【中南米のダンス・サルサの世界⑪ダンス編146】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
※僕が20代の頃、初めてサルサダンスを経験した時の体験談の続きです。ダンス編は毎週日曜日に更新中。

 

いよいよ、最後の3番目のスクールの体験レッスンに行くことになりました。

とりあえず、第1候補がすでに決まっているので、ここは確認する程度の軽い気持ちでいました。

スクールの場所も山の中なので、おそらく生徒数も少なく、年齢層も年配の人が多いだろうと思ったのです。

ところが、実際に現地まで車を走らせてみると、意外に市街地からアクセスしやすいことが分かりました。

確かに地図上では山の中ですが、道路が整備されている上に、信号がほとんどないので、スイスイ登っていけるのです。

駅前からの所要時間は、車で10分程度でスクールに着いてしまいました。

しかも、駐車場は無料です。ここもポイントが大きいです。

建物に着くと、プレハブのような簡易的な作りの建物の2階がスタジオになっているようでした。

1階は事務所のような感じで、周りにたくさん木材が並べてあります。

おそらくここは、本業は木材屋さんのようです。

僕の勝手な予想では、社長の趣味が社交ダンスか何かで、スタジオを2階に作って練習し、自分が使わない時間帯には他のダンスの先生たちにレッスン場として貸している・・・そんな感じがします。

こんな日本の山の中の木材屋さんの2階で、サルサダンスのレッスンが行われていることを、本場キューバ人が知ったらきっとビックリするでしょう。

そういえば以前、僕が通っていた空手道場も、スポーツ用品店の2階にあったのを思い出しました。

プレハブの2階で行われているダンスレッスンはそんなに期待できないだろうなぁ・・・

と思いながらドアを開けたら、良い意味で予想を裏切られる光景が広がっていました。

明るくてエネルギッシュな雰囲気

スタジオには、思った以上にたくさんの生徒がいました。

トータル20人ぐらいはいます。

生徒の年齢層も、今まで見てきた中では一番若いように見えました。

男女ともに20代なかば~30代前半が中心のように見えます。

みんな大きな声で雑談していているので、生徒同士の仲も良さそうです。

人数の多さと年齢層のせいか、スタジオ内の空気からエネルギーが伝わってきます。

スタジオ自体も新しく、隅々までピカピカです。

新築の家のような木材の臭いがしていました。

蛍光灯もたくさん付いていて、すごく明るくて良い感じです。

さらに、建物を外から見た時よりも、中は奥行きがあって広く、開放感のある空間です。

全身を映せる鏡も、惜しみなく3面に貼られていました。

(小さなスタジオだと、鏡は正面の1面しかないことが多いです)

おそらく、山の中&プレハブという、土地代や建物のコストがかからないからこそ、実現できる環境かもしれません。

また、もしここが木材会社の社長の趣味で作られたとしたら、おそらくビジネスでやっているスタジオよりも、こだわって細部までコストをかけて作り込んでいる可能性もあります。

本業が木材屋さんなら、建物の素材も一部は自社の木材を使うことで、コストダウンもできます。(すべて僕の勝手な想像ですが)

とにかく、新しくて明るくてキレイな空間と、自分と年齢が近い生徒たちが多いことで、僕は一気にモチベーションが上がりました。

明るくてエネルギッシュな先生

生徒の輪の中で一番大きな声で笑っていた20代なかば~後半ぐらいに見える女性の1人が、僕の方に近づいてきました。

女性:「体験の生徒さんね、よろしく~!」

僕:「あ、よろしくお願いします。もしかして、先生ですか?」

先生:「そうよ。見えないでしょ?でも先生なのよ~」

確かに、年齢的にも雰囲気的にも、先生というより生徒寄りな感じです。

でも、先生からは何となく自信とオーラが放たれているのを感じました。

先生:「最初に言っとくけど、私はいい加減な性格だからさ。あんまり細かいケアとかできないかも。でもみんな優しいから、分からなかったら教えてくれると思う。ね、みんな?」

他の生徒たち:「は~い!任せてください!」

今まで見学に行ったスクールでは感じたことのない、先生と生徒の不思議なノリに、僕は驚きながらも楽しくなってきました。

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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