【何年勉強を続けても、英語が話せるようにならない人の3つの特徴②】

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

前回の記事では、「何年勉強を続けても、英語が話せるようにならない人の3つの特徴」のうち、1つ目をお伝えしました。それは、

①考えないで勉強している

です。

勉強している最中に、思考を停止してしまっている状態です。

一例として、音読が「お経」になってしまっている状態をお伝えしました。

文法や英単語のニュアンスを意識せずに、ただ耳コピーするような感覚で声を出していても、自分の脳内に英語が焼き付きません。

ただ、時間が来るまで機械的に声を出す、やっつけ仕事になってしまいます。

資格の勉強も同じ

これは、音読だけではありません。

TOEICや英検などの資格試験の勉強をしている場合でも、つい思考停止してしまうことがあります。

例えば、時間を測らずに、集中力を欠いた状態でダラダラと問題を解くのは、効果が半減してしまいます。

また、答え合わせをする時にも、間違っていた問題をチェックするだけだと、「まぐれ当たり」した問題を拾い損ねてしまいます。

「本当は分かっていないけど、たまたま正解してしまった問題」

または

「分かってると思ってたけど、別の解釈をして正解していた問題」

などは、そのままでは本番の試験でミスにつながります。

正解の選択肢も、なぜそれが正解か?を1人講義でブツブツと解説できるぐらいまで確信できるようにする必要があるのです。

以上が、勉強中に考えていないパターンです。

勉強法そのものを考えていないパターン

次に、勉強法そのものを考えてないパターンを解説します。

これは、「今やっている勉強メニューが、自分の目的に合っているか?」を定期的に見直して軌道修正できていない、という意味です。

たとえば、

「TOEICの点数は上がっているけど、英会話がいつまでたっても苦手です・・・」

という悩みを聞くことが多いです。

「普段どんな勉強メニューをやっていますか?」

と聞くと、

「勉強時間の9割は、TOEICの問題集を解くこと」というパターンがけっこう多いのです。

TOEICなどの資格試験はゲーム性が高いので、ハマると問題集を解くのが楽しくなってくることがあります。

でも、問題集を解いている間は英語を声に出すことはありません。

常に考えていないと、目的と手段がズレやすい

また、別のケースでは、

「目的は英会話で、1日の勉強時間は2時間取っています。もうこの生活を3年続けているのに、ちっとも英語が口から出てきません」

という悩みを聞いて、

「ふだんの勉強メニューを詳しく教えてください」

と聞くと、

「英会話の教材の英文を、ノートに書き写す作業を続けています。もう、ノートは5冊になりました。1日の勉強時間の大半は、書き写し作業です。」

という答えが返ってきたこともありました。

英語を書き写すことが悪いのではありません。

英語力アップに効果がないわけでもありません。

ただ、「目的と手段がズレている」のが問題なのです。

普段から英語を声に出してない状態は、スポーツで言えば「身体を動かさずに、イメージトレーニングをしている状態」と同じです。

これでは、いざ英語を話そう!と思った時には、口から英語が出て来ないのは当たり前です。

音読や瞬間英作文トレーニングで口周りの筋肉を普段から鍛えていないと、英会話はできるようになりません。

これが、「勉強法そのものを考えていない状態」です。

次回は、「何年勉強を続けても、英語が話せるようにならない人の3つの特徴」の2つ目の特徴をお伝えします。

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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