
from 師範代Shinya
(→前回の続き)
前回の記事でお伝えした通り、TOEIC900点以上持っていても英語が流ちょうに話せない理由の1つは、実は英語力と関係なく、
「自分の意見を素早く考えて臆せず発信すること自体に慣れていない」
だけかもしれません。
もし心当たりがあれば、そこは英語力とは切り分けて考える必要があります。
僕もこの部分を鍛えるために、英検の面接練習が役立ちました。
英検には、2次試験で自分の意見を面接官の前で言う練習があります。
特に1級の場合、5つのテーマの中から自分で選んだテーマで2分間しゃべり続けます。
その直後に、2人の面接官からアドリブで質問や反論がガンガン飛んできます。
それに対して、素早く自分の意見を考えて議論し続けなければなりません。
この2次試験対策の練習のために、僕はかなり自分の意見を素早く考えて言うスキルが鍛えられました。
これはもう、慣れの問題です。
僕は最初、自分の意見が思いつかず苦労したので、まずは日本語で内容を考えてしゃべる練習をしました。
日本語でスムーズに自分の意見を2分間話し続けられるようになった後に、それを英語で言う練習をしたのです。
このステップをかけたことで、うまくいきました。
ちなみに、自分の思った内容を英語化する部分は、数年間続けてきた瞬間英作文トレーニングが役立ちました。
瞬間英作文トレーニングは今でも続けていて、自分の勉強用のテキストを使ってやっています。同じ英文を使いながら、
・最初に例文が口になじむまで、音読を繰り返す(1日12回×2~3日)
・次に日本語訳を見て、瞬時に瞬間英作文する。(1日12回×2~3日)
という流れで仕上げています。
正しい文法でも、相手に通じなければ会話にならない
次にTOEIC900点以上で英語を話すのが苦手な方からよく聞くのが、「自分の英語が通じない」という悩みです。
実際に僕が聞いてみると、しっかりした文法とボキャブラリーで話せていることがほとんどです。
でも、外国人相手に会話すると通じない。
となると、やはりそれは発音の問題だということが分かります。
TOEIC900点以上持っていても、テスト勉強がメインになっていて、普段から口を動かすトレーニングをしていないと、発音スキルは上がりません。
僕は個人的に、発音へのこだわりは、「適度な距離感を保つバランス」が大事だと思っています。
というのも、発音を気にしすぎると、英語が口から出てこなくなるからです。
よく「日本人は発音を気にしすぎるから、英語が話せないんだ」と言われることがあります。
これも事実だとは思います。
ただ、あまりに気にしないで発音すると、多くの場合は完全なカタカナ発音になります。
カタカナ発音にも度合いがありますが、あまりに日本語に近い発音だと、ネイティブは、(非ネイティブも)かなり聞き取りに苦労するようです。
せっかく正しい文法と英単語で話しているのに通じなかっり、何度も聞き返されたら、「自分の英語が間違っているのかな?」と不安になってしまいますよね。
僕は、日本人はネイティブ発音を目指す必要はないと思っています。
完全なネイティブ発音になることはたぶん不可能です。
ただ、最低限通じるラインというのも存在していて、そこを無視してカタカナ英語でゴリ押ししても、通じない経験が積み重なっていきます。
そして、次第に自信をなくしていってしまうかもしれません。
発音は訓練しないと伸びない
発音は、意識して訓練しないと伸びません。
①発音の理論やコツを知る
②意識して発音練習する(マネする)
③意識せずに発音できるようになる
というステップで習得していきます。
①や②のステップをすっ飛ばして③に行くことはできません。
その点で、普段から口を動かす練習をしていないと、発音は伸びないのです。
TOEIC900点だからといって、発音が良いかどうかまでは測れません。
日本人が考える「英語が流ちょうに話せる」という表現の中には、発音スキルもある程度入っているように感じます。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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