From 師範代Shinya(新村真也)
先日、妻と一緒に渋谷のセンター街に行ってきました。
僕は4月に東京に引っ越してきて以来、行動範囲が「自宅と五反田駅」がメインになり、あまり娯楽エリアや繁華街に行く機会がありませんでした。
久しぶりに渋谷に行って、人の多さ&街全体にあふれるエネルギーに驚きました!
僕らが渋谷に行ったのは、理由があります。それは、中古本販売のチェーン店の「ブックオフ」です。
なぜブックオフに行ったかというと、僕が五反田で主催する「英語の達人養成ジム」の上級クラスの会員のShinさんから、ある「お宝情報」を教えてもらったからです。
中上級者にとっての「お宝」
その「お宝情報」とは・・・英語の中上級者にとっては、ありがたい物です!
渋谷のブックオフには、英語の「語彙制限本」がたくさん置いてあるのです!
「語彙制限本」というのは、英語のリーディングのスピードをアップさせるトレーニング用に開発された、特別な本です。
語彙制限本には、みんなが知っている有名な小説や、自己啓発、偉人の自伝などのストーリーが、限られたボキャブラリーで書かれています。
英単語のレベルは自分で選べるので、レベル1の本を選べば、中学生レベルの語彙力でもスラスラ読めます。
この語彙制限本は、英語のリーディングのスピードを伸ばしたい中上級者にとっては、まさに「お宝」です!
語彙制限本の3つのデメリット
語彙制限本は、英語力アップにとても役立つのですが、問題点が3つあります。
問題点の1つ目は、「希少性」です。
語彙制限本は、読む人を選ぶ、マニアックなジャンルです。
どの本屋さんにも置いてあるわけではありません。なので、手に入りづらいという欠点があります。
「それなら、アマゾンで買えばいいじゃないか!」と思うかも知れません。でも、僕はあまりオススメしません。それが問題点の2つ目にかかってきます。
問題点の2つ目は、「中身と自分との相性」です。
たとえレベル1の本を買っても、ストーリーの中身に興味が持てなかったり、文体が意外に読みづらかったりして、途中でイヤになってしまうことがあります。
表紙が面白そうに見えたので買ったものの、最初の数ページで飽きて読まなくなってしまった・・・なんてことはザラにあります。
なので、語彙制限本を買うときには、「立ち読み」は必須です。
アマゾンで表紙やもくじだけ見て判断するのは、かなり難しいです。
問題点の3つ目は、「価格が高め」なことです。
語彙制限本は、1冊1,000円~1,500円くらいします。ふつうのビジネス書や小説とあまり変わりません。
でも、小さくて薄いので、すぐに読み終わってしまいます。ページ数とボリュームを考えると、ちょっと高めに感じます。
だからといって、「せっかく買ったんだし、もったいない!」とチマチマゆっくり読んでいては、リーディングのスピードアップのトレーニングになりません。
リーディングの3原則
リーディングのスピードアップトレーニングでは、
①できるだけ速く目を動かして読む
②全体の6割分かれば良しとする
③飽きたら途中でやめて、次の本へ行く
という3原則があります。
この3原則を実行するには、できるだけ、
①自分が興味の持てる内容の本だけを買う。
②本を安く手に入れる。
という工夫が必要になってきます。
それを実現してくれるのが、「中古の語彙制限本」なのです。
渋谷のブックオフの驚異の品揃え!
英語の達人養成ジムの会員のShinさんは、今ちょうどリーディングのスピードアップ大作戦の真っ最中です。
Shinさんは、渋谷のブックオフで中古の語彙制限本がたくさんあるコーナーを発見し、何冊か買いました。そして、その情報を僕に報告してくれました。
なので、その翌週、僕はさっそく渋谷のブックオフに行ってみました。
実際に本棚を見て、驚きました!!
語彙制限本の3大ブランドの本が揃っているのです!!
オックスフォードの「ブックワームシリーズ」が勢揃い!
↓↓↓
ラダーシリーズもズラッと!
↓↓↓
ペンギンリーダーズもありました。
しかも、価格は1冊500円前後でした。
これなら、価格を気にせずガンガン買えます!
それに、立ち読みし放題!
中上級レベルの英語学習者にとっては、まさに「楽園」です!!
良いコンディション
さらに、置いてある本のコンディションも良かったです。
語彙制限本というのは、スピードに乗ってどんどん読み進めていくためのものです。
他の英語テキストや英単語帳のように、蛍光ペンで印を付けたり、辞書で意味をしらべて書き込んだりする使い方はしません。
なので、語彙制限本は中古でもまっさらで状態の良いものが多いのです。
ここの中古本もそうでした。
汚さないように読んでから、またここで売れば、実際の投資額をかなり低く抑えることができるような気がします。
フランス人と英会話
今回、渋谷のブックオフで語彙制限本のある洋書コーナーをウロウロしていたら、長いひげのフランス人に話しかけられました。
僕と妻に向かって、
「Do you speak French or English?」
と話しかけてきました。
どうやら彼は観光旅行者のようで、日本の大好きな漫画の原著を手に入れたくてブックオフに来たようでした。
彼が欲しかったのは、
「One punch man」
という英語タイトルの本で、日本語では、「ワンパンマン」という名前で出ているようでした。
僕らはまったく知らなかったのですが、他のお客さんや店員さんに助けてもらいながら、見つけることができました。
フランス人の彼はとても喜んでいました。
僕と妻はその後、「ワンパンマン」を立ち読みしてみたのですが、面白かったです!
ワンパンマンは、フランスではとても有名だそうです。
色んな事がありましたが、渋谷のブックオフの洋書コーナーは、英語学習者にとって熱いスポットです!
もし渋谷へ行く機会があったら、ぜひチェックしてみてくださいね。
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