From 師範代Shinya(新村真也)
auのCMで、桃太郎や金太郎、浦島太郎が出てくるシリーズが大ヒットしています。
僕もあのシリーズが大好きです。よくテレビをつけた瞬間にauのCMの途中からだった場合、全部見たくなって後からYouTubeで見ています。
録画した番組も、ふつうのCMは早送りするのですが、auのCMだけはちゃんと見ています。
これって、スゴいことだと思います!ふつうだったら敬遠されるCMを見させてしまうパワー!
auは、「みんなが知っている昔話の主人公」を一堂に集めて、新しいストーリーを作り上げることで、CMに大きな「エンターテイメント性」を加えました。
まるで、違うプロレス団体のスター選手を集めてしまうようなものです。ジャイアント馬場、アントニオ猪木、タイガーマスク、前田明、桜庭和志がひとつのリング上で戦うくらい、ワクワクします!
auのCMは、見ているだけで楽しくなります。
でも、あのCMがなぜ、あれほど短時間で楽しめるのでしょうか?
なぜ多くの人たちに受け入れられたのでしょうか?
それは、「ストーリーの力」だと僕は思います。
あのCMは、桃太郎や浦島太郎、金太郎といった「みんなが知っているキャラ」をベースにしたからこそ、「説明不要」のおもしろさを短時間で打ち出すことができました。
それぞれのキャラのバックグラウンドは、大人も子供もみんな知っています。桃太郎も浦島太郎も、「今さら説明不要」の有名なキャラです。
だからこそ、短時間のCMで繰り広げられる新しいストーリーを楽しめるのです。
もしこれが、「みんなが知らない新キャラクター」を主人公にしたものだったとしたら、まったく同じ台本だったとしても、きっと今ほどのメガヒットはしなかったでしょう。
auのCMは、それぞれのキャラ設定を「みんなが知っている」ことを前提に作られています。
ストーリーは忘れない
僕らは、子供の頃から僕らが絵本でストーリーを読み聞かせられます。
桃太郎や浦島太郎のような、子供の頃に聞いた昔話は、大人になっても忘れません。
それほど、強烈なインパクトがあります。一度聞いたストーリーは、頭の中にずっと残り続けます。
僕らは大人になっても、小説や映画でストーリーを楽しみます。そして、細かいシーンや人物名は忘れても、全体のストーリーはずっと覚えていることが多いです。
僕のブログ記事で一番人気はどれ?
僕はこのブログ記事を、いくつかのジャンルに分けて書いています。
この中で、一番読者の方から反応が良いカテゴリーはどれだと思いますか?
それは、「僕が英語を身につけた道のり」というカテゴリーです。
僕はたまに東京エリアで「ハイブリッド型英語トレーニング体験セミナー」というライブセミナーを開いているのですが、そこで初めて会った方に「ブログ読んでいます!」と言っていただけることが増えてきました。
そこで言われることは、「僕のストーリー」です。
英会話を始めて悪戦苦闘した日々や、カナダに留学していた頃のストーリーを、よく話題にされます。
「よく覚えていてくれましたね!」
とビックリするくらい、細かいところまで覚えている方もいます。
僕の過去をよく知っているので、とても初対面とは思えません!
ノウハウよりも・・・
僕自身は、あのストーリーはあくまで息抜き的なエンタメ記事として書き始めました。
僕がこのブログを始めたばかりの頃は、「みんな僕の個人的なストーリーなんかに興味あるのかな?それよりも、すぐに役立つ英語学習のノウハウを知りたいに違いない!」と思っていました。
でも、実際に読者の方に会って話してみると、僕のストーリーの方に大きな反応があります。
僕が「これはきっと役立つに違いない!」と思って書いた「ノウハウ系の記事」はあまり話題にされません(笑)
僕はこの経験からも、「ストーリーの持つ力」を実感しています。
ストーリーの力を応用した英語学習
実は、僕が英語力を伸ばすことができたのは、この「ストーリーの力」をうまく利用できたからです。
僕は、まとまりのある長めの例文を何度も音読することで、そこで使われている英単語や文法を、長期記憶にすることができました。
その英単語を見た瞬間に、音読したストーリー全体が頭の中に浮かび上がってきます。
それは、「英単語→日本語」で丸暗記した無味乾燥な英単語とは違います。ストーリーの中で覚えた英単語は、もっとカラフルで、色つやが感じられます。
実は、それこそが英単語を自然に覚える最高の方法です。
そして実は、この「ストーリーの力」をうまく応用した英単語帳があります。
詳しくは、次回の記事でお伝えします。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(英語の達人養成ジム 師範代)
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