from 師範代Shinya
(→前回の続き)
前回の記事では、4つの性格タイプのうち2つタイプ、
①Dyanamo (ダイナモ)=直感型
②Blaze (ブレイズ)=外向型
の人向けの英語学習オススメ内容をお伝えしました。
今回の記事では、もう2種類の性格タイプ、
③Tempo (テンポ)=五感型
④Steel (スチール)=内向型
の人にオススメの英語学習メニューを見ていきましょう。
③Tempo (テンポ)=五感型
テンポの人は五感型なので、人や環境に合わせて、自分の行動を柔軟に変化させるのが得意です。
場の空気を読んで、そこに合わせて立ち回るのが上手なのです。
この特性を英語学習に利用する場合、環境や他の人の力を借りることで、モチベーションを上げて行動し続けることができます。
英会話スクールや英語学習コミュニティーに属することで、行動に移すのがラクになります。
英会話スクールでは、先生に学習メニューやペースを決めてもらい、それに従って学習メニューを実行すると、うまくいきやすいです。
レッスン自体はグループレッスンでも、プライベートレッスンでも構いません。
とにかく、「他人と関わること」で学習ペースを作りやすくなるのが、テンポのタイプの人の特徴です。
特に、みんなが熱くガンバっているような英語学習コミュニティーに属することができれば、その影響を受けて一緒に高みに登っていくことができます。
逆に、テンポの人は完全に1人だけで自分の学習ペースを作ってやろうとすると、モチベーションが保ちにくくなることが多いです。
たとえ週1回、月1回でもいいので、人と会う時間を作りましょう。
直接会うのが難しい場合は、英語学習者とオンライン上でつながれるスマホアプリを利用するのも良いアイデアです。
「みんチャレ」や「Studyplus」などの学習アプリは有名なので、たくさんの人たちの中から自分に合ったコミュニティーを見付けやすいかもしれません。
④Steel (スチール)=内向型
スチールタイプの人は、冷静沈着で、データ分析をしながら自分の立てた計画を実行するのが得意なタイプです。
周りに流されず、自分のペースを保ち続けることができます。
この特性を英語学習に活かす場合は、こんな流れでやるのがオススメです。
①英語学習に成功した人たちが書いたブログ記事や本を読みあさる。
②その人たちが言っているオススメの学習法をデータ分析して、共通する部分を見つけ出す。
③共通する部分を元に、自分の生活スタイルに合わせた学習プランを立てる。
④自分のプランに沿って実行する。
⑤3ヶ月~6ヶ月ペースで定期的に成果をチェックして、結果に合わせて学習プランを微調整していく。
という流れです。
また、スチールタイプの人が先生について習う場合は、まずは自分で考えてプランを立ててから、
「このプランについてどう思いますか?何か改善するポイントはありますか?」
と先生に聞くスタンスで望むのがオススメです。
この時に先生からもらうフィードバックが、自分の中のデータとして蓄積されていくからです。
また、もし最初の先生が自分にあまり合わなかったとしても、すべては「調査の一環」と捉えて、1つのデータとして加えてから、次の先生を探すことで、どんどん「自分の中での正解」に近づいていくことができます。
こういった「分析&改善」を繰り返す作業が、スチールの人の得意分野です。
学習内容自体も、この「分析&改善」を活かすのがオススメです。
TOEICや英検などの資格試験も、分析&改善をしやすいジャンルなので、モチベーションを保ちやすくなります。
一方で、スチールタイプの人が外国人の集まるバーに乗り込んで、高いテンションで、
「Hey! What’s up?」
などとカジュアルな会話を繰り広げるのは苦手です。
そういった会話をできるようにする必要もありません。
もし英会話をするのであれば、きっちりしたレッスンという形で先生から学び、自分のミスをしっかり指摘してもらえる環境に身を置く方が良いです。
また、スチールの人は初対面の外国人たちのグループに飛び込んで英会話するのは苦手で、気の知れた少数の仲間と深いトピックで英会話する方が得意です。
以上の点を意識しながら、学習プランを練るのがオススメです。
性格タイプによって全然違う戦略
以上のように、性格タイプによって英語学習の戦略は全然違ってきます。
自分の強みと弱みをしっかり把握することで、あまり「ガンバっている感」を感じずに、英語学習を続けていくことができます。
そして、成果を出す人は必ず自分の性格にあった学習法を見付けて実行しています。(意識する、しないに関わらず)
自分の得意ジャンルで勝負していれば、楽しみながら結果を出すことができるからです。
でも実は、この4つの性格タイプはビシッと分かれるわけではありません。
それぞれ4つの間に、「中間の性格タイプ」が存在します。
それらを合わせて、全部で8つの性格タイプに分類するのが、ウェルスダイナミクスの考え方です。
次回は、この中間タイプを含めた8つのタイプごとの英語学習法を解説します。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
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