【英語のリスニングとスピーキングが難しく感じる理由⑤】

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

前回の記事では、英語のスピーキング力が一時的に落ちる原因として、

①言いたい内容に思い入れが強すぎて、次々と脳内にあふれてきてしまう時。

②突然、外国人に話しかけられて、焦っている心境の時。

③話題がコロコロ変わる時。

の3つをお伝えしました。

話す内容に対する脳の負荷が上がれば上がるほど、英語のスピーキング力は落ちます。

ただ、②に関しては、両極端になりがちです。

・ふだん英会話レッスンの時には割とスムーズに英語を話せるのに、外国人に話しかけられて焦った時に、まったく英語が口から出て来なくなった。

・ふだん英語を使う機会はまったくないけど、外国人に話しかけられた時に、なぜか口から英語が飛び出してきて、助けることができた。

この2つは、まったく極端な結果ですが、実はよく聞く体験談なのです。
僕自身も、この2つを両方経験したことがあります。

両方経験したからこそ見えてきた、その理由について分析してみました。

うまく話せない時の条件

①今まで勉強したことがないジャンル(道案内など)を英語で聞かれて、返そうとした時。

②意識が自分自身に向いている時。「ここでうまく英語を話せなかったらどうしよう?恥ずかしいな。」とか、「上手な英語を話して、相手を驚かせてやろう!」などの気持ちがある時には、自分自身に意識が向いている。

この2つのうち、どちらかに当てはまる時に、英語のスピーキング力が落ちる傾向があります。

①で極端な例を挙げると、ふだんオンライン英会話でネイティブの先生を相手に、社会問題を語り合っているような実力者が、道ばたで外国人に道を聞かれた瞬間、英語が口から出て来なくなってしまうことがあるのです。

何とか言葉をひねり出しても、ただ英単語を並べるだけになってしまい、しかも語順がめちゃくちゃで相手に通じない・・・なんて経験をすることもあります。

母国語の日本語だったら、社会問題について語り合える言語能力を持った人が、道案内ができないなんて現象は起こりません。

母国語で話す内容であれば、

「ムズカしいことが話せる=カンタンなことも話せる」

という図式が成り立つからです。

でも、英語では違います。

・社会問題を語り合う(英検準1級以上)

・ビジネス英語を使いこなす(TOEIC900点レベル)

・ラフでカジュアルな会話をする(映画やドラマのセリフのような表現)

・道案内をする

というジャンルが、それぞれ独立している感じです。

つまり、上位概念である「社会問題を語り合う」とか「ビジネス英語を使いこなす」といった力があるからといって、その下のレベル(に見える)ジャンルの英語を自然に使いこなせるようにはならないのです。

TOEIC900点以上、英検1級を持っていても、映画やドラマのセリフが聞き取れないのは、そういう理屈です。

フォーマルな言い回しを覚えたら、自然にカジュアルな言い回しも分かるようになるわけではないのです。

日本の大学受験では、極端に学術的でフォーマルな英文を読んだり和訳したりします。

でも、その力をカジュアルな英会話の中で活かすことは難しいです。

ジャンルが違うからです。

むしろ、言葉の数が少ないカジュアル会話の方が、カッチリ話すフォーマル会話よりも意味が取りづらく、ムズカしく感じることさえあります。

日本語ではあり得ない現象が、第2言語の英語では起こるのです。

「道案内は上手にできないけど、社会問題について語る時にはペラペラ」

みたいな現象が、実際に起こるのです。

ミスに弱くなる時

また②の、自分自身に意識が向いている時には、メンタル的にミスに弱くなります。

「失敗を恐れているとき」

「自分の力に自信があって、それを見せつけてやろうと思っているとき」

この2つは両極端に見えますが、どちらも自分自身に意識が向いているという点で、メンタル的には同じ状況です。

自分に意識が向き過ぎると、精神的に弱くなります。

自分の失敗を許せなくなるからです。

これは英会話に限らず、TOEICや英検などの資格試験を受ける時にも言えることです。

結果にこだわり過ぎると、欲しい結果が逃げていきます。

ということは、この逆をやれば、うまくいくことになります。

 

・・・つづく

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