from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
※最近読んだ本「結婚滅亡」というタイトルの、「英語学習者目線」でのレビューの続きです。
前回の記事では、この本で提唱されている「接続するコミュニティー」という考え方をご紹介しました。
会社、家族、地域などの従来型のコミュニティーは、「所属する」タイプのコミュニティーです。
1度所属してしまえば、強いつながりで安心感を感じますが、同時に自由が制限される部分もあります。
さらに、所属から外れるとその人たちとは疎遠になる傾向があります。
会社=退職、転職
家族=離婚、勘当
地域=村八分、引っ越し
などにより、所属の関係の人たちとの繋がりはなくなることがあります。
また、所属している期間が長い分、自分のキャラクターが固定されてしまい、そのキャラクターに反する言動がしづらくなる、という特徴があります。
一方で、趣味のサークルや習いごとのような、その時々で繋がるコミュニティーは、結びつきがユルい分、自由度が高いです。
しばらく顔を出さなくても、関係が途切れることはないし、接している時間が長くないので、自分のキャラが固定されづらいです。
また、コミュニティーごとにキャラを変えることもできます。
たとえば、僕は今まで色々な習いごとをしてきましたが、
・空手道場に通っていた頃の硬派な自分
・HIPHOPダンススクールに通っていたノリノリな自分
は、まったく違うキャラです。
もし、HIPHOPをやっている自分の姿を、空手道場時代の先生や先輩が見たら、
「あれ~?新村君、そっち方面行っちゃったの?」
とドン引きされてしまうかもしれません。
そして、HIPHOPダンスをしている時の自分と、英会話を習い始めた時の自分とも、また違うキャラなのです。
英会話で、接続するコミュニティーが広がる
そして今、僕が毎日受けている習いごとである、オンライン英会話のレッスンは、「世界中に接続するコミュニティーを築くこと」だと感じています。
オンライン英会話は、家にいながら世界中の人たちとコミュニティーを築くことができる、スゴいツールだと感じています。
オンライン英会話の先生は、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの、旅行先としてもメジャーな英語圏の国々に加えて、南アフリカなどの、距離が遠い国の人たちもいます。
その人たちと毎日、顔を合わせて対面で会話することができるなんて、一昔前では考えられないぐらいのテクノロジーの進化です。
僕は今、仲の良い先生が、イギリス、アメリカ、カナダ、南アフリカにいます。
「もしこの国に来ることがあれば、必ず声をかけてくれよ!」
と言ってくれています。
僕はいつもレッスン内容は「フリートーク」を選んで雑談ばかりしているので、先生たちも友達と話す感覚でリラックスできるようです。
今は子供が小さいので国内旅行も大変な状況ですが、もう少し大きくなったら、海外旅行しながら、世界の仲間にいる先生たちに会いに行ってみたいと思っています。
実は僕の通学コースの受講生の方の中にも、先日オンライン英会話の先生に会いに行く海外ツアーを実行した人がいます。
同じ国に2人の仲の良い先生が住んでいるので、それぞれの人たちと会ってきたそうです。
先生の家に招待されて家族を紹介されたり、とても貴重な経験ができたようでした。
僕はこの話を聞いて、日本にいながら、「接続するコミュニティー」を世界に築くことができるんだということを、改めて実感しました。
そのためのツールが、英語なのです。
そして、接続するコミュニティーには年齢制限はありません。
老若男女関係なく、いつからでも関係を築くことができます。
だからこそ、中高年の人が英語を学ぶメリットがあると思うのです。
中高年が英語を学ぶメリット
中高年になると、会社を退職したり、子供が独立して家を出たりすることで、それまでの「所属のコミュニティー」がだんだん縮小してきます。
すると孤独を感じやすくなるので、生きがいを失ってしまいがちです。
だからこそ、このタイミングで接続するコミュニティーを築き始めることが、新しい生きがいを感じる上で大事になってくるのです。
・英会話スクールのクラスメイト(同じ趣味を持つ日本人同士)
・英語の勉強アプリでユルくつながっている学習仲間
・オンライン英会話の先生
・地域の外国人観光客(観光案内して関係を築く)
・英会話を学ぶ人たちのオンラインサロン
など、接続するコミュニティーを築く機会は何種類かあります。
こういうものを通じて新しい人間関係を築けるという点では、中高年こそ英会話を学ぶメリットを実感しやすいのではないか?と僕は思います。
・・・つづく。
「結婚滅亡」の本はこちら
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From 師範代Shinya(新村真也)
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