From  師範代Shinya(新村真也)
僕がカナダの職場で働き始めて気づいたこと。それは、「留学」と「ビジネス」の違いでした。
 
留学で語学学校へ通っている時には、先生がいました。先生は、留学生のなまりの強い英語を聞き取ることができます。
 
「○○ってどういう意味?」
 
という質問に対して、カンタンな英語で説明することができます。
 
日本の英会話スクールの先生などもそうです。基本的に、英語を教える先生というのは、むずかしい英単語をカンタンな英単語に置き換えてしゃべるのが得意です。
 
でも、ふうつの職業の人は、ネイティブであっても言葉の説明はできません。できないというより、してくれません。
 
分からないなら、もういいや!と会話が打ち切りになるパターンが多いのです。
 
ビジネスで英語を使う現場に行くと、英語を教えてくれる人はいなくなります。
 
たとえば、前回のストーリーでは、僕が電話で業者と話したときに、が「インボイス」という英単語を使ってきました。
 
僕がインボイスの意味を聞くと、相手は、
 
「インボイスはインボイスだよ!」
 
といった感じでキレ気味になり、そのままさっさと電話を切られてしまいました。
 
それだけではありません。
 
僕が電話越しのやりとりでしっかり聞き取れないのに対してイライラが伝わってくることが何度もありました。
 
僕が聞き返すと「チッ!」と舌打ちされたり、話の途中で「まあ、もういいです!」と言われてガチャッと切られたり・・・
 
最初の2週間くらいは、もうボロボロでした。
 
それもそのはず、彼らの仕事は僕に英語を教えることではないのです。
 
学校の先生は、英語を教えるプロです。
 
職場の同僚は、英語を教えることに関しては素人です。
 
あなたに英語を教えてお金をもらっているわけではありません。
 
学校の先生のような優しい態度を職場で期待していると、僕のように痛い目にあいます。
 
これは逆の立場になってみると分かります。
 
 

もし、外国人が部下になったら・・・

あなたの今の職場に外国人が来たと想像してみてください。
 
あなたは外国人の部下に指示を出します。
 
あなた「月の報告書の提出期限は毎月3日までだよ。」
 
相手「すみません、報告書って何ですか?」
 
あなた「え?あぁ、報告書ってのは・・・自分が今月やったことを書いた書類だよ。」
 
相手「すみません、書類って何ですか?」
 
あなた「書類ってのはさ、紙だよ!紙!分かる?毎月出す紙が報告書!!」
 
こんなやりとりをしていたら、あなたの仕事はちっとも進みませんよね。
 
教え方も雑になります。
 
「日本語をしっかり学んでから出直してこい!」
 
って叫びたくなるかもしれません。
 
このように、留学とビジネスでは、周りの人たちの僕に対する反応がまったく違うことに気づきました。
 
 

慣れの力

とはいえ、さすがに何度も痛い思いをしていると、だんだん同じミスを繰り返さなくなってきます。
 
「すべてを聞き取ろう!」と方に力を入れるのではなく、「必要な部分だけをすくい取ろう!」という、現実的で省エネ的な発想になってきます。
 
そして、これは僕ら日本人が日本語で無意識にやっていることなのです。
 
僕自身、カナダで働き始めた最初の2週間くらいは相手の英語を全部聞き取ろうとして、逆に集中力が切れて聞けなくなったりしていました。
 
でも、慣れて来るに従って、だんだん「省エネモード」で聞けるようになってきました。
 
そして、皮肉なことに、省エネモードの時の方が、相手の英語をずっと正確にラクに聞き取れるという現象が起きました。
 
・・・つづく。
 
 
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