From  師範代Shinya(新村真也)

(→前回のつづき)

僕は何年か前に、30代の男性の英吾学習者のAさんに出会いました。Aさんは、

「もう少し英語を学んだら、外国人の友達を作りたいんです。」

と言い続けながら、5年間も英語を自宅で勉強していました。

それを聞いて僕は言いました。

僕:「5年やったなら、もう十分です。今週末に外国人が集まるバーに行きましょう!」

Aさん:「え?まだ早いです!もう少し自信と実力がついてからじゃないと・・・」

僕:「大丈夫ですよ!外国人友達を作ることと、英語力は関係ありません。

僕も英会話スクールに通い始めたばかりでまだほとんど話せない頃に、外国人の集まるバーに行ったら、すぐ友達ができましたよ。」

そう言って、僕はAさんをほぼ無理矢理、僕の行きつけのバーに連れて行きました。

実際に行ってみたら・・・

実際に行ってみたら、Aさんは初めて入る外国人バーの雰囲気を見て、テンションが上がっていました。

僕らはカウンターで飲み物を注文した後、カウンターから少し離れたテーブルに座りました。

僕はバーの常連仲間のネイティブの友達をテーブルに招いて、Aさんに紹介しました。(英語圏では、こういう「他者紹介」をするのが文化です)

すると、Aさんは立ち上がって、「Nice to meet you!」と言いながら、自分から手を差し出してガッチリ握手していました。

僕:(あら?けっこう良い感じじゃん!)

これは後から聞いたのですが、Aさんはここに来ると決まってからは、英語であいさつするイメージトレーニングを、毎晩寝る前にしていたらしいです。

#けっこう何とかなる

Aさんは緊張しながらも、楽しそうに英語で話していました。

最初は僕もAさんのそばにいて何かあったら助け船を出そうと思っていました。

でも、Aさんは僕の助けに頼らずに頑張って話しているので、僕はその席から離れて、カウンターの方で別の仲間と話していました。

たまにテーブルの方からAさんの大きな笑い声が聞こえてきました。

2時間ほどバーで過ごした後、帰り道でAさんが興奮しながら言いました。

Aさん:「いや~今日は楽しかったです!やれば何とかなるもんですね!」

僕:「でしょ?良い感じでしたよ!」

Aさん:「自分的にはまだまだ足りない部分が多いけど、こんな自分でもそれなりにコミュニケーションが取れることが分かりました。」

僕:「バッチリ会話できてましたよ!」

Aさん:「もう、やみつきになりそう!ありがとうございます!」

僕:「楽しんでもらえて良かったです!」

Aさん:「今まで、英語力が高くないと友達ができないと思ってたけど、今の自分でも、けっこういけたのは驚きでした。」

僕:「でしょ?けっこういけるでしょ?」

Aさん:「こっちが分からないときには、向こうがやさしい言葉に言い換えてくれるんですよね。さらに、僕がうまく英語で言えなくて詰まっちゃった時は、相手のネイティブの人が『日本語でいいですよ。』って日本語で言ってきて、ビックリしちゃいました。」

僕:「それ、よくあるパターンです(笑)初対面の外国人を相手にガンバって英語で話していたら、実は相手は日本語が話せたっていう。」

Aさん:「今まで何となくネイティブ相手には英語でしかコミュニケーションが取れないと思ってたけど、よく考えたら日本語が話せるネイティブもいるんですよね。そういう人なら、困ったときには日本語で会話できちゃうわけだ。」

僕:「そうなんです。僕もよく初心者の頃には、バーの常連客の中でも日本語が話せるネイティブを選んで話しかけるようにしてました。途中でピンチになったら、日本語に切り替えさせてもらっていました。」

Aさん:「そうですかぁ~、最初はそんな感じでもいいんですね。いやぁ~最後はフェイスブックで3人も友達になっちゃいましたよ。」

僕:「外国人の友達を作るって夢、今日実現しちゃいましたね!」

Aさん:「はい!あぁ~なんで自分は今までここに来なかったんだろう?」

ワクワクし過ぎて眠れない夜

その夜、Aさんは興奮し過ぎてなかなか眠れなかったと、後日報告を受けました。

僕も、最初の頃は外国人が集まるバーに行くと、興奮し過ぎて眠れないことがよくありました。

フトンに入って目を閉じると、さっきまでバーで話していた外国人仲間たちの顔が浮かんできたり、英語での会話の内容が、何度も頭の中に浮かんできたりしました。

「ここは我ながらうまく言えたな!」

「ここはイマイチ通じなかったな。あの時はこう言ってれば良かったのかな?」

「あの単語で一応通じたけど、本当に合ってたのかな?」

考え始めると気になって、フトンの中で何度も電子辞書を開いて確認しているうちに、朝になってしまったこともありました。

外国人バーに通い始めた最初の頃は、そんなワクワク感がたまりませんでした。

今回僕はAさんを通して、あの頃のワクワク感が、また戻ってくる感覚でした。

 

人生が変わる!

その後、Aさんはすっかりその外国人バーにハマってしまい、毎週末のようにひとりで通うようになりました。

今まで家でのトレーニングしかしてこなかったAさんですが、英会話の試合の数と経験値を増やすことで、どんどん「試合勘」が養われていき、目に見えて会話力が上達していきました。

そして、なんと翌年には仕事をやめて、カナダにワーキングホリデーをしに行ってしまいました。

僕が仕事をやめてカナダに留学した時の体験談を聞いて、「自分も海外に行ってみたくなりました!」と言っていました。

「いつか行こうと思っていた外国人バーに、今行ってみる」という、たった一歩の踏み出しが、その後のAさんの人生を大きく変えていきました。

「今やってみる」ことのパワー

以上が、「外国人の友達を作りたい」と思っている人が、まずそれをやってみたらどうなるか?の実例です。

「いつかやりたいと思っていることを、今すぐやってみる」ことは、人生を変えるほどのパワーがあります。

次回は、もうひとつのあるあるパターン、

「もう少し英語に自信がついたら、TOEICや英検を受けてみたい」

という人が、今すぐ受けたらどうなるか?をお伝えします。

・・・つづく。

 

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