【ネット不調で大ピンチ!になった体験談⑦】

 
from 師範代Shinya

 

(→前回のつづき)

今回のネット不調は、僕が「ソフトバンク光でIPv6回線」を契約していることが要因で起こりました。

おそらく、僕と同じ環境でなければ起こらないことだと思います。

ソフトバンク光の場合は、IPv6回線に変えると、「純正の白ルーターをレンタルして使わなければならない」という縛り条件が発生します。

でも、この白ルーターは、機材に詳しい人達の間では、

「スペックが低いのでWi-Fiが遠くまで届かず、複数台のパソコンやスマホをつなぐと、通信が途切れることがある」

と言われています。しかも、白ルーターでWi-Fiを使えるようにするには、レンタル料にさらにプラスで1,000円の月額料金が発生します。

そこで僕は、白ルーターではなく市販のルーター(バッファロー製品)の上位機種を買って、IPv6回線を使える方法を調べて、今まで快適に使ってきました。

でもソフトバンク光では、白ルーター以外の市販品を使うことを推奨していません。

「白ルーター以外で起こる不調に対しては、保証は一切できません。」

とサポーターの方にも言われました。

白ルーターを無視して他のルーターをつないで使っている強引な手法が、今回の謎の現象である「特定のサイトにだけつながらない」という不調を引き起こしたようです。

 

従来回線なら、白ルーターは不要

従来回線のIPv4なら、問題の白ルーターを使う必要はありません。

もちろん、希望すればIPv4回線でも白ルーターをレンタルできるそうですが、その場合は、白ルーターを使っていても不満が出る確率は少ないでしょう。

そもそも、白ルーターのスペックの低さをネット上で問題視している人が多いのは、

「速いIPv6回線に変えた時に、その恩恵を十分に受けられない」

という話だからです。

速いIPv6回線は、現時点ではすべてを解決する万能薬ではない、といことが今回分かりました。

(僕が使っているソフトバンク光の環境だけかもしれませんが)

 

オンライン英会話をやるなら、IPv6回線はオススメ

とはいえ、オンライン英会話レッスンを受けている人には、IPv6回線はオススメです。

オンライン英会話レッスンは、パソコンやスマホのデータ通信量が大きいジャンルです。

「音声と映像を同時に飛ばしながら、遠く離れた国に住んでいる先生と話す」

という作業は、パソコンやスマホにとっては、かなり負荷の高い作業になります。

動画と音声をリアルタイムで送受信しなければならないからです。

こうして今、ブログ記事の文字情報を画面に表示させる時に使うネットのデータ通信量とは比べものにならないぐらい、重い作業なのです。

オンライン英会話は、ネット回線にかかる負荷が高いジャンルです。

そのため、ネット回線をIPv6に変えて速くするだけで、オンライン英会話レッスンの時間が一気に快適になります。

しかも、IPv6回線は時間帯に関係なく、サクサク動きます。

僕が従来のIPv4の回線を使っていた頃は、平日の昼間の時間帯だったらサクサク動きましたが、夜8時以降や週末になると、ネット回線が急激に重くなりました。

夜の時間帯や週末にオンライン英会話を受けようものなら、何度も途切れてしまい、どうしようもありませんでした。

でも、IPv6回線に変えてからは、超快適です!

 

自分の回線を速くするのが一番良い

もちろん、オンライン英会話では先生側のネット回線も影響します。

いくらこっちが回線を速くしても、相手の回線が遅ければ、スムーズなやりとりはできないでしょう。

僕が使っているDMM英会話の講師ごとのレビューには、5つ星中、星1つを付ける理由として、

「先生自体は良いが、ネット回線が何度も途切て話しづらい」

といったコメントが載っていることが多いです。

僕も最初の頃は、「ネット環境は先生側に問題があることがほとんどだろう」と思っていました。

でも、実際に自分の回線をIPv6に変えて速くしてからは、オンライン英会話で通信が途切れる確率が、グンと減りました。

前に回線が途切れたことがある先生と話していても、IPv6に変えた後には安定するのです。

先生側も回線を変えたのかどうか?僕の6人のお気に入り先生たち(回線が安定しなかった先生たち)に聞いて回りましたが、「前と同じ回線だよ」という回答が全員から返ってきました。

ということは、僕が回線を安定させたことで、環境が改善されたことになります。

なぜか分かりませんが、片方の通信が速くなると、もう片方が発展途上国などでネット回線が遅くても、以前ほど途切れることが減るようです。

 

1年前にオンライン英会話を始めた当初は、ネット回線がよく途切れました。

「まあ、オンライン英会話だから、こんなもんか」

と思っていました。

でも、ネット回線をIPv6に変えてから、途切れることはほとんどなくなりました。

もちろんゼロではありませんが、気になる程ではありません。

DMMの中で総合評価の高い先生(星の平均が4.8台後半以上)を選んでおけば、まず問題ありません。

そんな感じなので、今回のネット不調事件の後も、僕は元のIPv4回線に戻す気にはなれません。

多少気を遣う部分があっても、やはり時間帯を気にせずに高速回線が使えるのは、ありがたいです。

それに今回の僕のケースはソフトバンク光ですが、他社のIPv6回線なら、「白ルーター問題」はないと思います。

もしこの記事をここまで読んでくれたあなたが、オンライン英会話のネット回線の途切れに悩まされているなら、一度ご自身のプロバイダーでIPv6回線に切り替えを試してみるのも、良いかも知れません。

料金はプロバイダーによって変わりますが、おそらく無料か、有料の場合でも月額数百円アップ程度だと思います。ちなみに、ソフトバンク光は現時点で月額513円です。

(ただし、ネット周りの契約変更は全て自己責任でお願いします。ネット回線に関する僕の方にお問い合わせをいただいても、対応できません)

今回のネット不調騒ぎは、短時間でしたが精神的にとても消耗しました。

でも同時に、色々と新しいことが分かりました。

自分が今使っているネット環境の仕組みに対する理解が、少し深まった気がします。

※ネット不調で大ピンチ:(完)

 

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