【大人の平均勉強時間は、週にたった○○分？！英語学習者が少数派のトップになれる理由②】

（→前回のつづき）

前回の記事では、「日本人の１週間の平均勉強時間が7分」というデータをお伝えしました。

ちなみにこれは学生を抜いた数字ですが、もし学生を入れた場合でも、週の平均勉強時間は「13分」とのことです。

これは僕の肌感覚ですが、日本の社会人の勉強時間が少ないのは、労働時間の長さとも関係していると思います。

残業で長時間働くと、家に帰ってからの時間は脳のスイッチがオフになってグッタリしてしまい、勉強する気力が無くなってしまいます。

僕はこれまでに800人以上の英語学習者を見てきましたが、人によっては1日のスケジュールがパンパンで、家に帰ってからでは英語学習を入れる余地がまったくないケースがありました。

そこで、通勤途中の時間帯に入れ込んだり、昼休みなどのちょっとしたすきま時間などにできる勉強メニューを提案して工夫しました。

それでも日によっては疲れて電車の中で寝てしまい、勉強できなかった・・・という報告を受けることが何度かありました。

こういうライフスタイルでは、勉強時間を捻出するのは難しいと思います。

僕自身もジーンズショップの店長として長時間労働を何年間もしていたので、帰ったらグッタリしてしまう気持ちがよく分かります。

特に棚卸しの時期などは、自分の店だけではなく他店の応援にも行かなければなりませんでした。

棚卸しのハシゴをしていると、仕事が終わるのが夜中の２時になることも、定期的にありました。

こういう忙しい時期は十分な勉強時間が取れなくて、イライラしたのを覚えています。

日本の社会人が勉強時間を捻出するのは、本当に大変です。

だからこそ英語学習者はスゴい

そんな状況の中で、英語学習を続けている人は本当にスゴいと思うのです。

日本人の平均勉強時間が週７分のところを、1日30分とか１時間とか、人によっては2時間以上勉強していることもあります。

僕もそうでしたが、1度習慣にしてしまうと割と自然に続けられるものです。

ジーズンショップの店長時代に、長時間労働をしつつ勉強を続けた過去の自分に、エールを送りたいと思います。

そして今、頑張って勉強を続けているあなたも、自分にエールを送ってあげてください。

松竹梅プラン

僕がよく英語学習者の方にオススメしているのが、「松竹梅プラン」です。

松＝これだけできたらベスト！と言える勉強時間

竹＝ベストではないけど、まあ満足できる時間

梅＝足りないとはいえ、最低限これだけできたらＯＫ！の勉強時間

この３つを設定した上で、どんなに忙しい日でも「梅プラン」ができたら自分をホメる！という方法です。

人は自分で決めたことができないと罪悪感を持ってしまい、自分を責めてしまいがちです。

もしプランが「松」しかないと自分を責めることが多くなり、苦しくなってしまいます。

そこで、どんなに忙しくても最低限これだけやる！という「梅」があることで、英語学習を続ける習慣ができるのです。

そして今回の「日本人の平均勉強時間データ」を元に、この梅の時間を「７分」に設定してみることをオススメします。

1日７分だったら、何とかできる気がしませんか？

家に帰ってからが厳しいなら、仕事中や通勤途中ののちょっとしたすきま時間を足して7分にするだけでも良いのです。

１日７分やったら、それだけで日本人平均の「7倍の長さ」を勉強していることになります。

何と言っても、日本人の平均は「1週間で7分」なのですから。

1日7分やったら、「私はスゴい！7倍ガンバった！」と声に出してみてください。

続けるうちに「できる自分」というセルフイメージができあがります。

すると、そのイメージに沿って行動するようになります。

つまり、勉強時間を伸ばすモチベーションが自然に沸いてくるのです。

そのうち、竹プラン、松プランも自然にこなせるようになるでしょう。

ちなみに僕の今のメニューは、

①音読×30分

②オンライン英会話×25分

をベースにしています。

後は時間を決めずに、海外のＹｏｕＴｕｂｅ動画などをリスニングする練習を自由に足しています。

最低限①と②だけを週６回やり、週１日は完全に英語から離れるようにしています。

あなたもぜひ、今やっているトレーニング内容をこのブログ記事にコメントで書いてみてください。

自分自身の記録が目的なので、コメント入力作業が面倒なら、紙に書くだけでもＯＫです。

大事なのは、後から見えるように記録することです。

今日も１日、「最低7分以上」を目指して一緒に英語を勉強しましょう！

（完）

参照した記事はこちら↓↓↓