【ダンス発表会のMCが自分にピッタリ合っていた理由:ダンス編132】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
※僕が20代の頃ダンススクールに通っていた頃に、初めて発表会のMCをつとめた体験談の続きです。ダンス編は毎週日曜日に更新中。

 

ダンス発表会のMCを初めてやってみたことで、僕は自分がダンスを始めたばかりの頃のようなワクワク感がよみがえってきたのを感じました。

あの頃は、すべてが新しい学びで、知らないステップを覚えるたびに、自分が1つずつレベルアップしていくのを感じました。

また、ストリートダンスの世界は「整備された道がない」というのもまた、僕にとっては楽しい要素になっていました。

ストリートダンスはアメリカのHIPHOPの文化から生まれたため、「自由度」を重視します。

もちろん、レッスンでは先生がいて、ちゃんとステップバイステップで教えてくれます。

だからと言って「これが正解だ!」という決められたメソッドが存在するわけではありません。

おそらく同じダンスでも、バレエのような伝統芸能では、

「腕と脚を上げる時の角度はこれが正しい」

というような、厳密な定義がある気がします。
(僕はバレエを習ったことがないので、何となくのイメージですが)

少なくとも僕が以前やっていた空手の世界には、厳密な「型」が存在しました。

そして、流派によって型が違うことが、個性になっていました。

型を崩してナンボの世界

一方で、ストリートダンスは、一応基本の型のようなものはあるのですが、それをいかに崩すか?自分オリジナルの雰囲気を出すか?ということを重視しています。

流派の違いではなく、個人が自分オリジナルの動きをした時に、高く評価されるのです。

しかも、そのタイミングが最初からでもOKなのです。

これが、武道の世界と違うところです。

武道の世界では、「守、破、離」という言葉が使われます。

①守=師匠の教えを厳密に守って、正しい型を身に付けるステージ

②破=少しアレンジを加えて、自分のやりやすい型に改造するステージ

③離=師匠から離れて、自分の流派を立ち上げるステージ

という感じです。

順番を飛ばして、いきなり「破」や「離」をやろうとすると、怒られます。

でも、ストリートダンスはこの順番がユルいのです。

最初から離をやっても、「おぉ!クールじゃん!」と評価されたりします。

流派の垣根を越えるとホメられる世界

また、ストリートダンスにはいくつか種類があります。

ヒップホップ、ブレイキン、ポップ、ロック、ハウス、ニュージャックスイングなど、色々あるのですが、それぞれがビシッと分けられた流派、というわけではありません。

これらのジャンルの垣根を越えて、自分の踊りに取り入れると、「おぉ!クールじゃん!」と高く評価されたりします。

この、自由にピースを組み合わせて良い雰囲気が、僕の性格タイプにピッタリハマッたのです。

ちなみに、僕の性格タイプは、以前の記事でご紹介した「ウェルスダイナミクス」の診断では、

第1プロファイル=スター

第2プロファイル=クリエイター

第3プロファイル=サポーター

となっています。

スターは、自分がスポットライトを浴びて注目を浴びたときに、力が湧いてくるタイプです。

クリエイターは、次々と新しいアイデアを思いつくのが大好きなタイプです。

サポーターは、人の背中を押して目的達成まで導くことに、やりがいを感じるタイプです。

これらの性格タイプを持つ僕にとっては、ストリートダンスはピッタリだったのです。

最初はステージに立ってスポットライトを浴びることが快感で、すごくモチベーションが上がりました。

その後は、自由な雰囲気の中で、自分が学びたいジャンルのダンスを、好きなように組み合わせて、思いついたアイデアを形にしながら、自分たちだけの振り付けを考えるのが、楽しくて仕方ありませんでした。

チームを組むようになってからは、最年長のリーダーとして、チームをまとめることにやりがいを感じました。

そして今、ダンス発表会のMCの役割は、この3つをすべてかけ合わせたスキルを生かせる場所だったのです。

MCは、3つの性格をすべて生かせる場

①まず最初に自分がステージ上っでスポットライトを浴び、そのライトを反射させるように、これから踊るダンサー達に向けます。(スター)

②MCのセリフは、自分でゼロから考えることができます。(クリエイター)また、その場の雰囲気で、お客さんのノリなどを見ながらアドリブを取り入れていきます。(スター)

③MCの役割は、発表会で全力で踊っているダンサー達を紹介して、場を盛り上げることで、応援する役割です。(サポーター)

これらの3つが組み合わさったポジションがMCでした。(もちろん、まだこの時期にはウェルスダイナミクスを知りませんでしたが、自分の性格に合うことは感じていました)

そして、自分の才能がピッタリ合う場所に身を置くと、周りの人たちから高く評価されることも分かりました。

ダンススクールのオーナーが僕に、

「これからはちゃんとギャラを払うから、毎回の発表会でMCをやってくれない?」

というオファーをくれたことで、自分のやっていることがどう評価されたのかを知ることができました。

でも、僕は何より自分自身がMCをやることを楽しんでいました。

お金がもらえなくても自然にやってしまうことが、自分の性格に合っていることです。

MCは僕にとって、まさにそんな位置づけの活動でした。

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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