【中南米のダンス・サルサの世界⑤:ダンス編140】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
※僕が20代の頃、初めてサルサダンスを経験した時の体験談の続きです。ダンス編は毎週日曜日に更新中。

 

初めてのサルサダンスのレッスンは、あっという間に1時間が過ぎてしまいました。

この1時間で気付いたことは、

・動きが違いすぎて、ヒップホップダンスで身に付けた技はまったく役に立たない。

・リズムの取り方も、ヒップホップダンスと違いすぎて、役に立たない。

・音楽が独特で不規則に聞こえるので、どこに一定のリズムがあるのか?自分の耳には全然聞こえない。

・初対面の女性といきなり至近距離で手をつないで踊るのは、かなり緊張する。

・常に男性が女性に合図を送ることで、女性はそれを受けて動きを変えていく仕組みらしい。

ということでした。

想像以上に、今自分が持っている技が使えなくてヘコんだのと同時に、ペアダンスにハマる人の気持ちが少し分かった気がしました。

「ムズカしいけど、これは、できるようになったら楽しそうだ!」

と思ったのです。

少し物足りなさを感じるあたりでレッスンが終わり、そのタイミングで先生が言いました。

「もし、もっとたくさん練習したい場合は、サルサダンススクールをやっていますので、見学に来てくださいね。体験もできますよ。」

そう言いながら、チラシを渡してきました。

これは有効な集客法だと思います。

僕のように、何も知らずに入ってきたお客さんに、半強制的に体験レッスンを受けさせて、サルサの世界へ引き込む手法です。

僕のこの日の心境の変化は、こんな感じでした。

心境の変化

①入り口で1,000円の入場料が必要と告げられる。

②せっかくここまで来たし、1,000円払いたくなくて変えるのもなぁ~と思う。

③とりあえず1,000円払って入る。

④サルサダンスの体験レッスンが無料で受けられると言われる。

⑤せっかく1,000円払ったんだし、元を取るためにやってみるか。と、あまり気乗りしない状態で体験レッスンを受ける。

⑥非日常的で情熱的なサルサダンスの世界に引き込まれる。

という流れです。

そしてさらに、この先に待ち構えている、もっと非日常的な、サルサの魅力を見せつけるパーティーが待っているとは・・・

サルサパーティー

体験レッスンが終わってしばらくすると、お客さんがわらわらと入ってきました。

いつものレギュラーメンバーとは違う人たちがたくさんいます。

日本人、外国人、男性、女性が入り混じっています。

日本人女性たちの多くは、どうやらサルサのスクールの生徒らしく、ドレスを着ている人もいます。

男性たちは、日本人も外国人も、アロハシャツのような南国風の服を着ています。

おそらく、南米のダンスの雰囲気に合わせているのでしょう。

年齢層は、パッと見は女性は20代~30代ぐらいがメイン。男性は、30代~40代ぐらいがメインに見えます。

かなりの人数です。

いつもこの外国人バーでは、お客さんの数は多くても20人ぐらいの印象です。

でも今回は、50人近くいるように見えます。

お店の中央スペースに置いてある机とイスを取り払って、ダンススペースにしているので、いつもよりたくさん人が入るようです。

お店のすみには、DJの人がいて、大きな音でサルサ音楽をかけ始めました。

すると、みんな慣れた足取りで、ダンススペースに入っていきました。

そして、めちゃくちゃスムーズに踊り始めました。

「おぉ!!これはスゴい光景だ!」

僕は驚きました。

広いスペースとはいえ、入っている人数も多いので、人同士のスペースはかなり狭いです。

そんな中で、10ペア以上の男女たちが踊っています。

しかも、動きは全員バラバラです。

その場の雰囲気で次の動きを決めながら踊っているからです。

なのに、隣の人や後ろの人たちに、まったくぶつからずに踊っているのです。

ヒップホップダンスの場合は、大人数で踊る場合は全員が同じ動きをします。

何度も練習して、ピッタリ呼吸を合わせた状態で踊るのが普通です。

でも、サルサダンスは「アドリブ性」を重視しているようです。

それぞれのペアがまったく違う動きをしています。

ペアごとに、女性がターンするタイミングも違えば、移動する方向も違います。

全員バラバラに踊っているのですが、まったくぶつからないので、フロア全体では協調性が取れているように見えるのです。

僕は、初めて見るこの不思議な光景に、圧倒されてしまいました・・・

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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