from 師範代Shinya
(→前回の続き)
※8つの性格タイプの違いを元にした、「英語学習の得意&不得意」の続きです。
⑥アキュムレーターの人向け英語学習法
アキュムレーターの人(五感型&内向型の中間)は、コツコツ積み上げるのが得意です。
英単語や文法も、ルールを暗記する作業も苦になりません。
中学校や高校の英語の授業スタイルは、スチールタイプ(内向型)の人に合うように作られているので、学生時代に英語のテスト成績が良かった人は、アキュムレーターかロードのタイプが多い傾向があります。
大人になってからのやり直し英語でイメージ英文法を学んで既存の文法ルールを見直すことで、
「そうだったのか!」
という新しい法則性を見つけ出すことに、快感を感じる人もいます。
アキュムレータータイプの人は、できるだけ学習の成果を「見える化」するとモチベーションが保ちやすくなります。
・毎日覚えた英単語や文法ルールの数を数えて、毎日記録する。
・文法書や英単語帳を買う場合は、電子書籍よりも紙の本を選んで、読むごとにだんだんページ数が減っていくのを実感する。
とにかくアキュムレータータイプの人は「積み上がっている感覚」が持てるように工夫することが大事です。
また、英語学習仲間を作る場合も、少人数で気の合う仲間を見付ける方が向いています。
英語のプレゼン大会などには挑戦する必要はありません。
外国人がたくさん集まるバーなどに出かけて行って、積極的に交流する必要もありません。
アキュムレーターの人は、「コツコツ、堅実に」がキーワードです。
⑦ロードの人向け英語学習法
ロードの人(内向型)は、ルールを覚えたり、数値化することが得意です。
そのため、基本の戦略はアキュムレーターの人と同じく、学習の記録を付けることをオススメします。
また、ロードの人はTOEICなどの、英語力を数値化できるテストに興味がわきやすいです。
持ち前の冷静さで、自分のミスにすぐ気付くことができるので、「正解を選ぶ作業の連続」であるテストとは、相性が良いのです。
テスト問題集も、楽しみながらコツコツこなすことができます。
1人で計画を立てて、それに従って行動できます。
もし英語学習者のコミュニティーに属する場合は、
・自分の成果を報告する場
・他の人の学習法を教えてもらって、自分の中のデータに取り込む場
として活用すると良いでしょう。
ロードの人は、人前で自分の英語を披露するのはあまり得意ではないので、英会話やプレゼンは苦手というケースが多いです。
そこで、とりあえずTOEICなどの点数を上げることに注力するのがオススメです。
先にTOEICで高得点を取れる実力を付けてから英会話に移行することで、うまくいきやすくなります。
⑧メカニックの人向けの英語学習法
メカニックの人(内向型&直感型の中間)の人のキーワードは、「改善」です。
ロードの人と同じく、自分や他人のミスに気付きやすく、なおかつ直感の力ですぐに改善案を思いつくことができます。
そして、小さな改善を積み重ねることに喜びを感じます。
自分で英語学習をしながら、不便だと思う箇所は、どんどん改善していきましょう。
・既存のテキストとスマホアプリをユニークな方法で組み合わる。
・他の人が気付かないようなスマホ機能を使って、新しい方法を試す。
・ウォークマンやキンドル端末などのガジェットの、新しい使い方を発見する。
といったアイデアを次々と思いつくことができるのが、メカニックの人の強みです。
英語力を上げること以上に、「英語学習環境をより良くすること」に情熱を感じます。
英語学習環境を改善し続けた結果として、英語力が上がる・・・というサイクルを作り出すことができます。
メカニックタイプの人も、人前での英語プレゼンに挑戦したり、外国人バーなどに行って積極的に交流する必要はありません。
英語学習者のコミュニティーに属する場合も、気の合う少人数の仲間と交流しながら、自分の思いついた改善アイデアをシェアすると良いでしょう。
以上、8つの性格タイプ別のオススメ英語学習法をお伝えしました。
ウェルスダイナミクスの考え方は、「得意なことに集中して、力を伸ばそう」ということです。
ここまで読んで、もしかしてあなたは、こう思ったかもしれません。
「不得意なジャンルを伸ばさないと、英語力はバランス良く身に付かないのでは?」
と。
安心してください。
自分の強みだけにフォーカスしても、英語力をバランス良く身に付けることはできます。
次回の記事では、そこを詳しく解説します。
・・・つづく。
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