From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が20才の頃、「鉄工場の作業員」から、「アクション俳優」に転職しようと決めて、「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。
 
 
念願のアクションクラスが始まりました。
 
 
まず初日は、日本のアクション俳優にとって一番需要がある、「チャンバラアクション」を練習することになりました。
 
 
僕ら受講生には1人1人に木刀が渡されました。
 
 
木刀を手にするのは、高校の剣道部で使って以来なので、何年ぶりかです。
 
 
懐かしさと共に、「上下関係がめちゃくちゃ厳しかった部活の思い出」が蘇ってきました。
 
 

木刀アクション

先生は、木刀を使ったアクションを指導してくれました。
 
 
チャンバラアクションの場合は、刀同士をぶつけ合う時に「寸止め」するとウソっぽく見えるので、実際に当て合うそうです。
 
 
もちろん、全力で打ち抜くのではなく、「途中で止める感覚で、でもちょっとだけ浅く当てるぐらいの感じ」がちょうど良いと言われました。
 
 
 

素手のアクションとの違い

チャンバラアクションは、素手のアクションとの大きな違いがありました。
 
 
それは、基本的に戦っている最中には「刃は身体に当たらない」ということです。
 
 
戦っている最中は、「刀同士をぶつけあう動き」がメインになります。
 
 
刃が自分の身体に当たった時は、「死ぬ時」です。
 
 
これがもし、カンフー映画のような「素手の戦い」だったら、技が身体に当たっても、一発で死ぬ演技をすることは滅多にありません。
 
 
何発かパンチやキックを食らいながら、お互い少しずつダメージを受けていって、最後にどちらかがとどめを刺す・・・
 
 
という流れが一般的です。
 
 
でも、チャンバラアクションでそれをやったら、「不死身の肉体」になってしまいます。
 
 
何度斬られても立ち上がれる人なんていません。チャンバラアクションでは、
 
 
斬られるとき=死ぬとき
 
 
なのです。
 
 

素手のアクションの需要

僕は木刀を使った練習をしながら、これまでずっと感じていた疑問を休憩タイムに先生にぶつけてみることにしました。
 
 
僕:「先生、僕は以前、ジャパンアクションクラブのオーディションを受けたことがあります。」
 
 
先生:「おぉ!そうなんですね。本気ですね!」
 
 
僕:「はい!本気でアクション俳優になりたいと思っています!でも、ひとつ疑問があるんです。僕はジャッキー・チェンに憧れていて、素手のカンフーアクションができるようになりたいです。
 
 
でも、日本ではあまりそういうドラマや映画を見たことがないんですが、実際のところはどうなんですか?
 
 
それで食べていくことはできるんでしょうか?」
 
 
先生は、しばらく黙っていましたが、ゆっくり口を開きました。
 
 
先生:「これは、あくまで私の経験の範囲内ですが・・・正直、素手のアクションだけで食べていくのは難しいと思います。需要が少ないですからね。
 
 
日本で作られる映画やドラマのアクションシーンは、チャンバラか銃撃戦がメインなんです。だから、アクション俳優で食べていこうと思ったら、需要に合わせたスキルを身につける必要があります。」
 
 
僕:「そうなんですか・・・やっぱり・・・」
 
 
先生:「日本で唯一、素手のアクションで安定した需要があるのは、戦隊シリーズですね。○○レンジャーとか、仮面ライダーとか、ずっと続いているやつです。」
 
 
 
僕:「なるほど!確かに、レンジャーシリーズは僕が子供の頃からずっと続いていますね。」
 
 
先生:「ただ、あのシリーズは、ジャパンアクションクラブがほとんど独占しています。だから、もしそこを目指すなら、ジャパンアクションクラブに入るのがベストです。仕事を取れるかどうかは、事務所の力も大きく影響しますから。」
 
 
僕:「そうですか・・・別に僕は、かぶり物をして、戦隊アクションをやりたいわけでもないんですよね・・・顔出しして、カンフーアクションをやりたいんです・・・」
 
 
先生:「そうなると、思いきって日本を出て、香港で仕事を見つけた方が手っ取り早いかも知れませんね。」
 
 
僕:「ですよね~・・・僕も何となくそんな気がしていました・・・」
 
 
先生:「まあ、せっかくなんで、この5日間で学ぶ内容が自分に合うかどうか、ジャッジしながら受けてみてください。一応、このコースでは日本で需要のあるアクションのカテゴリーを練習しますんで。」
 
 
僕:「分かりました。ありがとうございました!」
 
 
正直に答えてくれた先生に感謝すると同時に、僕の中で薄々気付いていたことがハッキリして、アクション俳優への夢が、ちょっとしぼんでいくのを感じました。
 
・・・つづく。
 
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