【スピードラーニングが2021年に終了!時代の変化①】

 
from 師範代Shinya
 
 
「英語のCDを聞き流すだけで、いつの間にか英語がペラペラになる!」
 
 
というキャッチコピーで、長年日本の英語学習教材として売られ続けてきた「スピードラーニング」。
 
 
英語学習者なら、一度は広告などでスピードラーニングの名前を見たことがあると思います。
 
 
プロゴルファーの石川遼選手が、スピードラーニングのテレビCMに出ているのを初めて見たときには、僕はめちゃくちゃ驚きました。
 
 
こんな大物アスリートをCMに起用できるとは!
 
 
スピードラーニングすげーーー!!
 
 
と、心底驚きました。
 
 
スピードラーニングは、広告による知名度&売られている期間の長さを考えると、「日本で最も有名な英語教材」と言えるかもしれません。
 
 
そんなスピードラーニングが、なんと2021年夏にサービス提供を終了した、という衝撃のニュースを耳にしました。
 
 
これは、日本の英語学習の歴史の中で、1つの大きな節目を象徴している気がします。
 
 
そこで今回、スピードラーニングへの哀悼の意を表して、スピードラーニングの歴史を振り返りつつ、「聞き流し系教材の効果」について詳しく分析していきたいと思います。
 
 
 

雑談の中で突然飛び込んできたニュース

 
ちなみに今回のスピードラーニング終了のニュースは、ある先生とのZoom対談の中で、たまたま知りました。
 
 
その対談の相手は、僕が大好きなイメージ英語の神テキスト、「英会話イメージリンク体得法」の著者、遠藤雅義先生です。
 
 
遠藤先生と知り合ったきっかけは、僕が自分のYouTubeチャンネルに「英会話イメージリンク体得法」の本を紹介した動画をアップしたことでした。
 
 
 
この動画を、たまたま遠藤先生ご本人が見つけてくれて、僕にご連絡をいただいたのがきっかけで、つながることができました。
 
 
(遠藤先生とのZoom対談を録画した動画を、近日中に「大人のやり直し英語の始め方」というタイトルでYouTubeにアップする予定です。ぜひご覧ください!)
 
 
YouTube収録用の対談の前の雑談の時に、たまたま遠藤先生が、
 
 
「そういえば、スピードラーニングはなくなっちゃいましたね。」
 
 
とつぶやいたことで、僕は初めて知りました。
 
 
「えーー!そうなんですか?!いつの間に!!何があったんですかね?」
 
 
と驚き、その後はスピードラーニングネタでしばらく盛り上がりました。
 
 
僕も遠藤先生も本の著者であり、英語教材開発者なので、今回の一件では色々と思うところがありました。
 
 
日本一有名な英語教材のスピードラーニングの終了は、時代の流れを象徴する出来事のように感じました。
 
 
色々と感想を話し合いました。(この部分は録画していなかったので、公開できませんが)
 
 

スピードラーニングの歴史

 
スピードラーニングは、いったいいつ頃からあるのでしょうか?
 
 
僕がスピードラーニングの歴史を知ったのは2~3年ぐらい前(コロナ前)で、中学時代の同級生M君からの情報でした。
 
 
僕が地元の静岡に帰ったタイミングでM君とカフェで雑談していたときに、こんな会話になりました。
 
 
M君:「そういえば、スピードラーニングって知ってるでしょ?」
 
 
僕:「うん、もちろん!」
 
 
M君:「こないだ図書館で調べ物をしてる時に、昔の新聞を読んでたんだけど、なんと俺らが中学の頃の新聞の広告に、スピードラーニングの広告があったさ!」
 
 
僕:「マジで?!そんなに昔からあったの?」
 
 
M君:「俺らが中学の頃だから、もう30年以上前ってことだよね?1つの商品を30年以上売り続けるってスゴくね?」
 
 
僕:「確かに!」
 
 
M君:「お菓子とかなら長く売れるのは分かるけど、英語教材ってけっこう移り変わりが激しそうな業界じゃん?それで30年ってスゴイよなぁ・・・」
 
 
僕:「いや~何よりスピードラーニングを売ってる人がスゴいよね!」
 
 
M君はマーケティングと広告のプロなので、「1つの商品やサービスを長く売り続けること」がいかに難しいかを良く知っています。
 
 
僕らはスピードラーニングの長寿っぷりに感銘を受けて、しばらくその話で盛り上がりました。
 
 

32年間の歴史

 
ちなみに、後からネットで調べてみたら、スピードラーニングは32年前(僕らが12才の時)からあることが分かりました。32年!!スゴすぎです!
 
 
「CDを聞き流すだけで英語ペラペラ」
 
 
というキャッチコピーは、短命の「売り逃げ系教材」のイメージが強く出ています。
 
 
でも実はスピードラーニングは、「老舗のお菓子」レベルの長い歴史がある英語教材だったのです!
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 

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