From 師範代Shinya(新村真也)
先日、東京ビッグサイトで平日限定で開催された
「コンテンツ・マーケティング・EXPO」
に行ってきました。
EXPO というのは、日本語で「万博」と訳されます。
EXPOは、Exposition の略です。
この英単語は、あまり聞いたことがないかもしれません。
でも、もしあなたがTOEIC700点くらいの実力がある場合、動詞にしたらこの単語を聞いたことがあるかもしれません。
動詞は、Expose です。
ex = 外
pose = 置く
で、「外に置く」という語源パーツから出来ている英単語です。
そこから、日本語訳は、
「さらす、暴露する、陳列する」
などの意味になります。
要は、「人前に出す」というイメージです。
そこから、「展示会」というイメージが生まれます。
コンテンツ・マーケティングって何?
コンテンツ・マーケティングという言葉は、アメリカでは十年以上前からスタンダードになっているようですが、日本ではここ最近になって取り入れる企業が増えてきました。
でも、まだまだ一般的に知られている単語ではありません。
Content = 中身
です。
マーケティングは、よく聞く言葉ですが、どうもぼんやりしていて、本当の意味を知っている人は少ないと思います。
辞書で意味を調べても、「市場活動」なんていう、よく分からない意味が出てきます。
僕も以前はよく分かりませんでしたが、独立起業するために本やセミナーで勉強するうちに、分かるようになりました。
そもそもマーケティングって何?
Marketing (マーケティング)を一言で言うと、
「ガンガン売り込みをかけなくても、商品やサービスが自然に売れるようにする仕組み作り」
のことです。
言い換えれば、「セールス」をしなくても良くなる仕組み作りのことです。
たとえば、化粧品の「無料サンプル」などを大量に配ると、配った人たちの中から、その化粧品を気に入った人が問い合わせをしてくれます。
そして、問い合わせをした人たちの何%かが、商品の化粧品を買ってくれます。
この時には、営業マンが無理に売り込む必要はありません。
これがマーケティングです。
対して、家を一軒一軒回って飛び込み営業をかけたり、電話帳を見ながら手当たり次第電話をかけまくるのが「セールス」です。
僕のケース
僕の仕事(英語スクール運営)例で言えば、セールスは、
・駅前でチラシを配りながら声かけをする
・新聞の折り込みチラシをまく
・家を回って飛び込み営業をかける
といった活動です。昔はこれらは有効でしたが、最近は効果が薄くなっています。
そこで、「マーケティング」が必要になってきます。
昔は「無料サンプル」を配るのが王道でしたが、今はネットが普及して、誰でもスマホやパソコンを持っているので、「情報」に価値が出てきました。
無料サンプルを配る代わりに、価値のある情報を提供するのが、「コンテンツ・マーケティング」です。
・ブログを書いて役立つ情報を発信する。
・本を出版する。
・YouTubeなどの動画で情報発信する。
・テレビや雑誌に出て、理念を語る。
などの活動のことです。
これらをすることで、あなたの考え方に共感してくれる「ファン」が生まれます。
そして、「ファン」の中から問い合わせが来て、あなたの会社の商品やサービスを買ってくれます。
あなたは、ファンに対しては強い売り込み(セールス)をする必要はありません。
これが、コンテンツ・マーケティングです。
どんな業界でもできる
コンテンツ・マーケティングは、僕のような講師業だけではなく、どんな業界でも使えます。
「モノ」を売っている会社でも、情報発信が役立ちます。
たとえば、最近はよく、調味料を製造販売している会社が「役立つレシピサイト」を作っています。
そのレシピサイトでは、さりげなく自社の調味料を使ったレシピを公開しています。
もちろん、見た人は最初は自分の冷蔵庫にある調味料を使って料理を作ります。
でも、何度もそのレシピサイトを訪れるうちに、だんだんその会社のファンになってきます。
そして、次に調味料を買い換えるときには、その会社の調味料に乗り換える確率が高くなります。
これも、コンテンツ・マーケティングです。
何となくイメージできたでしょうか?
まとめると、コンテンツ・マーケティングというのは、
「情報(コンテンツ)発信をしながら共感してくれるファンを増やして、自然にお客さんが集まってくるような仕組み作り」
のことです。
僕がEXPOに参加した「真の目的」
僕がコンテンツ・マーケティングを学んだのは、2年ほど前のことです。そして、1年半くらい前から、こうしてブログや動画で情報発信をするようになりました。
なので、今回のEXPOは、僕にとってとても興味深いものでした。
でも、このイベントに行った真の目的は、別の所にありました。
それは・・・僕が大好きなユーチューバーの方に会うためです。
・・・つづく。
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