTOEICのリズムに慣れています。

「旧型に慣れている=新型ではペースを乱されやすい」

ということです。

僕自身も、新公式問題集を解いたときには、リズムがボロボロでした。結果もボロボロでした・・・

 

理由③ TOEIC協会が、採点方法に慣れていないから。

新型になると、受験者だけでなく、問題を出す側も戸惑うはずです。

特に最初の頃は手探りで、うまく問題を作れなかったり、採点が難しかったりするかもしれません。

それが、結果に影響することも考えられます。

以上3つの理由から、結果にはあまり期待してませんでした。

でも、実際に返ってきた結果表を見て、

「実際の英語力が変わらなければ、出題形式が変わっても点数は変わらない。」

という、TOEIC協会の主張が真実味を帯びてきました。

もし、これを読んでいるあなたも5月に受けていたら、結果がどうだったか、気づいたことなどを、ぜひコメントで教えてくださいね。

 

各パートごとの分析

では、ここから各パートの分析に入っていきます。

リスニング

今回、テストを受けている最中は、リスニングはけっこう落としている部分が多いような気がしていました。

特に、パート2が難しいものが多く、なんとなく雰囲気でマークしたものもあり、パーセント表示のゲージの1本目と3本目の、

「短い会話、アナウンス、ナレーションにおいて~」

のあたりが、いくつか落としていると思っていました。

でも、意外にもそこは2本とも100%を取れていました。

後半のパート3&4の長めのリスニングの

「詳細を問う問題」で、

少し落とした場所があったようで、98%でした。

 

リーディング

「語彙」「文法」のゲージは、両方とも100%取れました。

今回は、パート5の最後のボキャブラリー問題で、僕の知らない単語が選択肢に2つ入っていました。

「これは、受験者をうろたえさせてペースを乱すための『ネコだまし』に違いない!」

と思い、そのふたつは外して、それ以外の2つのうち、一番それっぽいやつを選びました。

どうやら、この結果を見る限りでは、あの2つの単語は予想どおり、

「ネコだまし」だったようです。

長文のパートは、最後にテキトーに塗り絵したのが、2問ありました。

でも、それ以外はちゃんと読んで、

「これだ!」

と思うやつを選んだので、どれが間違っていたのか、気になります。

もし、あの2問が両方ともハズれていても、おそらく「ゲージ2本が90%台になる」くらいだったでしょう。

実際はそれに加えて「88%のゲージ」が一本あります。そこはきっと、自信を持ってマークしたやつが、間違っていたんだと思います。

最近、TOEICを受けるたびに毎回思いますが、

「点数結果よりも、各問題の答えが知りたい!!」

「どこが間違っていたのか?正解はどれだったのか?が知りたい!!」

ということです。

それが分かれば、他のTOEIC受験者の人たちにも、いろいろとフィードバックしていけるネタが増えるのに・・・

今回は、不慣れな新型1回目にしては、良い結果でした。きっと、みんなにとって不慣れなので、逆にハンデはなかったのかもしれません。

 

満点は目指さない

僕は、TOEIC満点は目指していません。
なぜかというと、他に勉強したいことが山ほどあるからです。

僕は今、アメリカの英語の原本で

「コピーライティング」や

「マーケティング」を勉強しています。

TOEICの問題集を解いている時間があったら、そっちを学びたいのです。

でも、「英語で知識を得ていく」道のりで、結果的に自分の単語数や表現力は上がっていると感じます。

そして、TOEICの点数も高得点をキープできています。

 

TOEICの創始者の言葉

TOEICを世に広めた立役者で、英語教育の専門家の千田潤一さんが、かつてこんなことを言っていました。

「私はTOEICを宣伝しながら、自分でもテストを受け続けました。そして、ついに900点を越えたとき、うれしくて会長(TOEIC協会の会長)の部屋に報告に行きました。そして、『次は満点を目指します!』と言ったら、思いっきり怒られました。」

「TOEICは、英語力を測る『ものさし』にすぎない!900点超えたら、もう十分だ!900点を990点にするために勉強する時間があったら、もっとほかの勉強をしなさい!」

と言われたそうです。

TOEICを作った張本人の

「TOEIC協会会長」

がこう言っているんだから、やはりTOEICは満点を目指して猛勉強するような種類のものではないのかもしれませんね。

もちろん、価値観は人それぞれ。

満点を持っている人を、僕は尊敬します。
そこに至るには、相当な努力が必要だったと思います。

僕自身はTOEIC満点用の勉強をするつもりは今後もありませんが、

「最新の出題傾向」

をつかむことは、プロとして必要だと思っています。

「今、点数を上げたいたくさんの人たち」

に役立つ情報を伝えていくために、定期的にTOEICテストは受けていくつもりです。

From  Shinya (新村真也)
 
(
英語の達人養成ジム 師範代)

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