【カナダのVIA鉄道】

From  師範代Shinya(新村真也)

(※僕がカナダで一人旅していた頃の体験談です)

(→前回のつづき)

ジェフと別れた僕は、カナダを代表する鉄道と言われる、「VIA鉄道」という列車に乗りました。

 

VIA鉄道は、カナダ全土を横断する有名な列車です。

止まる駅が少ないため、目的地までのスピードが早く、大きな窓から見える外の景色の良さもウリだそうです。

たぶん、日本の新幹線みたいな感じでしょうか。

 

モントリオールまではかなりの長旅ですが、僕は久しぶりに乗る列車の旅にワクワクしていました。

 

VIA鉄道は、さすがに大きく、僕はエコノミー席でしたが、シートも窓も大きくて広々していて、かなり快適でした。

 

窓から見える大自然の景色も、感動モノでした!

 

僕はもともと、静岡県の伊豆に近い位置で生まれ育ったので、自然の景色は見慣れているというか、あまり感動はないのですが、さすがにカナダの大自然は、日本とはスケールが違います!

 

果てしなく広がる大地と、大きな山々が高速で目の前を動いていく姿は、圧巻でした。

 

モントリオール

僕が今回、なぜモントリオールを選んだか?というと、実は大きな理由はありませんでした。

 

ただ、バンクーバーのホストファミリーのジョン&フローレンスが、

 

「せっかく一人旅するなら、絶対にVIA鉄道に乗っておいた方が良いよ!」

 

と言っていたのと、

 

「どうせVIA鉄道に乗るなら、モントリオールに行った方が良いよ!」

 

という、周りのみんなからのアドバイスでした。

 

僕はよく知りませんでしたが、どうやらモントリオールはカナダの中でも珍しい地域らしく、異国情緒にあふれているらしいのです。

 

ケベック州

その理由は、モントリオールのある位置です。モントリオールは、ケベック州という場所にあります。

 

ケベック州は、カナダの中でも独立した自治州だそうです。

 

そして、元はフランス領だったらしく、今でも住民の第一言語はフランス語だということでした。

 

なので、街並みもヨーロッパの異国情緒にあふれているらしいのです。

 

カナダにいながら、ヨーロッパ旅行を楽しめるような感覚になるよ、と言われました。

 

そこで僕は、モントリオールに行くことにしたのです。

基礎知識を何も知らないまま・・・

 

モントリオールの言語

モントリオールでは、住民の第一言語はフランス語だと聞いていましたが、同時に第二言語は英語で、ほとんどの人たちが英語をしゃべるので、心配いらないと言われていました。

 

僕はこれまで、バンクーバーやトロントで生活する中で、自分の英語がしっかり通じることを身をもって体感していました。

 

だから、

 

「英語さえしゃべれれば、世界中どこへ行っても大丈夫!」

 

という自信がついてきていました。

 

いくらケベック州がフランス語圏だと言っても、ここはカナダなんだし、周りの週の人たちが英語をしゃべってるんだから、ケベック州の人たちの話す英語も、バンクーバーやトロントなどの人たちと変わらない発音だろう、と思っていたのです。

 

しかし、その期待は見事に裏切られることになりました・・・

 

今思い返せば、僕はこのときまで、「英語圏以外の国の人が話す英語」を聞いたことがありませでした。

 

なんと言っても、生まれて初めての海外体験がバンクーバーだったのです。

 

バンクーバーで3ヶ月間過ごしてからトロントに来て数日間過ごしただけでした。

 

なので、このときの僕は、「世界の人たちの話す英語」というものを、まったく理解していない状態でした。

 

しかし、実際には、世界の英語人口17億人のうち、なんと70%が「非ネイティブ」と言われています。

 

非ネイティブの話す英語は、ネイティブと同じではありません。

 

非ネイティブの英語には、経験値を積んで慣れる必要があります。

 

でも僕がモントリオールに降り立った時には、まだネイティブの英語、しかも日本にいる時にさんざん聞き続けてきた北米発音の英語にしか、僕の耳は慣れていませんでした。

 

この時はまさか、この世界的な観光地で、自分が痛い思いをすることになるとは、夢にも思っていませんでした・・・

 

・・・つづく。

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From  師範代Shinya(新村真也)

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