From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※スマホ1台で、いつでもどこでも20分で英語のスピーキング力を測れるテスト、VERSANT(バーサント)を「試験対策ゼロ」で初めて受けた体験談の続きです。
バーサントテストの音声の悪さに驚いた僕は、自分の中にいる「音職人」の不満を押さえつけながら、テストを進めました。
テストが始まる直前に、「機内モードにして、Wi-Fi通信を切ってください」と出てきました。
これは、テスト中にメールや電話着信などで気を散らされないようにするためだと思います。
「え?通信を切った状態で、オンラインテストを受けられるの?」
と思われるかも知れません。
おそらく、バーサントの仕組み上は、こんな感じです。
↓↓↓
①アプリ内にテストデータが一時的にダウンロードされる。(最初のスタートボタンを押した時に、データをロードしているような時間がありました)
②スマホの通信機能を切る。
③アプリに入れたオフラインのデータ内で、テスト問題が出される。
④こちらの話した音声データ(回答)が、一時的にアプリ内にストックされていく。
⑤テストが終わると、機内モードを切って、Wi-Fiに繋ぐように指示が出る。
⑥アプリ内にストックした受験者の音声データを、クラウド上のデータベースと照らし合わせて、採点を行う。(数分間)
⑦集計されたテストスコアが、アプリ内で見れるようになる。
という感じです。
バーサントは、全部でA~Fの6パートに分かれています。
この先は、各パートごとに分けながら、「対策をまったく無しでぶっつけ本番で受けてみた今回の感想」と、テストを受けた後に調べた「対策法ポイント」の両方をお伝えします。
パートA:音読問題
最初の問題は、画面に表示された英文をそのまま読み上げるスタイルでした。
自分で文章を組み立てるわけではないので、負担は少なめです。
ジャッジされるポイントは、
・個々の単語の発音やイントネーション
・単語同士の音のつながり
・文章の区切りが不自然ではないか?
などのようです。
音読トレーニングをしている人にとっては、有利な問題だと思います。
今回出てきた英文は、それほどマニアックなものではありませでした。
日常やビジネスで使われる程度のボキャブラリーで、構文もそんなに複雑ではありません。
and や but などの接続詞などを使った多少長めの文章が出てきますが、文法自体は「中学英文法の範囲内」という印象を受けました。
ただ、今回難しいと感じたのは、
「文章全体に一度目を通しておかないと、どこで区切るか?どの英単語を強調して読み上げるか?がジャッジできない」
ということです。日本語の文章でさえも、初見の文章を音読したら、区切る場所を間違えたり、漢字を読み間違えたり、イントネーションが変になって言い直したりすると思います。
英語なら、なおさらです。
今回僕は、つっかえたり、変なイントネーションになってしまう箇所が何カ所かありました。
初見の英文を読み上げるときには、直前の黙読が絶対に必要だな、と思いました。
あと今回気付いたのは、スマホ画面で見た場合、横幅が少ないので、文章が折り返されて行数が増えると言うことです。
行数が増えると、目で追うのが難しくなるので、間違ってさっきと同じ行を読み上げてしまうことがありました。
急いで言い直しましたが、この「言い直し」がどのぐらい減点されるのか?そもそもジャッジされないのか?相手は機械で何の反応もないので、、分かりません・・・
【対策法】
各問題の回答時間は10秒ずつあります。
ふつうのスピードで読み上げると5秒ぐらい余るので、その時間で次の文章を「先読み」しておくのがコツのようです。
次回は、パートBのリピーティング問題の詳細をお伝えします。
・・・つづく。
(実際に受けた時の動画はこちらです)
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