【英会話とダンスの両立:ダンス編123】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
※僕が20代の頃ダンススクールに通っていた頃の体験談の続きです。ダンス編は毎週日曜日に更新中。
 

仲の良いダンススクール仲間が卒業していったことで、僕はダンスの楽しみが減ってしまいました。

同じような深い関係を築ける仲間を探そうとしましたが、そうカンタンではありませんでした。

さらに、付き合っていた彼女と別れて、プライベート全般が落ち目の状態でした。

「何か新しいことを始めたい。」

そう思い始めていたタイミングで、僕は英会話スクールに興味が出始めました。

きっかけは、ファッション雑誌を読んでいたときに見付けた白黒ページの記事でした。

そこには、

「女性に出会える習いごとランキング」

が載っていました。

自分が通っているHIPHOPダンススクールは、何位ぐらいなのかな?と見てみましたが、まったくの圏外でした。

おそらく、「女性と出会うために新しくHIPHOPダンススクールに通い始める」という発想になる男性は少ないのかもしれません。

では、上位は何だろう?

と思って見たら、なんと「英会話スクール」が2位にランクしていました。

ちなみに1位は、予想通りの「料理教室」でした。

試しに家の近くの料理教室を調べてみましたが、女性限定だったり、限定でなくても見学に行ったら男性がゼロだったりと、さすがに入りにくい雰囲気でした。

それに何より、僕は当時、料理にまったく興味がわきませんでした。

でも、英会話なら興味がありました。

ダンスと英会話の相性

ダンスと英会話は相性が良いです。

ダンス用語は、すべてカタカナ語です。

しかも、英語をそのまま輸入した言葉が多いので、そのままで通じます。
ダンス仲間とも、わざと挨拶を黒人風にして、

「ヘ~イッ!ワッツァップ?」

と言いながらハイタッチしたり、ハグしたりしていました。

もちろん、What’s up? の意味はまったく分かっていませんでしたが、ただダンス映画の中の黒人ダンサー達のセリフをマネしていた感じです。

さらに、ダンスの先生も定期的にニューヨークやロサンゼルスに短期留学して、技を磨いているのを見てきました。

マネごとではなく、本当の英会話ができるようになったら、カッコいいだろうな・・・

有名な黒人ダンサーが来日してワークショップを開いた時に、ちょっと英語で挨拶したり、話したりできたら、いいなぁ・・・

という意識は、どこかにありました。

だからこそ、僕は英会話をやろう!という気分になったんだと思います。
そこで僕は、ダンススクールに通いつつ、英会話も始めてみようと思いました。

ダンススクールと英会話スクールの両立

ダンススクールと英会話スクールの両立は、思っていたより難しくありませんでした。

当時はジーンズショップの店長としての仕事にもだいぶ慣れてきて、スタッフも定着して安定してきていたので、休みもちゃんと定期的に取れる状態でした。

平日2日間の休みを固定して、1日ずつダンスと英会話の習いごとを入れる形にしたら、割とムリなくいけました。

ダンススクールと英会話スクールは、それぞれ雰囲気が全然違って、新鮮で楽しく感じました。

英会話スクールとダンススクールの違い

英会話スクールは、老若男女幅広い人達が同じテキストを使って、同じクラスルームで学びます。

僕が入ったクラスには、最年少は女子高生から、最年長は60代でリタイア人生を楽しんでいる男性まで、幅広いキャラクターの人達がいました。

ダンススクールでは、女子中高生が9割だったので、英会話スクールの年齢層の幅広さは僕にとって新鮮でした。

また、ダンススクールはノリが良くて活発なキャラの人達が多い印象ですが、英会話スクールは落ち着いた雰囲気の中に、楽しさがある感じでした。

また、HIPHOPダンスはチョイワルな雰囲気がウリなので、服装もラフな格好をしている人が多いです。

でも、英会話スクールは仕事帰りのスーツ姿の社会人や、私服でも割とキチッとした服装をしている人も多く、まったく違う文化を感じました。
僕は英会話スクールに通い始めた頃は、ダンススクールの文化にどっぷり浸かっていたので、HIPHOP風の服装をしてレッスンを受けていました。
今思い返すと、おそらくかなり浮いていたと思います。

でも、英会話スクールの新鮮な雰囲気が楽しくて、

「通い始めて良かった!」

と思いました。

そして、この時期に英会話スクールに通い始めたことが、僕のダンス活動の方にも新しい可能性を与えてくれることになるとは、まったく想像していませんでした。

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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