from 師範代Shinya
(→前回の続き)
僕が初心者レベルからやり直し英語を始めて、英検1級を取るまでの道のりでは、以下のジャンルに投資をしました。
①英会話スクールの授業料×3年分
②買った市販の英語教材のトータル(「積ん読」になったものも含む)
③英検やTOEICなどの資格試験の受験料のトータル
④英検対策用の過去問、TOEICの公式問題集など
⑤外国人バーに通うのに使った金額
⑥カナダに3ヶ月間の留学費用
この6つにかった金額を、それぞれ算出してみました。
①英会話スクールの授業料×3年分
1年目 = 月1万円
2年目 = 月2万円
3年目 = 月2~4万円
という感じです。
1年目は一番安いグループレッスンだったので、月額にすると約1万円でした。
厳密には、月謝制ではなく1年コースに申し込む時にまとめて授業料を払うシステムだったので、1年にならすと約1万円ということです。
2年目は、少人数制でマックスでも5人のクラスに変えたので、金額が約2倍になりました。
3年目の月額が変動しているのは、この時期にカナダ留学を決めたことで、それまで週1ペースだったレッスンを、週2ペースに繰り上げたからです。
そうすることで、留学前にコースの内容を完結させてから行くことができました。
「月あたり4万円の授業料」と聞くと、けっこう多いように感じると思います。僕もけっこう気合いを入れてこのプランを決めました。
でもその後、僕はその英会話スクールで講師になってから知ったのですが、これはけっこう普通の投資額だったようです。
当時の僕と同じペースで同じコースを取っている人達もけっこう多くて、「みんなけっこう学びに投資してるなぁ~」と思いました。
ということで、僕が3年間で英会話スクールに投資した授業料は、
76万円 + 入学金や副教材費用 × 5万円 = 約80万円
という結果になりました。
これを高いと取るか?安いと取るか?妥当だと取るか?
は人によると思います。
僕よりずっと高い金額を投資している人も多いはずです。
英会話スクールに投資する価値はあったのか?
個人的には、僕はこの金額以上のものを3年間で受け取ったと感じました。
特に、後から述べる「外国人バー」での英会話体験と比べると、英会話スクールのレッスンは質が良く、必ず生徒が発言できる機会が与えられます。
先生たちも、どんな細かい質問にもイヤがらずに真摯に答えてくれます。
僕が当たった先生たちは、性格的にも穏やかでフレンドリーな人ばかりでした。
外国人バーと比較するのはどうかと思いますが、安心して英語を話せる環境が整っているという点で、英会話スクールはお金を払う価値があると感じます。
また、他の日本人英語学習者と交流ができるのも魅力です。
僕はこの3年間で、その後ずっと共に英語学習をすることになる友達をゲットしました。
プライベートで一緒に集まって勉強したり、外国人バーに一緒に行ったり、そこで仲良くなったネイティブをお互いの招いて、ホームパーティーを主催したりしました。
その友達とは英会話スクールを卒業した後も交流が続き、お互いの結婚式に呼び合いました。
さらに加えて、交流の輪が世界に広がりました。
3年目の担任のネイティブの先生(オーストラリア人)が、僕がカナダ留学すると聞いて、
「だったらトロントに面白いことやってる友人がいるから、訪ねるといいよ。きっと彼と話すと刺激になるはず!」
と、トロントの現地の友人のJさんを紹介してくれたのです。
僕の留学先はバンクーバーでしたが、その先生の言葉で、正反対にあるトロントに旅行に行くことを決めました。
留学期間が終わってから、一人旅でトロントに向かい、そこでJさんの家に4泊もとめてもらいました。
Jさんはサラリーマンを経て起業した人で、一人で立ち上げたアパレルブランドが人気になり、カナダ政府から助成金をもらってビジネスを拡大しているところでした。
Jさんは、休日に僕を「現地人の遊びの場」に連れて行ってくれました。
僕は、Jさんの仕事場に一緒に見学に行って、作業を手伝わせてもらいました。
この時、起業したJさんの姿を間近で見たことは、後に僕自身が起業することにつながりました。
最終日の夜には、Jさんは彼女とルームメイトと僕を連れて、カナダ寿司バーに連れて行って、おごってくれました。
日本の寿司屋とはまったく違う雰囲気が面白くて、日本で言えばフランス料理店のような高級感でした。(実際に高かったと思います)
そういった体験ができたことは、英会話スクールに通っていた頃の人脈があったおかげです。
後から振り返ると、英会話スクールに支払った80万円は、十二分に元が取れました。
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From 師範代Shinya(新村真也)
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