【中南米のダンス・サルサの世界⑫ダンス編147】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
※僕が20代の頃、初めてサルサダンスを経験した時の体験談の続きです。ダンス編は毎週日曜日に更新中。

 

3つ目のサルサダンススクールを見学に行った僕は、予想外の雰囲気に驚きました。

先生が若くて元気が良く、声が大きくてすごいエネルギーが伝わってきました。

さらに、いい加減な性格だと自分で言っていて、確かにそんな雰囲気が伝わってきます。

もしかして、先生はダンスだけではなく、南米の文化まで取り入れているのかもしれません。

レッスンが始まると、先生はすごく大きな声で指導を始めました。

音楽も大ボリュームの爆音で、先生の声もそれに負けないぐらい爆音です。

山の中のプレハブ小屋なので、音漏れを気にしなくて良いのかも知れません。

先生はレッスン前の宣言通り、体験レッスン中の僕のケアはほとんどしませんでした。

「分からないことがあったら、周りの人たちに聞いてね」

という言葉通り、僕は周りの人たちに聞いてみました。

みんな優しく教えてくれて、とても良い雰囲気です。

これまでに見学した2つのスクールと違って、僕と年齢が近そうな男性がクラスメイトに何人かいて、僕に男性用のステップを教えてくれました。

男女逆のステップ

僕はここで気付いたのですが、「ステップのやり方を教わるのは男性の方が良い」うことです。

サルサは男女向かい合って踊るペアダンスです。

向かい合って踊るためには、お互いのステップの順番が逆になります。

女性が前にステップした時には、男性は後ろにステップします。

男性が前にステップした時には、女性は後ろにステップします。

また、踊りながら常に手をつなぐのですが、その時の手の出し方も男女真逆です。

すべての動きが鏡映しのように真逆なのです。

これが、HIPHOPダンスとサルサの最大の違いです。

HIPHOPダンスは全員が同じ方向を向いて踊るので、全員の動きが同じです。

これまでの2つのスクールの体験レッスンでは、一緒にペアを組んだ女性たちが僕に色々教えてくれました。

でも、サルサでは男女で動きが真逆なので、

「え~と、男性は左からなんですよね。ということは・・・こうです。あ、間違えた、逆だ!こうですね。それで手は逆だから、え~と・・・」

というように、けっこう教えづらそうでした。

先生は教え慣れているので、男性女性ともに教えられますが、生徒同士(男女)で教え合うのは難しいと感じます。

やはり、男性生徒同士で教え合った方が効率が良さそうです。

今、体験レッスンを受けている3つ目のスクールは男性生徒が多く、先生も放任主義なので、僕が男性生徒に教えてもらいやすい環境だと気付きました。

部活のようなノリ

先生と生徒との距離が近くて、部活のようなノリです。

レッスン中にも黙々と練習するのではなく、みんな声が出ています。

先生に質問したり、生徒同士がおしゃべりしたりする雰囲気です。

これはおそらく、先生のキャラと生徒の年齢層の違いだと思います。

他の2つのスクールは、「大人のレッスン」という感じです。

しっとり静かに練習したい場合には、向いていると思います。

今のスクールは、先生や生徒同士でコミュニケーションを取りながら、ワイワイやりたい人に向いています。

僕は性格的にもワイワイ派なので、年齢が近い人たちに混じってコミュニケーションを取りながら学べるこの環境が、とても気に入りました。

レッスン時間は楽しくて、あっという間に過ぎていきました。

レッスンが終わる頃には、僕はこのスクールに通うことを決意していました。

このスクールに通うことで、新たな世界が開ける気がしたのです。

それまで僕が楽しんできたHIPHOPダンスの世界は、生徒が10代前半~後半の人たちが中心でした。

年の離れたY君やウッチーと交流するのが、楽しくてたまりませんでした。

でも、仲の良いメンバーはみんな地元を離れて新しいステージに行ってしまったので、ちょっと寂しさを感じていました。

20代後半になっていた当時の僕には、サルサダンスは新しく入っていくのに最適な場所でした。

僕は、また新しいコミュニティーが見つかったと感じて、ワクワクしてきました。

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

p.s.今回のブログは息抜き記事ですが、あなたに英語のお悩みがある場合はこちらの動画セミナー一覧が役に立つかもしれません。

※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
    ↓↓↓

 

 

From  師範代Shinya(新村真也)

やり直し英語達成道場 師範代)

※もくじは、こちら

自己紹介は、こちら

こちらですアップ

 

 

 

 

 

師範代Shinyaの書いた本

↓↓↓

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください