(→前回のつづき)
前回の記事では、英語学習はダイエットと同じように、「やり過ぎるとリバウンドが来る確率が高い」というお話をしました。
1日の英語学習時間を長くし過ぎると、負荷が上がってストレスがたまります。
特に仕事や家事で忙しい中でのすきま時間を確保するのは、大変です。
毎日ムリのないペースを作って、乱れないようにするのが、英語学習を成功させるコツです。
では、途中で気になる英語学習法が出てきて、それを試したくなった時には、どうすればいいのでしょうか?
今回はそこを深掘りしていきます。
3つのパターン
1日の英語学習の時間が決まっている場合、新しい英語学習法への対応はこの3つのパターンのどれかです。
↓↓↓
パターン①浮気しないで今まで通り
新しい学習法はとりあえず次回の候補に加えておき、今やっているトレーニングメニューを変えずに続ける。
パターン②一部入れ替える
今やっている学習法のどれかと入れ替える形で、新しい学習法を導入する。
パターン③時間を変えずにメニューを増やす
今やっている学習法の1つの所用時間を減らして、新しい学習法を加えます。たとえば今のトレーニングメニューが、
・音読×20分
・瞬間英作文×20分
・文法学習×20分
という構成で、トータル1時間やっていたとします。
そこに気になる英語学習法を加えて、
・音読×15分
・瞬間英作文×15分
・文法学習×15分
・新しい学習法×15分
というように増やしていく方法です。
また新しい学習法が出てきたら、さらに1メニューの時間を短くして、メニュー数を増やしていきます。
以上、3つのパターンのどれかを選ぶ形になります。
それぞれのパターンのメリット&デメリットをお伝えします。
パターン①浮気しないで今まで通り
個人的には、これが一番オススメです。
新しい学習法はとりあえず次回の候補に加えておき、今やっているトレーニングメニューを変えずに続けるパターンです。
英語学習法は、成果を感じられるまでにある程度の時間がかかります。
1つの英語学習法で成果を感じられるようになると、自信が出てきて浮気しづらくなります。
そこまではある程度の時間が必要です。
僕が今まで見てきた英語が伸びている方々は、トレーニングメニューは割とシンプルなケースが多いです。
自分に合っている1つか2つの学習法をコツコツと続けられる人が、伸びている傾向が高いです。
ただ、これは口で言うほどラクではありません。
なぜなら、人間の脳は新しいものに対する興味が強くなるようにできているからです。
2週間待ってみる戦法
実は、これは買い物の心理パターンに似ています。
僕が好きなベストセラー作家の本田健さんは、著書の中でこんなことを言っています。
↓↓↓
「欲しいものが出てきて買いたくなったら、その場で買ってはいけません。
何もせず、2週間待ってみてください。
たいていは、2週間で熱は冷めていきます。
2週間待っても気持ちが変わらなかったら、それはあなたに本当に必要なものかもしれません。」
これは僕も実際に試してみたら、効果がありました。
2週間待つと、たいていの場合は買い物熱は冷めていきます。
そして、2週間たっても熱が変わらないものは、買っても使い続ける確率が高いので、たいてい後悔しません。
逆に、その場で衝動買いしたものを、その後も長く使い続けるケースは多くありません。
もちろん、たまに例外はあって、「あの時買っといて良かった~!」と思うことはあります。
でも、衝動買いしたアイテムをその後もずっと使い続ける確率は、全体としては低いです。
ちなみに、この「2週間待ちメソッド」は、待っている間はそのアイテムから頭を離す必要があります。
今はYouTubeなどで色んなアイテムのレビュー動画が見れます。
2週間の間にYouTubeレビュー動画を見まくるのは、毎日売り込みをされるようなものです。
冷静になるどころか、逆に熱くなることがあるので、要注意です。
新しい英語学習法も、2週間待ってみる
英語学習法も、新しいメソッドが気になったら、いったん保留状態にして、そのことから頭を離してみてください。
2週間たっても気になり続ける場合は、試してみるのもアリかもしれません。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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