from 師範代Shinya
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
10年以内にやって来ると言われているメタバースの世界で、英会話レッスンや英語学習ツールはどう変換するのでしょうか?
前回の記事では、今すでに人気になっているスマホゲームやパソコンゲームなどを例にしながら、メタバースのイメージを解説しました。
メタバースの世界は、今のスマホゲーム&パソコンゲームにはない、もう2つの要素が必要と言われています。
①没入体験
②プレイヤー個人がデジタル空間を作れる
この2つです。(厳密には他にも何個かあるそうですが、この2つがメインらしいです)
①の没入体験の一例は、VR(バーチャル・リアリティー)と呼ばれている技術で、すでに英会話サービスでも「VR英会話」なるものが出てきています。
VRはだいぶ前から有名な言葉なので、聞いたことがある人も多いと思います。
デカいゴーグルを顔に装着して、立体的な映像を見て楽しむのが、VRゴーグルです。
アマゾンで「VRゴーグル」と検索すると、ものすごい数の商品がズラッと出てきます。
VRゴーグルは、視覚と聴覚をリアルに体感させることで、その場にいるかのような没入感を味わうことができるツールです。
スマホ画面のような平たい空間を見ているのと違って、まるでその場にいるかのような臨場感を体験できます。
360度囲まれた空間で、音も前後左右から聞こえてくるのです。
VRゴーグル3選
ガジェット好きの僕としては、VRゴーグルの存在が気になったので、色々と調べてみました。
その結果、VRゴーグルには大きく分けて3種類があることが分かりました。
↓↓↓
①スマホと合体させて使うVRゴーグル
(一番安い選択肢。2,000~3,000円ぐらい)
②パソコンとつなげて使うVRゴーグル
(一番高い選択肢。値段はピンキリで、安くても十万円前後から、中には数百万円するものも!)
③VRゴーグル単体で使えるタイプ
(①と②の中間的存在。3~5万円台)
以上の3種類です。
(他にも、プレイステーションも専用VRゴーグルなどがあるそうですが、出てからだいぶ年数が経っているので、省きます。)
当然、値段が高くなるほど、画面がキレイになって、より高い没入感を味わえるようです。
とはいえ、②のパソコンとつなげて使うVRゴーグルは、パソコン自体のスペックが高くないと使えないそうなので、トータルコストがものすごいことになります。
現実的なのは、①か③でしょう。
中でもバランスが良いのは、③のタイプのVRゴーグルだそうです。
スマホもパソコンも不要で、VRゴーグル単体でそこそこキレイな映像で没入体験ができるらしいです。
しかも、両手にコントローラーを持って動かすことで、デジタル空間の中で物をつかんだり、動かしたりできるそうです。
Facebookの会社は③のVRゴーグル開発に力を入れている
Facebookの社長、マークザッカーバーグ氏はこのVRゴーグルの開発会社を買収して、さらに会社名をFacebook社から「メタ社」に変更しました。
「これから必ずやって来るメタバースの世界で必要になるVRゴーグルのエキスパートになって、『VRと言えば、メタ社!』と呼ばれるようになるぞ!」
という気合いを感じます。
先日も、メタ社は「全社員の2割をメタバース事業に専念させる」と発表したそうです。
これからどんどん開発が進めば、新しくて高性能で、価格も抑えめのVRゴーグルが出てくるかもしれませんね。
とりあえず一番安い①を試してみた
僕はこれまでVRゴーグルを体験したことがないので、とりあえず試しに①のスマホと合体させて使うVRゴーグルをアマゾンで買ってみました。
アマゾンでレビュー評価の高かったこのモデルです。
↓↓↓
(↑クリックすると、Amazonの販売ページに行けます)
スマホを前面にセットすると、ゴーグル内のレンズを通してスマホ画面を見れるようになります。
スマホのYouTubeアプリで「VR動画」と検索すると、たくさんの選択肢が出てきます。
VR動画を再生しながら、右下に出てくる「VRゴーグルのアイコン」をタップすると、VRゴーグルで使う専用のモードに切り替わります。
同じ画面が小さく2つに分かれて表示されるのです。
普通に見たら、ただ同じ画面が2つあるだけに見えますが、VRゴーグルで見ると、「寄り目」状態になるので、2つの画面が合わさって1つに見えます。
その時に、ものすごい立体的に見えるのです。
初めて見た時には感動しました!!
昔、映画館で3Dメガネをかけて「画面からキャラが飛び出す映画」を見た時の感動を思い出しました。
僕がYouTube上で見たのは、「ジェットコースター体験動画」と「恐竜時代にタイムスリップ動画」でした。
恐竜動画は、まるでジュラシックパークの映画を3Dで見ているような気分になりました。
もしあなたが僕と同じように、VRゴーグルを今までに体験したことがなければ、スマホVRゴーグルでも十分に楽しめると思います。
360度囲まれている感がスゴい!
僕が昔見た「飛び出す映画」と、今回のスマホVRゴーグルの違いは、「囲まれ感」です。
首を回すと、景色が動いて真横や真後ろが見えるのです。
真上や真下も見えます。
つまり、360度囲まれ感があるのです。
さらに、僕の買ったVRゴーグルはヘッドホン一体型なので、音にも臨場感があります。
横を向くと、ちゃんと音の聞こえ方も変わります。
左右のヘッドホンの音量バランスが微妙に変わることで、まるで本当に横を向いているかのような気分になるのです。
これはけっこう興奮しました。
たった数千円のVRゴーグルでこの世界観を味わえるとは、予想していませんでした。
「ついに自宅で3D映画を楽しめる時代が来たとは!」
と感動しました。
とはいえ、実際にVRゴーグルを使ってみて、マイナス点も感じました。
このマイナス点が解消されないと、一般の人々に普及するのは難しそうです。
次回はそこをお伝えします。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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