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From  師範代Shinya (新村真也)

今日は、前回の記事のつづきで、

「返ってきたTOEICスコアを『ミクロの視点』で分析して、今後のあなたの英語学習に役立てる方法」

のリーディング編をお伝えします。

手に入れたスコア表を使いたおして、受験料の元を取りましょう!

今回は、スコア表の下の右側にある、リーディングの5本の各ゲージが、何を表すのかを解説していきますね。

今回は、一番下のゲージから、ひとつずつ上にあがりながら解説していきます。

 

リーディング1本目(一番下)

ここは、パート⑤とパート⑥の穴埋め問題の中で、

「文法」

をあなたがどれだけ理解できているか?

を教えてくれます。

たとえば・・・

次の(   )に入る単語はどれか?

He is a (    ) guy.

1. nice
2. nicely
3. nicest
4. nicer

みたいな感じのやつが、文法問題です。
ちなみに答えは、あなたはどれを選びましたか?










はい!時間です!答えは、1.の「nice」です!

このゲージをアップするには、中学3年生までの「基礎文法」がどれだけしっかりできているか?がモノを言います。

TOEICはパッと見は難しく見えますが、実は問われる文法は90%以上が中学レベルです。

「中学レベルの文法」を、「おカタいビジネス単語」でコーティングして、いかにも難しそうに見せてるだけです。

コンビニ弁当のエビフライみたいなもんです。

パッと見は太く見えますが、食べてみると、ほとんどが衣の部分で、中のエビはビックリするほど細かった・・・なんて経験、ありませんか?

 

TOEICの文法問題も、これと同じ「見かけ倒し」です。

大学受験のような、難解な文法規則を覚える必要はありません。

中1~中3までの文法をしっかり復習するだけで、このパートは一気に上がります。

 

リーディング2本目

ここは、パート⑤とパート⑥の穴埋め問題と、パート⑦の長文問題の中で、

「ボキャブラリー」

をあなたがどれだけ知っているか?

を教えてくれます。

たとえば・・・

次の(   )に入る単語はどれか?

He is a (    ) guy because he always helps me.

1. nice
2. funny
3. bad
4. shy

みたいな感じのやつが、ボキャブラリー問題です。
ぜんぶ同じ品詞が並んでいるので、前後の流れで意味的にピッタリをやつを選ぶしかありません。

ちなみに答えは、あなたはどれを選びましたか?










はい!時間です!答えは、1.の「nice」です!

このゲージが上がると、全体的に他のゲージも上がります。

なぜなら、「意味がわかる単語が増える」ことは、一番大きな影響力があるからです。

だからといって、今すぐ本屋へ行って、分厚い単語帳を買ってくるようなことはしないでくださいね。

そういう学習法は、途中でイヤになって、挫折しやすいです。

※「挫折しない単語の増やし方」は、こちらをクリック

 

リーディング3本目

ここは、パート⑦の長文問題の中で、

「違う場所に書かれた、2つか3つのヒント」

を見つけて、それをつなぎ合わせて1つの問題に答えます。

TOEICの中で、もっとも

「ゲーム的な要素」

の強い部分です。

たとえば・・・

ここに、ふたつのEメールがあります。

ひとつ目のメールの中に、

「会議は水曜です。」

と書いてあります。

ふたつめのメールの中には、

「水曜にトムさんが一緒に来ます。」

と書いてあります。

質問文には、

「会議は、誰が参加するか?」

と書いてあります。

これに答えるには、ひとつめのメールをいくら読んでも、答えを見つけられません。

ふたつめのメールをいくら読んでも、無理です。

この質問に答えるには、2つのメールの中にあるヒントを関連づけて、「会議の参加者=トムさん」という答えを導き出す必要があります。

(実際には、もっと複雑なトリックが仕掛けられているものもあります)

 

試験問題そのものに「慣れる」

ここのゲージをアップさせるには、とにかく

「TOEIC問題そのものに慣れること」

です。

「問題を作った人の意図を見抜く」

必要があります。

これはもう、「公式問題集」を何度か解いて、この「ゲーム」のコツを身体に入れるしかありません。

ちなみに僕は、このタイプの問題を、ネイティブの友人(アメリカ人の大卒で英文科専攻)に解いてもらう、という「実験」をしたことがあります。

実際に本番の試験と同じタイムリミットで測って解いてもらいましたが・・・なんと彼も間違えました!(本人めっちゃ悔しそうで、かなり取り乱していました!)

彼は、ネイティブの中でもかなりの語学力がある人です。

そんな彼でも間違えるということは、やはりこのタイプの問題は、「英語力」というより、「問題慣れ」が問われるようです。

 

リーディング4本目

ここは、パート⑦の長文問題の中で、

「具体的な情報」

を見つけられるか?を測るゲージです。

たとえば・・・

・会議は、どこで開催されるか?
(Where?)

・スミスさんは、何曜日に事務所に来るか?
(When?)

・研修には、何を持参しなければならないか?
(What?)

などです。

これらに答えるには、

 

What?

When?

Who?

Where?

Why?

How?

 

の、5W1Hの情報をすばやく見つけてくる必要があります。

これって、もしあなたが英語で仕事をしているなら、日常的に必要なスキルだと思いませんか?

ごちゃごちゃ書いてあるメールの中から、

「会議が何時か?」 「誰が来るか?」

などの「今必要な情報」をすばやく見つける力は、ビジネスでは必須です。

僕らは、日本語のメールを読むときにも、無意識にその作業をやっています。

一字一句、ていねいに読んでいるわけではありません。

このゲージを伸ばすには、英文を読む「スピード」を上げる必要があります。

 

リーディング5本目

ここは、パート⑦の長文問題の中で、

「書いてあることの要点を推測できるか?」

を測るゲージです。

たとえば・・・

ごちゃごちゃ書いてあるメールの中で、

「要するに、この人は何を言いたいのか?」

苦情のメールなのか?感謝のメールなのか?問い合わせメールなのか?

などなど、メールの「要点をまとめる力」を問われます。

このゲージを伸ばすには、ひとつの英文をしっかり読み込むトレーニングをして、

「英語特有の言い回し」

に慣れる必要があります。

 

ビジネス特有の言い回しに慣れる

ビジネスで使う表現には、ある程度のパターンがあるので、それに慣れてしまえば、見た瞬間に「何が言いたいのか?」がわかるようになります。

たとえば日本語でも、

「大変申し訳ありませんが・・・」

と最初の方に書いてあれば、

(あ、きっと「在庫がない」って言われるんだろうな)

と心の準備ができます。

「お申し込みいただき、ありがとうございます」

と書いてあれば、

(あ、申し込み完了の確認メールだな)

と気づきます。

そういう表現に慣れていなければ、

(ええっと・・・「大変」は強調の意味で、「申し訳ない」は、「申す=言う」で、「訳=理由」か・・・「ない」は否定だから・・・上から意味を取ると・・・)

なんてやっているうちに、どんどん時間が過ぎて、意志の力も消費してしまうでしょう。

以上、リーディングのゲージの見かたの解説でした。

 

まとめ

ここまで、3回にわたって、TOEICでほとんどの人たちが見過ごしてる、下の「ゲージ」について解説してきました。

ここの数値を毎回チェックすることで、トータル点数が同じでも、毎回違いを実感することができるでしょう。

僕も、ここしばらく自分の点数が950点から±20点くらいで落ち着いています。

でも、毎回ここのゲージを見比べることにより、

「前はこうだったけど、今回はこうだった」

などと、細かい「変化」を見ることができています。

それができると、モチベーションが上がります。

トータル点数が変わらなくても、

「自分は伸びている!」

と思えるからです。

あなたもぜひ、TOEICのスコア表を読みこなせるようになって、モチベーションのキープに役立ててくださいね。

 

From  師範代Shinya (新村真也)
 
(英語の達人養成ジム 師範代)

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