【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編20】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
僕が23才の頃、服飾系の会社へ転職するために「カラーコーディネーター」の資格を取ることにした話の続きです。
 
 
いよいよ、テスト本番の日がやってきました。
 
 
この半年間学んだことの成果を出す日です。
 
 
僕はこれまで、「過去問をカリカリ解く」ようなテスト勉強はしませんでした。
 
 
学生時代にテスト勉強が苦手で、高卒で働き始めた僕にとっては、どうしても「受験勉強スタイル」が性に合わなかったのです。
 
 
でも、資格スクールで先生が毎週出すプチテストなどは、授業の中で受けていました。
 
 
そして、それなりの点数は出ていました。
 
 
また、授業でやった内容は毎日の音読のおかげでほぼ頭に入っていました。
 
 
今まで習った範囲で問題が出るなら、どんな出題形式でも解ける自信がありました。
 
 

試験会場へGO!

僕は、クラスメイトのKさんとMさんと一緒に、会場の学校まで歩いて行きました。
 
 
会場は、ファッション系の専門学校の校舎でした。
 
 
僕は学生時代はまったくファッションに興味がありませんでした。
 
 
東京の演技スクールに通うようになってからは、ダンスの先生の影響を受けて、ちょっとファッションに興味を持ち始めました。
 
 
東京に通っているうちは、一度だけ原宿エリアに買い物に行ったりしました。
 
 
でもあまりの価格の高さに撃沈し、その後は通販の安い服を見つけてそっちに流れていきました。
 
 
カラーの勉強を半年間続けた今でも、自分のファッションには自信がありません。
 
 
そんな僕にとって、このファッション系専門学校の校舎は、まるでお門違いの場所に感じられました。
 
 
建物の外観のデザインからして、普通のビルではないオシャレ感が漂っています。
 
 
中に入ると、らせん階段で上の階に登るスタイルで、いかにも「インテリアにこだわっている」といった雰囲気でした。
 
 
 

ファッションを学ぶ生徒たち

校舎内には、10代後半~20代前半の男女がひしめいていました。
 
 
おそらく、この専門学校の生徒が大半だと思われます。
 
さすが服飾系の専門学校だけあって、みんな超オシャレな格好をしています。
 
 
オシャレ過ぎて、どこがカッコいいのか?どこがカワイイのか?僕にはあまり理解できません。
 
 
僕は、初めて原宿に行った時のことを思い出しました。
 
あの時にも、「うわぁ~みんなカッコいいなぁ!」とは思いませんでした。どちらかというと、
 
 
「う~ん、みんなすごい奇抜な格好してるなぁ・・・これがオシャレってやつなのか。よく分からん。」
 
 
というのが本音でした。原宿の人達が着ている服を見て、「自分もマネしたい!」とは思いませんでした。
 
 
今回の専門学校生たちも、そんな感じです。僕にはまったく別世界の住人に見えます。
 
 
学校の廊下には、服を着たマネキンがズラッと並んでいます。
 
 
各マネキンの前には「○○学科の○○さん作成」と、作った人の名前が書いてありました。
 
 
どのマネキンの服も、かなり奇抜です。
 
 
普通にこれを着て静岡の街中を歩く度胸は、僕にはありません。
 
 

パリコレ

よく、世界のトップブランドの新作が披露される「パリコレクション」などのイベントでは、最先端のファッションアイテムが発表されます。
 
 
僕はテレビなどでパリコレのワンシーンを何度か見たことがありましたが、あまりにも奇抜過ぎて理解できませんでした。
 
 
こんな服を着て街を歩く人いるの?
 
 
と首をかしげたくなるような、「薄くてペラペラの服」「ジョークにしか見えない、めちゃくちゃなデザインの服」が多くあって、ぜんぜん参考になりませんでした。
 
 
見る人が見れば、「ワオ!なんて最先端なんだ!オッシャレ~!」となるのかもしれませんが、僕の目には、「わざとメチャクチャな服を作って笑いを取りに行っている」ようにしか見えませんでした。
 
 
でも、最先端を突き詰めると、こうなるのかもしれません。
 
 
そもそも、街中で今みんなが着ているような服を作っても、「他のブランドのマネごと」になってしまって
評価されない世界なのでしょう。
 
 
この専門学校の生徒の作品にも、似たようなところがあるのかもしれません。
 
 
僕が今から受けようとしているテストは、こういうファッション系の学生たちが受けるテストなんだな、と気付きました。
 
 
僕はビジネススクールに通って社会人と一緒に学んでいるので全然気付きませんでしたが、おそらく受験者の多くは「ファッションデザイナーの卵」みたいな人達なのかもしれません。
 
 
僕は、「とんでもないところに来てしまった!」と感じました。
 
 
・・・つづく。
 
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