【英語テキストのミリオンセラー作家の先生から教わったこと①】

 from 師範代Shinya

数年前に、「全国の本屋さんの入り口に平積みされる英語テキスト」が登場しました。ふつうは、ビジネス書や自己啓発書などが、本屋さんの入り口の位置を占めることが多い中で、その英語テキストはひときわ目立っていました。

おそらく、あなたも一度は見たことがあるかもしれません。本棚に1冊置いてあるかもしれません。

その本のタイトルは、「英単語の語源図鑑」です。

ちょうど同じぐらいの時期に、僕も自分の本を出版したので、全国を回りながら出版記念セミナーを開催しながら、現地の本屋さんをめぐりました。

「本屋さんに自分の本が置いてあったら、記念写真を撮る」のが目的だったのですが、全国どこの本屋さんに行っても、最もたくさんの在庫が平積みされていた本が、「英単語の語源図鑑」でした。

僕の知る限り、全国の本屋さんでここまで大々的に取り上げられた英語テキストは初めてだと思います。

東京都内の電車内にも、広告ポスターが連続して貼ってあって、僕は電車に乗るたびに「あっ!また語源図鑑だ!スゴいな〜!」とつぶやいていました。

テレビ番組でも次々と取り上げられ、続編も合わせて短期間でミリオンセラーを達成しました。

発売前にレビュー動画を出していた

実は、僕はこの本がまだ発売されたばかりで大ヒットする前に、自分のYouTubeチャンネルでレビュー動画を出していました。

理由は、僕はこの本の著者、清水建二先生(通称シミケン先生)が過去に出していた本を使い込んだ経験があったからです。

僕が英検1級に合格するために当時使っていたテキストの3本柱は、

速読速聴英単語Advanced 1100(長文読解力&英単語力アップ用)

②英語学習者用の英字新聞(読むスピードアップ用)

③シミケン先生の英単語の語源本(英単語の記憶を定着しやすくさせる用)※現在絶版

でした。

語源本をやってから、キクタン英検1級の英単語帳をやってみたら、自分でもビックリするほど覚えやすく、知らない英単語の意味も正確に予想できるようになっていました。

そんな経験から、僕は自分のレッスンの中で語源解説を取り入れるようになりました。

僕にとって語源の楽しさと学習効果を知ったのが、シミケン先生の本だったのです。

だから、英単語の語源図鑑が出た時にも、嬉しくてすぐに買ってレビューしました。

シミケン先生からお礼の連絡が!

しばらくすると、英単語の語源図鑑が空前の大ヒットになりました。

僕も、まさか自分のレビューした本がここまで社会現象になるとは思っていなかったので、驚きました。

そのタイミングで、シミケン先生からお礼のメッセージをいただいたのです。

その時に、シミケン先生は僕を夕食に連れて行ってくれました。

個室でゆっくり2人でお話をさせていただき、その時の様子をブログ記事にアップしました。

久しぶりの再会

そして今回、久しぶりにまたシミケン先生とランチをご一緒させていただいたのです。

今回は、妻のサヤと一緒に3人でお話することができました。

前回お会いした時には、「英単語の語源図鑑」が大ヒット中だったので、そこに至るまでの経緯や、過去のお話を聞かせていただきました。

そして今回は、主にここ最近の活動内容や、今後のプランなどを聞かせていただくことができました。

大ヒット作を世に出した後も、これまでと変わらず淡々と本を作り続けるシミケン先生の考え方や姿勢が、大きな学びになりました。

大ヒットを飛ばした後も、本を出し続ける勇気

シミケン先生は、ミリオンセラー本を出した後も、それまでとまったく変わらないペースで、コンスタントに本を出し続けています。

これはカンタンなことではないと思います。どうしても、一度大きな成功作が出ると、次回作を作るハードルが上がります。

その結果、フットワークが重くなってしまうのが普通です。

一度大きな成功を経験すると、その後に「さらにこの結果を上回らなければ!」という精神的プレッシャーがかかるものです。

これは、作家に限らず、どんな世界でも同じだと思います。

たとえば、

・1つの曲が大ヒットして紅白歌合戦に出場した歌手が、翌年に新曲を出す時に感じるプレッシャー

・自分が出演した映画が空前の大ヒットを記録した俳優が、続編の映画に出演する時のプレッシャー

・1本の動画がバズッたユーチューバーが、次の動画を出す時にかかる精神的なプレッシャー

などなど。

英語学習者にとっても、同じようなプレッシャーを感じることはあると思います。

・TOEICテストで自己ベストスコアが出た後に、もう一度受ける時にかかる精神的プレッシャー

・英検準1級に合格した後の海外旅行で、一緒に行った友達から「ペラペラなんでしょ?」と頼られて、現地人とおそるおそる会話する時のプレッシャー

などです。僕もこういうプレッシャーを感じたことは、何度もあります。そして、緊張すると実力が出せないものです。

僕は今回、シミケン先生に聞いてみたかったことが、そこです。

・次回作を出すときのプレッシャーを、どうやって乗り越えたのか?

・大きな成功の光に飲み込まれずに、どうやって自分のペースを保ってきたのか?

・これまでと変わらず淡々と続けるモチベーションを、いかにして保っているのか?

それを知りたいと思っていました。

おそらくこのマインドは、仕事も英語学習もプライベートでも、ジャンルに共通して役立つはずです。

そして今回、その秘訣を教えてもらうことができたのです。

 

・・・つづく

 

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