From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※僕が英検1級に合格した後に、TOEICテストで満点を狙っていた頃のストーリーの続きです。
勉強したいジャンル(コピーライティング)が新しく加わったことで、僕は仕事以外の時間にTOEIC問題集を解く練習をやめました。
でも、まだ宝地図には、僕がTOEIC満点を取った時の「自作合成写真」が貼ってありました。
「別にTOEIC満点を取るために必ず問題集をやる必要はないのでは?英語トレーニングは続けるわけだし、ある程度の運はあるわけだから、とりあえず受験は続けよう!」
そう思って、TOEICの受験自体は、1ヶ月おきで続けました。
その一方で、僕はコピーライティングの知識とスキルを身につけることに、どんどんハマっていきました。
文章を書くというのは、奥深い世界です。
今、こうして毎日ブログを書き続けていられるのも、この時期にコピーライティングに出会ったおかげです。
ブログのライティング法を学んだのは、だいぶ後になってからなのですが、この時期に「ダイレクト出版」という教育機関に出会ったことが、僕の中で大きな人生の転換になりました。
僕が学んでいるコピーライティングのジャンル
僕が学んでいるコピーライティングは、正確には、「セールス・コピーライティング」というジャンルで、長い文章で商品やサービスの良さを余すところなく伝えるための文章スキルです。
たまに、セールス・コピーライティングと聞いて「心理操作をして無理矢理買わせる」みたいなイメージを持つ人がいますが、実は逆です。
セールス・コピーライティングは「真実」を伝えるスキルです。この商品やサービスを使うと、こんな未来が待っていますよ、という真実を分かりやすく伝えるスキルなのです。
一方で、「ウソ」を書いたり、「できない約束」をした場合は、「誇大広告」というジャンルになり、詐欺になります。
たとえば、よく男性雑誌の後ろの方にある、
「この不思議な石のブレスレットを買って腕につけるだけで、女性たちが向こうからたくさん寄ってきます」
みたいなことを書いてある広告は、けっこうグレーゾーンな気がします。どうも科学的な根拠がないように見えるからです。
この手の広告には、「いかにもモテなさそうな雰囲気の男性」の周りに、「モデルのような体型の美女たち」が水着姿ですり寄っている写真があります。
どう考えても、現実に起こらなさそうな映像です。たとえイケメン&金持ちでも、あんなシチュエーションを経験することはないでしょう。
TOEICの広告文が気になりだした!
コピーライティングを一生懸命勉強するようになってから、困ったことが起こり始めました。
TOEICのリーディング問題で、広告文が気になって集中できなくなってきたのです!
TOEICには、よくお店や通販サイトの広告文が問題に出てきます。
それらを読んで答えていくのですが、TOEICの広告文は、本物の広告ではありません。問題用に作られたものです。
でも、セールス・コピーライティングを勉強している僕の目には、その広告文の「穴」が見えてしまいます。
「あーー!!そこで価格の情報を持ってくるのはまだ早いでしょ!まだ商品の価値を十分に伝え切れてないじゃない!!」
「あーー!!そんなコピーじゃ伝わらないよ!もっと、これを買ったらどうなるのか?を想像させてくれないと!」
などと、ひとりで突っ込んでしまいます。試験中なのに!!
タイムオーバー
そんなことをやっているうちに、時間がどんどん過ぎていきます。
せっかく速読トレーニングで読みのスピードを上げて最後の問題までたどり着くようになったのに、広告問題でひとり突っ込みをして時間を取られてしまっては、また間に合わなくなります。
僕は、またもや、後半5~10問を「塗り絵」することになってしまいました・・・
・・・つづく。
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