【中南米のダンス・サルサの世界30ダンス編165】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
※僕が20代の頃、初めてサルサダンスを経験した時の体験談の続きです。ダンス編は毎週日曜日に更新中。

 

自分が派手な動きをして、スポットライトを浴びることができない。

これは、当時の僕にとっては、サルサダンスへのモチベーション低下の原因になりました。
男女で役割がビシッと分かれているサルサダンスの世界では、

「女性役が楽しくて気持ちいいから、自分は女性役で踊ります!」

というわけにはいきません。

今はジェンダー問題の意識が高まっているので、サルサ界がどうなっているのか分かりません。

でも当時は、男性が女性役で踊ることはNGな雰囲気がありました。

それに僕は、女性的な踊りをしたかったわけではありません。

ただ、サルサダンスの楽しさを最大限味わえるのは、女性役だと思ったのです。

1度、レッスンで女性役を味わってしまったからこそ気付いたことですが、それ以来「男性役のリードスキルをいくら磨いても、自分が派手な動きはできない」と思うようになりました。

もちろん、キューバの一流先生レベルまで高めれば、男性も派手な動きを取り入れてショーをすることができるかもしれません。

でも、そこまで行くには何十年かかるのやら・・・という感じでした。

唯一のモチベーションは、当時付き合い始めたばかりの彼女と一緒にサルサダンスのレッスンを受けていたことでした。

「同じ趣味を彼女と一緒に楽しむ」というのは、実は僕の長年の夢でした。それまでお付き合いした女性とは、まったく趣味が合わなかったからです。

その願望がせっかく叶ったのに、肝心のサルサダンスへの情熱が自分の中で燃え上がらないのが、困ったことでした。

そこで僕は、派手で華やかな気分を味わってモチベーションを上げるために、毎月開かれるサルサパーティーへ繰り出すことにしました。

派手なパーティー会場

会場は、外国人が集まるバーです。

「外国の雰囲気+サルサダンス」という組み合わせは、強烈な異国情緒を感じることができて、刺激的な空間でした。

サルサパーティーが開催されるたびに地元で認知度が高まっていき、どんどんお客さんが増えていきました。

それにつれて、外国人のお客さんの比率も高くなっていきました。

パーティーでは、ふだんのレッスンとはまったく違う雰囲気になります。

ふだんのレッスンでは、みんな汗で汚れても良いように、上はTシャツに下はジャージかスウェットを着て、ラフな格好です。

でも、パーティーではみんな気合いを入れてきます。

女性は派手なドレス、男性はアロハシャツ(これが定番みたいです)を着てきます。

僕はアロハシャツを持っていなかったので、HIPHOPダンスで着ていたオーバーサイズの服を着ていきました。(今思い返すと、場違いな服装でした。)

パーティーには先生も来ることがありますが、ふだんのレッスンでは初心者に合わせて動きを抑えている先生が、本気モードで踊る姿を見れるので、圧巻です。

女性の先生が本気を出すと、アクロバティックで派手な動きの連発で、みんなを引きつけます。

この非日常空間を味わうことが、僕にとってサルサダンスのモチベーションアップにつながるのです。

聞き慣れた声の英語が

たくさんの人たちでギューギューの空間から、ふと聞き覚えのある男性の声で話す英語が聞こえてきました。

「オーイェー!」

「アーハー!」

という、大きな声です。

いかにも「英語を話せている感」の漂うリアクションの声でした。

ぬぬ?この声は?まさか!!

声の主をたどると、若いイケメンが外国人と話している姿が目に飛び込んできました。

僕:「あー!!ウッチー!!」

ウッチー:「え?新村さん?!」

十数年後に僕のYouTubeチャンネルで「瞬間英作文チャレンジ企画」に出演してくれることになる、元 HIPHOPダンス仲間のウッチーとの再会でした。

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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